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コメンタリードライビングの実践でガソリン代が安くなります―。酒田市内などの7カ所のガソリンスタンド店では、酒田署が頒布しているマグネットステッカーを張った乗用車に乗っている客を対象に、ガソリン1リットルにつき1円を値引くユニークなサービスを始めた。
酒田署が管内の事業所に呼び掛けて実現したもので、高騰が続き、住民の関心が高いガソリンを引き合いに、ドライバーらにコメンタリードライビングの浸透を図り、事故総量を減少させようというねらいだ。
コメンタリードライビングは、英国のロンドン警視庁によって警察官の交通事故防止対策として開発・採用され、一般市民にも広く普及している運転法。「左前方に歩行者」など運転中の状況を口に出しながら確認し、危険を回避するもの。同署では事故原因の約7割を占める前方不注視などの「ぼんやり型」事故の減少に効果が期待できるとして、本年度から普及拡大に努めている。
しかし、「話しながら運転する習慣がないので難しい」「声を出すなど他のことをしながらの運転は怖い感じがする」など、ドライバーへの浸透はいまひとつ。そこで同署では、高騰が続くガソリンに着目。ガソリンスタンドを経営する事業所に、ガソリン値引きのサービスができないか打診したところ、日之出石油、フジクラ産業の2事業所が協力を申し出た。
…… これ、荘内日報の記事なんだけど、他県ではこういうとりくみはやってないのかな?酒田ではこのコメンタリードライビングというステッカーを貼っているクルマが増殖していて、特にエプソンに通う人たちは(松本ナンバーが多いのですぐわかる)ほとんどリアに貼っつけているみたい。
よけいな話だけどわたしはステッカーってやつが大嫌いだ。どんなにおしゃれなクルマでも、テールランプの下に交通安全だの羽黒山なんとか神社なんておフダを貼り付けた途端、下取り価格が20%は下降するような気がする。
ま、それはともかくコメンタリー。よく考えてみましょうや。ひとりで運転しているときならともかく、同乗者がいるのに「まもなく信号チェンジ」だの「左後方より二輪」だのとつぶやいていたら、こりゃかなり危ない野郎ではないか。安全のためなら女にふられてもいいのか?
しかし、わたしの友人の知人には、とっくにコメンタリーな運転をしているヤツがいる。前方からおばあちゃんがあらわれればビッと指さし、子どもが歩道にいればやはりビッ。不思議に思った友人が「なに指さしてんだお前?」ときくと、「気合い入れて飛び出してこないようにしてる」んだと。超能力者かあんたは(笑)。
画像はセリカLB(リフトバック)。名前どおり後ろのちょっとくぃっと引っぱり上げられたような突起がかっこよかったー。
次回は「携帯電話保持」