雨氷とは、0℃以下でも凍らない過冷却状態の雨(着氷性の雨)が、地面や木などの物体に付着することをきっかけに凍って形成される硬く透明な氷のことだ。
白樺湖では、昨年の1月24日にとても美しい霧氷の光景に出会い、写真に撮っているが、今回は、霧氷ではなく雨氷である。この日、白樺湖周辺の木々は、すべての枝が透き通った氷で覆われ、ガラス細工のようになっており、朝日に当たってキラキラとした輝きを放っていた。
雨氷は発生頻度が低いため、珍しい気象現象とされている。参考までに、昨年に撮影した「白樺湖の霧氷」の写真(下2枚)も掲載したので、雨氷の違いを見ていただきたい。
白樺湖の雨氷は、1月30日に白樺湖のライブカメラで確認していたが、長野県内の各地で見られたようである。松本市では、雨氷の影響で倒木が相次ぎ、道路が塞がれるなどして旅館の宿泊客が孤立したという報道があった。まさに自然の驚異である。
参照:白樺湖の霧氷
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白樺湖の雨氷
Canon 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F11 1/50秒 ISO 100 +1 1/3EV(撮影地:長野県茅野市/白樺湖 2016.1.31)
白樺湖の雨氷
Canon 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F11 1/125秒 ISO 100 +1EV(撮影地:長野県茅野市/白樺湖 2016.1.31)
白樺湖の霧氷
Canon 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F5.6 1/320秒 ISO 100 +1 1/3EV(撮影地:長野県茅野市/白樺湖 2015.1.24)
白樺湖の霧氷
Canon 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F18 1/40秒 ISO 100 +2/3EV(撮影地:長野県茅野市/白樺湖 2015.1.24)
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