長らくブログのアップが出来ずご心配お掛けしました。
その間、元気だったかと言うとペルー、チリ、アルゼンチン、ウルグアイと何度も風邪が治りそうで治らずペリーから始まった船内半数の集団食中毒に加わり決して元気とは言えない航海でした。
船では衛星から受けた電波をWiFiで繋いでるんですが南米大陸はアフリカ等より遥かに南に延びていて衛星の電波も受信出来ませんでした。
眼の前が南極大陸なんですから当然かも知れませんが、パタゴニアの水路の奥の氷河迄行きました。
野鳥は余り写せなかったけど、ヨットホロホロ3世で行けなかったマゼラン海峡を通った事は今回の航海で一番の楽しみだったので満足しました。
運良く曇り空で穏やかな航海でしたが、寄港地で晴れたら強風が吹き始めタグボートも出動して大騒動でした。
調べていた通りの強風にやはりヨットで来なくて良かったと思ったものでした。
唯一残念な事は南米は平均的に治安が悪くて野鳥撮影の大きなカメラを出すと、善良な市民が心配して直ぐに隠さないと狙われてると忠告してくれます。
周りを見回すとそれらしい人達が、集まって相談してたり後をつけられたりして安心して写真も写せません。
ブラジルのリオデジャネイロに入港してカーニバルで盛り上がってる街に出ていましたが、日本人は特に狙われ易くてスマホが特に狙われると言われて持たずに行ったので皆さんが楽しみな裸に近い写真は写せませんでした。
明日は頑張って襲われるのを覚悟してスマホを持って行こうと思っています。
集団下痢は収まって来ましたが相変わらずピースボートでは多くの人達が風邪をひいています。
エアコンが強すぎるのが原因で死ななくて良い人達が風邪をひき、それが長引き、下痢も重なり死んでいます。
ブエノスアイレスでは2人の遺体が降ろされましたが、殆ど治療も受けられず死ぬ人を見ると余り丈夫な身体で無い私は、施設に入る前にはまた乗ろうと一時は考えたりしましたがやっぱり今回を最後にします。
船上生活は相変わらず想像ながら刑務所の方が健康的と思いながら、過ごしています。
それでも航海もやっと半分が過ぎ残り50日余り、何処にも寄らず神戸まで走って欲しいけど、この船の生活が楽しくて楽しくてと言う人もいますから、付き合うしかありません。
今日最後の写真はリオデジャネイロ入港時の写真で山の上に有名な巨大キリスト像も見えましたが、世界各国からカーニバルに合わせて寄港した大型クルーズ船が4隻入港しています。
ピースボートは一番ボロ船ですけど。