10月6日(土)
箕面市議会本会議で、自民・公明・政友・維新が賛成し
小学校5・6年の英語のテストを
箕面市の独自の学力テストのステップアップに導入する予算を可決
日本共産党は反対! 名手が反対討論 2018年10月3日
補正予算の反対の
2点目に、箕面学力・体力・生活状況総合調査実施事業 82万5千円 採点委託費 82万5千円が計上されています。
来年から小学校5・6年の英語のテストを
箕面市の独自の学力テストのステップアップに導入して採点するもの
H32年から小学校5・6年生の英語の正式教科化に先駆けて、H31年、来年から小学校5・6年の英語のテストを箕面市の独自の学力テストのステップアップに導入して採点するものです。これまで6年すすめてきた箕面市独自の学力調査にさらに英語の成績をインプット、入力してゆくものです。
英語を学力テストの一環に組み込んで、評価、競争の一つの指標とする
正式教科化のテストは、小学校英語のテストでも「聞く、読む、書く」力の測定で行われ、「文書記述が望ましい」とされていますが、現場では、「楽しい英語」「楽しくなければ、英語の情業ではない」と英語の導入を進めてきたのではなかったでしょうか?ゲーム感覚が大半で、リーデイングカードで単語示すなどです。「読む、書く」など来年からテストで行うのは、結局、強化科に先立ち、英語を学力テストの一環に組み込んで、評価、競争の一つの指標とする、ステップアップテストの本質です。このテストで今後、英語の成績が伸びたとか伸びなかったとか判定してゆこうというのがねらいです。
学力調査の結果を、今年4月から、校長から現場の教員に示す
私たちは、これまでも箕面市の独自の学力テストであるステップアップ調査は、学力競争や現場教員の教える内容まで規定してゆく教育の自主性を否定してゆくもの、そのことに繋がるとして反対してきました。
この学力調査の結果を、今年4月から、校長から現場の教員に、前年に比べて成績が上がったのか、下がったのか示しています。「教師、担任の成績、判定に使われることはない」と答弁しましたが、教育は、1つのテストの成績や、単にその年度の点数だけで、図りえないものです。
転勤してきて半年、間もなくでテストがおこなわれ、自分が教えたために成績が上がったのか、授業だけでなく、塾やテストのための勉強をしたのかでもテストの成績は違ってきます。一生懸命、現場で教えて成績が下がり、それだけで評価されれば、教員は教育活動のモチベーションが下がることにもなるのです。
大阪府の評価育成システムでは、教職員の評価はボーナスにも反映
さらに、現在、実施されている大阪府の評価育成システムでは、教職員の評価をSS、S、A,Bとランク分けして、その評価はボーナス給与にも反映されるものになっています。「府が進める教職員の評価育成の評価とステップアップは全く別のもの」としていますが、全国学テストなど同様に大規模に、一斉に行い結果を点数化する、そのことを、各教職員に公表してゆくことになれば、心理的に圧力となってゆくことは明らかです。
文科省の担当でさえ「序列化や過度な競争が生じないよう配慮」と
全国学力テストの結果を教員の評価に反映させることを検討している大阪市長に、文科省の担当でさえ「学力で測定できるのは、学力の特定の一部分で、教育活動の一側面でしかない。結果の扱いは、序列化や過度な競争が生じないよう配慮すべきだ」と危ぶんでいます。
民間の教科書会社のテストが、教育の自主性をないがしろにしてゆく
テストを行い、点数化され、評価がだされれば、心理的に供させられ、誘導されるのも現実です。しかも問題は、民間の教科書会社が作成した東京書籍の出題であり、現場の教職員の教育への自主性をないがしろにしてゆく。英語でさらに、ステップアップテストを拡大してゆくことには反対です。
以上、補正予算への反対討論といたします。
箕面市議会本会議で、自民・公明・政友・維新が賛成し
小学校5・6年の英語のテストを
箕面市の独自の学力テストのステップアップに導入する予算を可決
日本共産党は反対! 名手が反対討論 2018年10月3日
補正予算の反対の
2点目に、箕面学力・体力・生活状況総合調査実施事業 82万5千円 採点委託費 82万5千円が計上されています。
来年から小学校5・6年の英語のテストを
箕面市の独自の学力テストのステップアップに導入して採点するもの
H32年から小学校5・6年生の英語の正式教科化に先駆けて、H31年、来年から小学校5・6年の英語のテストを箕面市の独自の学力テストのステップアップに導入して採点するものです。これまで6年すすめてきた箕面市独自の学力調査にさらに英語の成績をインプット、入力してゆくものです。
英語を学力テストの一環に組み込んで、評価、競争の一つの指標とする
正式教科化のテストは、小学校英語のテストでも「聞く、読む、書く」力の測定で行われ、「文書記述が望ましい」とされていますが、現場では、「楽しい英語」「楽しくなければ、英語の情業ではない」と英語の導入を進めてきたのではなかったでしょうか?ゲーム感覚が大半で、リーデイングカードで単語示すなどです。「読む、書く」など来年からテストで行うのは、結局、強化科に先立ち、英語を学力テストの一環に組み込んで、評価、競争の一つの指標とする、ステップアップテストの本質です。このテストで今後、英語の成績が伸びたとか伸びなかったとか判定してゆこうというのがねらいです。
学力調査の結果を、今年4月から、校長から現場の教員に示す
私たちは、これまでも箕面市の独自の学力テストであるステップアップ調査は、学力競争や現場教員の教える内容まで規定してゆく教育の自主性を否定してゆくもの、そのことに繋がるとして反対してきました。
この学力調査の結果を、今年4月から、校長から現場の教員に、前年に比べて成績が上がったのか、下がったのか示しています。「教師、担任の成績、判定に使われることはない」と答弁しましたが、教育は、1つのテストの成績や、単にその年度の点数だけで、図りえないものです。
転勤してきて半年、間もなくでテストがおこなわれ、自分が教えたために成績が上がったのか、授業だけでなく、塾やテストのための勉強をしたのかでもテストの成績は違ってきます。一生懸命、現場で教えて成績が下がり、それだけで評価されれば、教員は教育活動のモチベーションが下がることにもなるのです。
大阪府の評価育成システムでは、教職員の評価はボーナスにも反映
さらに、現在、実施されている大阪府の評価育成システムでは、教職員の評価をSS、S、A,Bとランク分けして、その評価はボーナス給与にも反映されるものになっています。「府が進める教職員の評価育成の評価とステップアップは全く別のもの」としていますが、全国学テストなど同様に大規模に、一斉に行い結果を点数化する、そのことを、各教職員に公表してゆくことになれば、心理的に圧力となってゆくことは明らかです。
文科省の担当でさえ「序列化や過度な競争が生じないよう配慮」と
全国学力テストの結果を教員の評価に反映させることを検討している大阪市長に、文科省の担当でさえ「学力で測定できるのは、学力の特定の一部分で、教育活動の一側面でしかない。結果の扱いは、序列化や過度な競争が生じないよう配慮すべきだ」と危ぶんでいます。
民間の教科書会社のテストが、教育の自主性をないがしろにしてゆく
テストを行い、点数化され、評価がだされれば、心理的に供させられ、誘導されるのも現実です。しかも問題は、民間の教科書会社が作成した東京書籍の出題であり、現場の教職員の教育への自主性をないがしろにしてゆく。英語でさらに、ステップアップテストを拡大してゆくことには反対です。
以上、補正予算への反対討論といたします。
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