新型コロナウイルスの変異型デルタ株の感染力が想像以上で新規感染者の増大と緊急事態宣言を考えると今回の山登り旅を継続するのは適切でないと考えていました。
そこに今回の前線が日本列島に横たわり線状降水帯の発生や長野県でも当分の間は雨天続きの予報に今年の山登り旅を撤退する事にしました。
7月24日に70日間23座に登る山登り旅を計画して出発したんですが20日間8座だけになりました。
しかしこの20日間を私なりに精一杯登り、極めて充実した日々でした。
私の脚力不足が解消しないままの撤退だから美由紀は余り楽しくなかったのではと心配して聞いてみたら、今回の山登りは楽しめたとの事で安心しています。
特に西穂高岳と笠ヶ岳、常念岳が良かったそうです。
この三座は苦労しましたが視界に恵まれ私も北アルプスの魅力を見直しました。
この後北アルプスの数座に登る計画でしたがこの様な事で撤退しますが楽しみを先送りしたと思い今回は帰ります。
数日で天気は回復するでしょうがコロナの感染拡大はなかなか止まらないと思うので今年の出直しはないと思います。
私達はワクチンを打ってるし多量の5ALA を持ってるから感染しても大事には至らないとは思いますが、私達が感染して誰かに感染させてしまう可能性がありますから、もう少し特効薬が一般的にならないと自由に旅は出来ないです。
今回本州の山登り旅に出てきて感じた一番の事は若い人達が感染が拡大しないように努力してくれている姿でした。
若い人達は我々と違って働かなければなりませんから、人との接触も仕方ない事で、どれだけ注意しても若い人達に感染者が増えるのは仕方ないと思います。
その半面私を含め家からほとんど出なくても生活出来る高齢者がそこらじゅうでうろうろ出歩いています。
出歩かないとストレスが溜まるし運動不足にもなりますがそんな高齢者が若い人達の行動に感謝しなければならないのに批判するのはもってのほかと思います。
本当に若い人達は優しいと感じました。