お盆の高速道路 大渋滞は半減
8月17日 NHK
16日までのお盆の期間中、全国の高速道路は30キロ以上の激しい渋滞が去年の半分以下に減るなど、事前の予測で懸念されていたような激しい混雑にはならなかったことが高速道路各社のまとめでわかりました。
高速道路各社によりますと、今月5日から16日までの12日間に全国の高速道路で起きた渋滞は、30キロ以上の激しい渋滞が26回と、56回だった去年の半分以下に減ったほか、10キロ以上の渋滞も448回と520回だった去年から14%減りました。
最も長い渋滞は、今月14日に常磐自動車道上り線の水戸北インターチェンジ付近で起きた53キロでしたが、去年、栃木県の東北自動車道で発生した69キロの渋滞よりは短くなりました。
高速道路各社では、去年は、お盆の期間は平日も実施された上限1000円の割引が、ことしは土曜と日曜に限定されましたが、逆に混雑を避けて平日に利用する車が多く、混雑が分散したことや、激しい渋滞となった去年の教訓からドライバーが携帯電話などで渋滞情報を確認して出発の時間帯を変えるなど、混雑を避けたためではないかと分析しています。
東日本高速で渋滞予測を行っている本間英貴さんは「ドライバーが情報を上手に活用しながら運転したことがうかがえる。1000円割引の期間が短くなったことで、旅行先を去年よりも近場にする人も多かったのではないか」と話しています。
……どうもちかごろニュースがおかしいなあ、と思っていた。なんか、無理矢理って感じが多いのだ。
民主党の代表選にしても、どう考えてもここで菅首相を引きずり下ろしてしまえば民主党という船全体が沈んでしまうし、小沢自身が立つことなどありえない。でも、連日のように菅VS小沢というわかりやすい構図でマスコミはあおりまくっている。
要するに夏枯れなのであろう。保守派マスコミが、自民党やみんなの党の露出が少なくなったことへの危機感をどこまでもっているものだか。
高速道路についても同様だ。社会実験としての無料化が気にくわないのはわかる。でもだからといって「大渋滞!」「前代未聞の!」はやりすぎ。中継を見ていても「いや、割合にスムーズに動いてはいますが」なーんて具合にレポーターは困惑。
あまりの渋滞に利用者の怒りの声が……と、もっていきたかった当てが外れてがっかり、ってわけだ。おかげで渋滞が回避できたのだから結果オーライ?いやいや、利用者をなめてもらっては困る。あなた方が考えるより、わたしたちは愚民ではない。