日本共産党 前箕面市会議員 名手ひろきのブログ

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前箕面市会議員の名手ひろき(宏樹)のブログです。

市消防職員募集と自衛官募集の一体のチラシの配布などに抗議の申し入れ

2014年08月28日 22時29分00秒 | 日本共産党
8月28日(木)

市消防職員募集と自衛官募集の一体のチラシの配布などに抗議の申し入れ

 このブログでも11日付けで書いてきましたが、28日、箕面市の秘書課に日本共産党箕面市会議員団として、箕面市長あてに「箕面まつりパレードに自衛隊音楽隊の参加、消防署駐車場で自衛隊装甲車・ジープの展示、市消防職員募集と自衛官募集の一体のチラシの配布に抗議の申し入れ」をおこないました。以下ご紹介します。

箕面市長 
倉田哲郎様

箕面まつりパレードに自衛隊音楽隊の参加
消防署駐車場で自衛隊装甲車・ジープの展示
市消防職員募集と自衛官募集の一体のチラシの配布に
抗議の申し入れ
                       2014年8月28日
                       日本共産党箕面市会議員団

7月27日の箕面まつりパレードに、今回初めて陸上自衛隊第三音楽隊が吹奏楽行進し、参加しました。箕面まつりの2日間、自衛隊は、消防本部の来客用駐車場をブースとして借り、装甲車とジープを展示しました。

また、自衛隊は、箕面市消防職員募集と自衛官募集の両方を合わせて一体に掲載したチラシを自衛隊の経費で作成し、自衛隊独自の募集チラシ、ポケットティシュと一緒にパレード当日、沿道で見物の市民に配布しました。さらにポスターも自衛隊の経費で作成し公共施設に掲示しました。

自衛官募集と消防職員募集の一体の3種類のチラシに市民の中には「自衛隊の写真は銃を構えた進撃そのもの、消防の『市民のいのちをまもる』『共に守る』と『共通』でくくるのは無理がある」「海外で戦争する国につながる集団的自衛権行使容認の閣議決定に国民の反対世論が高まっているのに、国の動きに乗じたもので容認できない」「憲法遵守の地方自治体の役割に照らし市のやり方は配慮を欠く」「まつりという場に、市が一方的な宣伝の持ち込みを許すべきではない」「自治体として不適切なビラだ」など市民の様々な声が寄せられています。

また、地域によっては「チラシ、テイッシュなど3点がポストに入っていた」家庭もあり、7月1日の「集団的自衛権行使容認の閣議決定」直後に自衛隊募集はがきが高校3年生に送付されたことに対しても怒りや不安が寄せられています。そのうえに今回の「消防職員と一体となった自衛隊の採用・募集チラシ」の配布に「常軌を逸脱したもの」との声も寄せられています。

日本共産党市会議員団は、今回の事態を市として容認したことに抗議をするものです。日本国憲法に基づき住民自治をおこなう自治体として容認すべきではないと考えます。
今後、市として「自衛隊のパレード参加は認めない」「自衛隊の宣伝ブースとして消防署駐車場利用は行わせない」そして「市消防職員募集と自衛隊員募集の一体のチラシの作製と配布を認めない」ことをもとめるとともに、今、公共施設にあるチラシポスターを撤去することを求めるものです。 
                              以 上