布団の中に居た朝の六時に電話が掛かってきて「どこに居るん?」と聞かれたから・・・「家にいるよ」と答えました。
何事もなければ朝の六時はまだ家に居て当然な時間なんですが・・・掛けてきた人が明日一緒に釣りに行く人でしたから・・・もしかして間違って今日来てしまったのではと咄嗟に思いついて聞くと・・・そうだったんです。
前々から26日と言ってあったし、変更したなんて言ってないのに・・・これも老化の所為でしょうか??
年寄りは何故か勝手に思い込みが激しくて・・・勝手に考えて勝手に行動してしまいます。
しかし私はこの他人の失敗に胸をなでおろし、自分だけでないと安心したんです。
そして私が昨日倉庫の中で何も無いのにつまづいて前に棒のように倒れた事を話すと・・・
その人は三日前に梯子から降りる途中で梯子の横棒と横棒の間に足を入れてしまい・・・後ろ向きのまま落ちてそこへ梯子がかぶさって来たそうです。
幸いほとんど降りていたので打撲傷だけで済んだそうですが・・・年寄りはどんな失敗をするか想像もつきません。
でもこれも私を安心させてくれました。
人の失敗を聞いて安心ばかりしてたのではいけないのですが・・・歳をとると言うのはそんなことで・・・それを繰り返しながら益々老化していくのでしょう。
それでも今日は「竿たて」も完成させたし、明日持って行く準備に三本の竿の内の二本にタイラバを取り付けて行ったらすぐに釣りが出来るようにしました。
クーラーや仕掛けを入れてる箱や釣った魚を掬い上げるたも網なども積み込んで準備万端です。
ヨットマカナを修理中の品川氏が冷却水ポンプのシールが悪いようだと持ってきたので・・・一緒に分解しましたが・・・シールは注文しないとどうしようもありません。
完全に整備して全体も奇麗に掃除して・・・・売ってしまいます。
ホロホロもマカナも居なくなりますから・・・橘港は寂しくなりますが品川氏はお母さんの病院通いや世話に忙しく一日と家を空けることが出来ない状態ですから仕方ない事です。
三年前には一緒にマハリン3で徳島から台湾まで航海したのに・・・・
老化は歳をとるほどに進行が速くなるようですね