事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

龍馬伝~第31話「西郷はまだか」

2010-08-01 | テレビ番組

Kamikawa02 第30話「龍馬の秘策」はこちら

前回の視聴率は17.9%。復活しておる。ほんとに視聴率はよくわからん(笑)

とか言いながら、わたしだってどうしてまた「となりのトトロ」を観てしまい、またしても涙しているのかもわからん。ここにきて20.2%とは。なによりも、北林谷栄の追悼としても機能していたのだけれど(あの、おばあちゃんが深々と頭を下げる所作だけでも泣けます)。

さて、いよいよ坂本龍馬の最大の事業、薩長同盟への動き。え?こんなに簡単に実現しちゃうの?と思ったらさすがにそうはいかなかった。

福田靖らしく、図式的(逆にいえば視聴者にわかりやすい)な脚本が炸裂しているのだけれど、いくらなんでも直球すぎる交渉術なので苦笑。

戦争や革命の背景には確実に経済のコンフリクトがあり、だから戦争や革命の勝者になろうと思えば“資本の投下先”として有望だと思わせる手練手管が必要。

薩摩と長州はそれをわかっていたわけだし(たとえ一部だとしても)、もっと重要なのはその考えを推し進めるだけの経済力があったということか。

中岡慎太郎役で上川隆也登場。この人の人気って何なんだろう。もう一歩脱皮するためには、極端に邪悪な役を経過するべきだと思うのだが。

ということでわからないながらも今回の視聴率は18%と読みました。だって“隠密”なんてもんがまだ健在だったってことは、龍馬伝が時代劇だってことを思い出させてくれましたし(笑)

第32話「狙われた龍馬」につづく

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エコカー補助金

2010-08-01 | 社会・経済

トヨタ:2割減産へ エコカー補助終了、反動見越し

Prius02  トヨタ自動車は、10月の1日当たりの国内生産台数を9月の計画より2割減らす方針を固め、主要部品メーカーに通知した。

政府のエコカー買い替え補助金制度が9月末で終わることから、国内販売の反動減を見越して生産を抑える。

 トヨタの国内生産は政府の新車販売支援策や景気の持ち直しで回復基調にある。補助金制度終了前の駆け込み需要も想定し、9月の1日当たり生産は1万4000台を計画している。これを10月は1万2000台を下回る水準にする。1万2000台割れは09年7月以来15カ月ぶりとなる。受注残を抱える
「プリウス」などを除き、大半のエコカーが減産対象となる。

 ただし補助金打ち切りに伴う反動減は当初から想定しており、11年3月期の国内生産計画は320万台のまま変更しない。
【宮島寛】毎日新聞

……ついに終了かぁ。結局わたしはこの制度を利用することはなかったけれど、結果は大成功だった。「減税!補助金も」と連日けなげに告知したこども店長は、きっと時代の顔ということになるはず。

 成功、と無邪気に総括できる話なのか?という論議はもちろんあるだろう。なんで自動車業界だけが公費をジャブジャブ投下されるんだ、とか、エコカー優遇とはいっても、自動車自体が反エコじゃないかとか。

Fugahybrid01  ごもっとも。でも、住宅減税はダラダラとやめられずにいるのにくらべ、景気対策としてはまともな方の政策だったし、自動車関連の環境対策は劇的に進んだ。フーガ(日産)クラスの燃費がリッター15㎞(ハイブリッド)なんてちょっと前なら考えられない数字ではないか。

 はたしてハイブリッドが過渡的な徒花でおわるのか、電気自動車がどれだけ、そしてどの時点で爆発的に普及するのか、わたしなどには予想もつかないが、ひとつだけ確実に言えることがある。この制度のおかげで、業界の在庫処分は確実に行われたはずであり、もしもそれさえ計画的にできず、制度の延長を“おねだり”するような企業があったとすれば、その企業には早々にご退場いただきたいものだと。

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