hokutoのきまぐれ散歩

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六文そばのコスパの凄さ〜人形町ランチグルメ

2024-03-07 05:00:00 | グルメ
昼休みを使っていつものクリニックで診察、ランチは調剤薬局で薬ができる待ち時間にということになった。12時20分とピークだったが、近いこともあり、『六文そば』を覗くと幸いに席が1つ空いていた。

席に座り、『ごぼう天そば』(280円)をお願いする。ご主人は慣れた手つきで蕎麦玉を湯に放り込み、温めて、こちらも温めた丼に入れ、ごぼう天とネギを載せ、ツユを張って出してくれる。目の前は天ぷらの入ったカウンター、その下からお金を渡す。



ものの30秒ほどで『今日のランチ』は到着。七味唐辛子を振り、割り箸を割って食べ始める。以前も書いたが、立喰そばのつゆはあんまり熱すぎない。それなのに思い切り熱かったのが成増駅前の某立喰そば、何しろ完全立喰(椅子がない)のに丼の裏が熱くて持ち続けられないほど熱い。このような非常識な店はレアーでちょうど良い温度の店が殆ど。

この店のごぼう天は牛蒡を5センチほどの細切りにして、これを粉で纏めて揚げたタイプ。ささがきに比べて歯応えがあり、美味い。

蕎麦は黒っぽい茹で麺でやや太め、箸の下手な私には食べやすい。かけそばで頂くならば丁度いい。天ぷらを齧りながら、蕎麦を頂くが懐かしい雰囲気、高校の帰りに梅もとのかき揚げを齧りながら、蕎麦を啜ったことを思い出す。

それにしても六文そばは安い。たぬきそばは250円、リーズナブルな小諸そばでも420円だからその安さが際立つ。殆どの天ぷらそばが280円、最も高いアジ天そばでも300円である。かと言って麺もツユも天ぷらも美味い。この物価高には大変有り難い存在である。できることならば名物だった『オキアミ天』も復活して欲しいところ。

厨房は蕎麦を作るご主人、天ぷらを揚げる人、洗い物をするおばさんの3人体制、無口なご主人だが、是非引き続き頑張ってもらいたい。ご馳走さまでした。

六文そば 人形町店
中央区日本橋人形町1ー10ー5


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