人形町で最も有名な『親子丼』は玉ひでであるが、現在建て直しをしていてイートインで食べるしかない。ただ、他にも『鶏三和』『花』『ぼんぼり』『お喜楽』などたくさんある。
今日お邪魔したのは『灯り家』さん。ランチは親子丼をはじめ鶏を使った焼き鳥丼、炭火塩焼き丼、カツ丼、唐揚げカレーなどのラインナップ。また、比内地鶏の極上親子丼は1500円、大山鶏の究極親子丼は1000円、これにはサラダとスープがついている。やはりグルメは『極上』と言いたいところだが、財布と相談して『究極』をお願いする。
店内は広々していて広いテーブルをアクリル板で仕切った席に座るが左右誰も来ないのでゆったりしている。フロアの女性は元気一杯、入口が開くと冷たい空気が入ってくるのが玉に瑕である。
待つこと7、8分、お盆に丼、サラダ、スープが乗せられて出される。珍しく丼に蓋がしてあるが、まずはサラダから頂く。
刻みキャベツに市販のフレンチドレッシングを掛けたもの。ただ、生野菜を取れるのは嬉しい。
蓋を取るとアツアツの親子丼、卵の状態は半熟、トロトロ具合がちょうどいい。鶏肉の塊もちらほら、シコシコと弾力があり、大山鶏も十分美味い。ご飯の量も玉ひでよりはたっぷり。100円支払えば大盛もできる。
七味をたっぷり掛けた上で木の匙でフーフー言いながら頂くが、寒い日には持ってこいのメニューである。
ワカメの入ったお汁はすこし生姜の香りがしてホッとする味付け。入口が開くたびに寒い風が入ってきてもこの温もりで癒される。
夜は鳥料理でメインは焼き鳥、鶏に関してはよく知っているお店の親子丼は美味しかった。ご馳走さまでした。
灯り家
中央区日本橋小舟町11ー7
0336390878