hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

雁坂トンネルを抜けて甲斐国へ〜1泊2日の夏休み旅行⑦

2022-09-01 05:00:00 | 旅行
国道140号(彩甲斐街道)を走ると道が二又に分かれるが、これを右手の方に行く。少し小高くなった場所に『彩甲斐街道 出会いの丘』という休憩所が整備されている。売店などはない。

元はトンネル掘削の土砂捨て場だったが、豆焼川を渡る豆焼橋の袂にあり、24時間利用できるトイレや休憩室に整備された。ハ風山へのハイキングコースの起点でもあるが、眺めは樹木が生い茂り、豆焼橋も途切れ途切れにしか見えない。



広場には埼玉県防災ヘリコプター墜落事故(2010年7月、あらかわ1号)の慰霊碑もある。

再び国道140号に乗り、雁坂トンネル方面に行く。まずは奥秩父トンネル、さらに雁坂トンネルを抜けて山梨県境を越える。雁坂トンネルは全長6625mあり、一般国道のトンネルとしては東京湾アクアトンネルに次ぐ2位の長さを誇る。1988年に着工、1998年4月に供用を開始した。トンネルで繋がる以前の埼玉県〜山梨県は雁坂峠を越える登山道しかなく、大きく迂回するしかなかったが、開通により、利便性が図られた。

トンネルはかなり長く感じる。トンネルを出ると急に左右に曲がり、道の駅みとみが出てくる。山梨県の名産はと思い物産店に入るが、埼玉県と殆ど変わらず、果物は桃と葡萄、野菜はトウモロコシと白瓜、きゅうり、じゃがいもなど。この辺りもまだ標高1000m位あり、気温も20℃くらいと過ごしやすい。



少し走ると広瀬ダムが出てくる。もちろんダムカードをもらうべくダム管理事務所に行く。広瀬ダムは1969年に着工、1975年に供用が開始された富士川水系笛吹川を堰き止めた。長さは255m、中央遮水壁型ロックフィルダムである。



ダム湖は広瀬湖と呼ばれていてこちらも水面は低かった。ダム管理事務所奥は公園になっていてその横に流木が積んであったが、一般人(非営利利用のみ)に無料で配布していた。



せっかく山梨県に入ったならばと勝沼を目指す。かなり激しい下り坂であり、次の道の駅牧丘でも休んだが気温は30℃。いつも通り暑かった。気温も高く、沢山のワイナリーを回る気にもなれず、以前立ち寄ったことのある白百合醸造にお邪魔した。



建物の位置こそ変わらないが、建物の周りに『葡萄』の生垣が作られていてしっかり葡萄が実っている。
中に入ると有料試飲もできるが、車のため、あきらめて、ワイナリーの人お勧めである『ロリアン山梨甲州』『ロリアン甲州Vigne de Nakagawa2020』を購入して帰途に着いた。
行きは東北道、帰りは中央道という珍しい秩父ドライブ旅行は2日で約300kmの走行距離となっていた。(了)


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