2013年11月号~「総務部長」はこちら。
第一報は読売でした。
【公務員給与削減終了へ】
政府が今年度末で公務員給与を引き下げる特例措置を終える方針を決めたことについて、吉村知事は18日の記者会見で「地方の要請に応えるもので評価できる。地域経済への影響を考慮すれば当然の判断だ」と語った。県は国の要請を受け、9月分から職員給与を平均7.2%引き下げているが、今年度限りとする方針だ。
2013年11月20日付 読売新聞山形版
……ベタ記事なので見逃した人も多かったと思います。他のメディアが後追いすることもなかったので、ひょっとして読売の勇み足だったのかと心配してしまいました。だって、知事発言のどこにも「県職員への削減を今年度限りとする」と断言した部分はないのですから。
しかし、記事が出たその日に行われた総務部長との交渉で、(前回の交渉ではいくら迫っても言を左右にしていたのに)労働組合に対して彼は「削減終了」を明言しています。とりあえずホッ。
背景に、アベノミクスのおかげで景気が回復したと強調したい現政権が、経済界に賃上げを要求しているくせに、当の政府が賃下げしていては格好がつかない事情があったことは確かでしょう。なにはともあれ、削減の終わりはここで見えました。
他にも、育児時間や昇給関係で進展があった様子。詳しくは次号から特集します。しかし、実はちょっと驚くような山形県職員給与への攻撃が開始されようとしており、その事情についても、明らかになり次第お伝えします。ったく次から次へと。
画像は「42」
初の黒人大リーガー、ジャッキー・ロビンソンの話は、うちの生徒たちも英語の教科書で習ってたんですね。教務主任は東京で観てきたそうですが、わたしは東根で。すばらしい映画なのになんで庄内でやらないんだワーナー!
2013年12月号~来年の話をすると……はこちら。