事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

「ブラック・スクリーム」ジェフリー・ディーヴァー著 文藝春秋

2020-03-25 | ミステリ

オープニングはいつものニューヨーク。いつものようにリンカーン・ライムの部屋の窓にはハヤブサが営巣している。そこからある人物を追って、ライムとアメリア(とトム)はなんとナポリに飛ぶ

……土地鑑とデータベースが使えない場所に行くのはどうなんだろう、と思ってました。「エンプティ-・チェア」でノースカロライナに出かけたときもしんどかったし。

ところがこの作品はとても面白い。「カルニヴィア」(ジョナサン・ホルト)でイタリアの警察制度がとても変わっていることは承知していたけれども、今作で大活躍するのはなんと森林警備隊の若者ですから。

イタリア勢のキャラが立っているものだから、いつもよりユーモアたっぷり。明らかにやりすぎなどんでん返しも、新鮮な人物たちなので成立することを納得させられます。

っていうか、ディーヴァーはイタリア蘊蓄を語りたくて仕方がなかったのかも(笑)。最新作「カッティング・エッジ」のほうを先に読んでしまい、この作品のオチを知っているのがちょっと残念。みなさん順番どおりに読んだ方が楽しめますよ。

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うまい店ピンポイント 春休みラーメン祭り15杯目 月輪(がちりん)

2020-03-25 | 食・レシピ

14杯目「新三」はこちら

たいがいのラーメン祭りは14杯で打ち止め。でもこれから先も長いんだ。がんばるぞ。

きのう、起きたら外は白い雪。なんかまた吉田拓郎っぽくなるけど呆然。

・クルマじゃ行けない → 新車はスタッドレスはいてない

・妻に送ってもらう → プライドが傷つく

・チャリで行く → 前任校の生徒指導主事が「路肩に雪があるときはチャリ通禁止って言ったでしょ!」というセリフがよみがえる

・歩いて行く → もっとも安全。でも職場まで一時間かかる

さあわたしがどんな方法で職場までたどり着いたかと言えば、チャリです。

んもうこぎ始めて2分で後悔しました。道路の雪はもうとけてるじゃん!なんかすげーかっこ悪いじゃん!

ということで職場から三番目に近いラーメン屋のこちらを選択。あいかわらず接待は酒田ナンバーワンだと思います。

16杯目「福の家北店」につづく

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