ダイビングをする時に背中に付けてるボンベを「酸素ボンベ」と思ってる人は多いですがあの中身がもしも酸素だったら陸上で吸うのは大丈夫ですが海底で吸うと「酸素中毒」で痙攣を起こして死んでしまいます。
また酸素は色々な物に反応して爆発したりしますから、言い換えると非常に危険な気体です。
ではダイビングのボンベの中身は何かと言うと「ただの空気」です。(ほとんどが窒素で酸素も含まれるが割合は約21パーセント)
この様に何と一緒になっても科学爆発しない気体を「不活性ガス」と言い、規制も少ないものです。
車のタイヤに入れる空気もコンプレッサーで圧縮した空気なので同じですが、人が吸えるように奇麗な空気と車用のコンプレッサーより高い圧力になります。
圧力は高いですからボンベ(正確には空気タンク)は圧力検査を受けなければならず、また規定以上の圧力にしてはいけない決まりになっています。
規定圧力以上に空気を入れて爆発させた人もいますが、絶対にしてはいけないことです。
さて話が今日も逸れましたが、私はダイビングショップを経営してましたからダイビングタンクに空気を充填するのも仕事でした。
またヨットホロホロ三世で世界を回っていた時にはヨットにダイビングコンプレッサーを載せて充填しながら潜っていました。
そのコンプレッサーは今はヨットからおろしていて、これもオークションにでも出して売ろうかと思いながらも愛着があって置いてるんですが・・・
買った時はエンジン別で120万円位でしたが今でも25万円か30万円位は売れると思います。
しかし置いてるから面倒だけど時々エンジンを掛けて点検が必要です。
空冷のヤンマーのディーゼルエンジンなんですが・・・今日もセルを回すと快調に掛かって回りました。
売るならコンプレッサーの塗装がずいぶん剥げてるから・・・一度奇麗に洗って塗装をしなおした方が良さそうです。
また圧力ゲージも一つ壊れているから交換が必要です。
でも・・・遊ぶのに忙しくてなかなか・・・このコロナ禍でしなかったら出来ないですね・・・
これがホロホロ三世で一緒に世界一周した東亜潜水機のYS55と言う移動用の機種です。
話は変わって夕方に「売ります」と出してるヨットを見に来てくれたので案内
あまり良く見ずに買いたいと言うからもっとちゃんと見てから決めるように言いました。
そんなんでこの週末にもう一度来てヨットで泊まって色々調べるように言っています。
実際私もここ三年ほど全く動かしていませんからその間に何か変化があるのかどうかもわかりません。
また予備のセールなどもどのような状態だったのか覚えていませんから、面倒でも引っ張り出して確認した方が良いと思います。
ただ主なものは確認して大丈夫そうなのでトラブルがあっても小さいことと思ってます。
しかし30年経つヨットですし買った時の一割以下で売りますから、現状渡しですべてに保障などは出来ませんから十分に確認して貰わないと売れません。
美由紀は「売る気が無いんだろ」と言いますがそうでは無いんですが・・・買った人が楽しめなければヨットが可哀そうだから価値ある使い方乗り方が出来る人に買ってもらいたいと思ってるだけです。
どちらかと言うと日本でなく海外に出る人が価値ある使い方が出来ると思うんですが・・・
ホロホロは大きいですから維持費も大変ですから国内で乗るならグループでないと一人や二人ではかなりお金に余裕がないと難しいと思います。