ネモフィラは、ムラサキ科ネモフィラ属(Nemophila)に分類される植物の総称で、カナダ、アメリカ、メキシコに11種が分布していると言われている。属名の「Nemophila」は、ギリシャ語で「小さな森」を意味する「nemos」と「愛する」を意味する「phileo」を語源とし、ネモフィラの原種が森周辺の明るい日向に生息することに由来している。
代表的な種には、青い花で中心部が白い Nemophila menziesii Hook. & Arn. があり、多く栽培もされており、インシグニス・ブルーとも言われる。英語では「Baby blue eyes(赤ちゃんの青い瞳)」と呼ばれ、和名は瑠璃唐草(ルリカラクサ)。花言葉は「可憐」「あなたを許す」「清々しい心」「どこでも成功」などがある。
ネモフィラは、茨城県ひたちなか市の「国営ひたち海浜公園」に、日本一のネモフィラ畑「みはらしの丘」がある。約450万本のネモフィラが丘一面を埋め尽くし、「青の絶景」や「空と繋がる丘」として各メディアでも紹介され、「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」として、海外からも注目されているという。
数年前から存在は知っていたが、今回、運良く行くチャンスに恵まれた。開花から時間が経っていたため、ネモフィラの色が少し薄くなっており、また、初訪でロケハンなし、イメージトレーニングもなしでの撮影のため、単なる観光写真で終わってしまった。
ゴールデンウイーク2日目の30日は、前の記事で紹介した奥四万湖を撮影したが、後半の3日と4日は知人と車中一泊二日の中遠征。
3日午前2時半に自宅を出発して、途中で知人を乗せて茨城県へ。話題のネモフィラを撮影後は、ムカシヤンマのヤゴと羽化を撮影。その後、栃木県に移動して、ツバメシジミ、ギンイチモンジセセリ等を撮影。それから、長野県の白馬村へ移動。まずは、中綱湖をロケハンをし、ファミレスで夕食を済ませて無料の大駐車場で就寝。
4日は、午前2時に起床し、まずは完璧に近い条件のもとで中綱湖のオオヤマザクラを撮影。その後、ヒメギフチョウを撮影し、昼に撤収。知人を送り届けて、18時に無事帰宅。走行距離 938km。予定していたのに撮れなかった種もあるが、まずまずの遠征であった。撮影した写真は、順次掲載の予定である。
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ネモフィラ(みはらしの丘)
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / 絞り優先AE F16 1/13秒 ISO 100 +1/3EV(撮影地:茨城県国営ひたち海浜公園 2017.5.03)
ネモフィラ(みはらしの丘)
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / 絞り優先AE F16 1/8秒 ISO 100 +1/3EV(撮影地:茨城県国営ひたち海浜公園 2017.5.03)
ネモフィラ(みはらしの丘)
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / 絞り優先AE F16 1/13秒 ISO 100(撮影地:茨城県国営ひたち海浜公園 2017.5.03)
ネモフィラ(みはらしの丘)
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / 絞り優先AE F16 1/13秒 ISO 100(撮影地:茨城県国営ひたち海浜公園 2017.5.03)
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一度は見ておきたいと思っておりましたネモフィラ(みはらしの丘)に行って来ました。
是非、お奨めしたいと思いますが、大渋滞と人の波は、想像を絶するものがあります。
聞くところによると、駐車場に入るのに2時間待ちという時もあるらしいです。
私もバスツアーで行きましたが人がいっぱいで、連休明けの平日で画面にどうしても人が入ってしまい
このような幻想的な写真は撮れませんでした。
朝早くいらしたのですね。
詳細な経緯は、申し上げられませんが、
縁あって、誰もいない時間に撮影することができました。