ホタルの独り言 Part 2

ホタルの生態と環境を52年研究し保全活動してます。ホタルだけでなく、様々な昆虫の生態写真や自然風景の写真も掲載しています

幸せと平和を願って

2023-01-04 13:13:31 | 風景写真/富士山

昨年5月に義母、そして10月に義父が永眠いたしましたので、新年のご挨拶は差し控えさせていただきます。
本年も引き続きご指導ご鞭撻を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
2023年1月 東京ゲンジボタル研究所 古河 義仁

富士山の写真

 年始最初の撮影は富士山と決めていて、ブログでの年初写真も多くは富士山を掲載している。なぜなら、富士山は日本のシンボル的存在で「一富士、二鷹、三茄子」と言って、初夢のなかでは富士山が最も縁起が良いとされる。その姿は末広がりで雄大、そして神々しい。古来より富士山そのものを神と見立てる「富士信仰」もある。また、富士山は「不死」に通じて不老長寿を表し、「無事」に通じて無病息災・家内安全の祈願にも良いと考えられているからである。
 喪中ではあるが、忌中(五十日)は明けているので、まずは私の家族の、そして友人知人の、更には世界中の人々の幸せと平和を願って富士山の写真を掲載することにした。

 年始最初の撮影は富士山と決めてはいても、今回掲載した富士山は2011年1月3日に山梨県忍野村で撮影した忍野富士である。実は、計画では昨年掲載した「しぶんぎざ流星群と冬の大三角」と同様に、正月一番目のイベントである「しぶんぎ座流星群」を富士山とともに撮影する予定にしていたが、撮るならば、月のない快晴の夜空のもとで時間をかけて撮影したい。ところが、流星群の極大日である4日未明は、4時頃まで満月三日前の明るい月が輝いており、撮影時間が僅かしかないことであきらめることにした。
 この正月休みは音楽を聴きながら静かに過ごすことにし、ここには過去撮影の富士山ではあるが、未掲載のカットのものを選び、モノクロにブルーとオレンジを少し加えたダブルトーンで現像した。この1枚に幸せと平和を願いたいと思う。

 以下に、この10年間で撮影した自然風景写真の中から四季折々の光景18点を並べてみた。自然風景の写真については、これら過去の反省を踏まえながら、今年こそは自分が目指すものを作品として残せるよう、初心に戻り自分に対して厳しくありたいと思う。昆虫写真は、生態の記録を興味を持って楽しみながらしっかりと残していきたい。ホタルの研究は51年目になったので「ホタルに捧げた半世紀」を何らかの形として残せれば幸いである。

以下のサムネイル写真は、1920*1280 Pixels で投稿しています。写真をクリックしますと別窓で拡大表示されます。

箱根大観山より紅富士の写真 冬の上高地田代池の霧氷の写真 霧ヶ峰の霧氷の写真 流れ(忍野八海)の写真 駒つなぎの桜の写真 中綱湖のオオヤマザクラの写真 まいめの池の夏の天の川の写真 御射鹿池の写真 ゲンジボタルの写真 パール富士の写真 まいめの池の紅葉の写真 晩秋の美人林の写真 アタテュルク騎馬像と星空の写真 カラマツ霧氷の写真 ダイヤモンドダストとサンピラーの写真 白樺湖の霧氷の写真 湯西川湖の水没林の写真 雲見千貫門の写真
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