コメンタリードライビング特集はこちら。
学校を出て、ろうきんにローンの申し込みに向かう(クルマじゃないです。リフォームのため)。出羽大橋を走っていると、携帯に選挙がらみの憂鬱な連絡が入る。
「えーとそりゃ困ったな」
橋を抜けようとした瞬間、おなじみのユニフォームに身を固めた警官がいきなり現れ、旗をふってわたしを左に誘導。前任校の真後ろである。警官はものすごくうれしそう。携帯をブチッと切ったため、先方からまたしても着信。
「電波届がねーどこさいっだんが?」
「ちがうよ。今オレ警察に捕まっちゃったんだよっ!」
「なんで?」
「携帯使ってたから(笑)」
「わちゃー」
違反切符を切りながら警官は
「あー忙しそうだねえ。ごめんねぇ」そんな皮肉を言わなくても。
「でもね、点数は3ヶ月で消えるし……免許証見せてもらえるかな?……あーゴールドだねえ」
「はあ。これで5年有効の免許ってアウトですかね」
「いや、今の道交法なら大丈夫じゃないかな。でもねー平成20年に改正されることになってるからどうなるかなあ」
「で、反則金はおいくらですかぁ?」
「うーんとね、6,000円だね。」
「ろ……ろくせんえん」
「ごめんねー。でも下から三番目だからね」
警官がみんなフランクで低姿勢なのに驚く。要するにこの日は「シートベルト着用義務違反」がメインの公開取り締まり。そこへ携帯を使いながら橋を通る(だから逃げ場なし)能天気な中年男が現れたわけだ。まだ違反切符には『携帯電話保持』『無線通話装置使用』なる項目がなく、手書きなおかげでわたしだけ延々と待たされるハメとなった。この日はどうやら大漁だったらしく、誘導されるクルマがとぎれない。
ろうきんの窓口で、「じゃあついでだからこいつも払っちゃおうかな」と納付書を取り出して職員にウケまくったが
「ウチではこれは納付できないの。銀行か郵便局だけ」
そ、そういうルールなんですか。色々と勉強になります。ふう。
画像は、今はソフトバンクのために犬の声をやっている(わたしは確実に小倉久寛だと思っていました)北大路欣也が、なぜか当時CMをやっていたファミリア。特にXGはバカ売れした。名前に反して若者を主要ターゲットにしていたのになんで北大路?
次回はヘッドライト特集ふたたび。