事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

退職事務2020その7 教職員共済

2020-03-02 | 公務員

愛が止まらない ~Turn it Into Love~ / Wink【Official Music Video】

その6「財形貯蓄」はこちら

さて、退職事務シリーズの最後は小金(こがね)のお話。いや、いつもなら大金なんだけど、退職手当がズドンとやってくるのに比べれば小さいお金ってこと。これは、教員たちにとってはけっこううれしい存在だと思う。

まず、退職生業資金があるでしょ。教職員互助会に456か月掛けて来たお金がちょっともどってくる。これが60万近い。同じ教職員互助会からは永年勤続慰労金として6万円支給される。

また、山形県教育会館に出資していたお金も戻ってくる。61800円。だけど再任用者はそれが終了するまでお預けなのだった(T_T)。

学校生活協同組合も退会すれば出資金は戻ってくる。

「おれ、退会しようかなあ」

「専務に怒られちゃうんじゃないすか」そうだろうな(笑)。

ここまではしかし学校事務職員は毎年の事務などで把握している。だからうれしくないわけではないけれども、驚きはない。

でもわたし、ひとつ忘れてました。教職員共済の総合共済の掛金半額が、退職見舞金として返ってくるのだ!

「これは忘れてたろー」

山形からわざわざやってきた事業所長は得意げ。うん、これはうれしいよな。新規採用の年度からずーっと払ってきたのでなんと20万を超えている。

そしてなぜこのような小金がうれしいかというと、これらの存在をうちの奥さんはまったく把握していないということも影響していると正直に告白します。

そうなの、去年も言っていたように退職者としてもっとも肝要なのは

「通帳を配偶者に握られるな」

ということなのだった。ちっちぇ結論

さあアイドル特集も最後。醒めた目で見ていたアイドルたちだけど、この人たちがTVに登場したときだけは正座してました。Winkです。あ、この曲って1989年なんだ。もう結婚してたのに(笑)

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今月の名言2020年3月号PART1 いけてない国

2020-03-02 | ニュース

2020年2月号PART4「お楽しみはこれからも」はこちら

「盤石な医療体制を構築していきます」

「今回のウイルスについてはいまだ未知の部分がたくさんあります。よく見えない、よくわからない敵との戦いは容易ではありません。政府の力だけでこの戦いに勝利を収めることはできません」

わたしは今回の騒ぎのなかで、絶対に言ってはいけないキーワードは「戦い」だと思っていた。

で、予想どおり情緒的なコメントに終始するこの国の首相は言っちゃってる。一種の責任回避の方法だと透けて見えるのにやっぱり言っちゃう。専門家の知見をもとに、粛々と対応するのがベストであることは誰もが知りながら(きっと当人だって知りながら……いやそうでもないのかな。あの人は知識とか知見とかって大嫌いだろうしな)やっぱり言っちゃう。

戦いである以上、勝たなければいけない。で、国民はどうしたか。

トイレットペーパーやティッシュペーパーを買いに走ったのだ。

きっとこれだって自分が見当違いなことをしているってのはわかってるでしょう。だけど我慢できない。不安で仕方がないから。負けてたまるもんか

いまいちばんいけてない行動が、スーパーやドラッグストアでトイレットペーパーを買うことだとは多くの人たちが理解しているはず。でも行っちゃう。不安だから。なにかしないではいられないから。だって戦いだから。

国が、荒れているんだと思う

本日の1冊は森見登美彦の「ぐるぐる問答」(小学館文庫)。創作するということはなんなのか、この人はほんとに意識的なんだなあ。

PART2「3000回」につづく

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