奥四万湖は、群馬県中之条町四万温泉の最奥にある、四万川が四万川ダムによって堰き止められてできた人造湖で、透明度の高いコバルトブルーの湖水が美しい。また、奥四万湖には「浮島」と呼ばれている特有な景観がある。ただし、浮いているわけではない。いわゆる中州で、雪解け水等が流れ込んで水位が上がることで見られる。新緑の時が一番美しいが、それは、農作業のためにダムから放水するまでの期間限定の光景である。
奥四万湖には、昨年5月15日に訪れて撮影し、過去のブログ記事に掲載(参照)しているように、昨年は曇り空であったため、柔らかい光がまわって、新緑の浮島全体はそれなりに美しい光景として残せたと思っているが、今回は、その時に不満足な結果に終わっていた光景の撮り直しである。
ゴールデンウイーク初日の29日、午前中は自宅PCで仕事を片付け、16時半に出発。30日に出ても良いのだが、早起きが辛いので前日に現地入りし、得意の車中泊とした。現地近くの駐車場には20時半に到着。とりあえず寝て、明朝4時からセッティング開始。今回は快晴。今のところ無風で条件は良いが、気温4℃で寒い。厚手のコートを着ていても動かないから寒い。湖面の色の変化を見ながら、さざ波がない瞬間を狙って撮り続けた。4時半に最初のシャッターを切り、最後は7時半。少し雲でも浮いていてくれたら、もっと良かったのだが、昨年とは、雰囲気の違った絵になったので目的は達成した。
今回は、木々が芽吹いたばかりで、まだ新緑には早かった。浮島は、昨年と違って朝日が差し込んで輝く瞬間もあったが、昨年の写真を上回る美しさではなかったので、この奥四万湖遠征は、以下の2枚が成果である。現地は8時に引き上げ、11時に帰宅した。
参照(当ブログ記事)
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奥四万湖
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F8.0 1/8秒 ISO 100 +1/3EV(撮影地:群馬県中之条町 2017.4.30 5:32)
奥四万湖
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F3.2 2.5秒 ISO 100 +2/3EV(撮影地:群馬県中之条町 2017.4.39)
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