結婚式の祝辞等で結婚生活及び人生を航海に例える人は結構沢山居ます。
しかし実際に航海した事がある人はほとんど居ないですから、想像か何かを見本にした祝辞だと思います。
しかしヨットと言う自転車より遅いスピードしか出ない船で世界一周した僕は、航海に例えた祝辞を大体納得して聞いて居ます。
その航海に例えた祝辞なんですが、一番納得出来るのは「退屈な時が一番幸せな時」と言う言葉です。
ヨットで航海してると今日の様に晴天で波が一メートル程で風も10ノット程度だと極めて順調に何も心配なく走ります。
そうなると目的地迄の八時間が非常に退屈になるんですが、言い変えるとこんな安心できる時と言うのは極めて恵まれてる時で、少し荒れ始めると退屈なんか出来ないばかりか必死で対応しなければなりません。
退屈なばかりの人生を良いとは思いませんが、退屈だったら幸せなんだと思う心を忘れてはいけないとヨットで世界一周した僕は思います。
今日の沖永良部島から与論島の横を通って沖縄本島の北の端に近い宜名真漁港迄の航海はそんな事を思う平和な航海でした。
奄美大島辺りから非常に暑いと感じてたんですが、今日は遂に辛抱堪らず裸で海に入りました。
徳島の真夏より水温は高く、この後メガネや足ヒレを付けて一時間以上スキンダイビングをしました。
珊瑚に群れるリュウキュウスズメダイやチョウチョウウオ、ヤッコやスズメダイ等等、
久しぶりのサンゴ礁の魚たちと楽しい時間を持ちました。
その後周辺を散策
山の上の展望所までヤンバルクイナの下見に行きました。
港わ見下ろすと
サンゴ礁の間に造られた港です。
最初の計画通り、那覇には1ヶ月で着けそうです。