

にこういうエピソードが紹介されていました。p103
ある患者さんの言葉

しかもその人は、考えるたびに悲しさやつらさ、怒りまでが、まさにいま、そう言われたかのようによみがえってくる、とも言うのだ。
この人に「いやな記憶が薄れないのだとしたら、うれしい記憶も同じですか?」と尋ねたら、けげんな顔をされた。

ああ、私もそうかもしれません。
自分が人に迷惑かけたことは、すぐ忘れるが、人から傷つけられたことは、いつまでも怨みがましく覚えている傾向が・・・

つらいことばかり、思い出して、暗い顔をして生きてゆくより、うれしい記憶をその時のまま、ありありと思い出して、幸せな気分で生きてゆけたら、いいのですが・・・
