散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

やさぐれる

2008年05月04日 20時59分13秒 | 飲み歩き・すすきの界隈


一人自分を見つめたい時(笑)は、一人焼肉に限る。まして、隣のテーブルに家族連れがこようものなら。しかも、この家族連れ、つつましい休日の食事かと思いきや、随分高いメニューを沢山頼むのだ。まあ、それは良いとしようか。

私は盛り合わせの試食セットというのをまず注文してみた。これはビール、サガリ、生ラム、ホルモン2品のセットで最初の一品としては悪くない。なかなか歯ごたえの良い肉であるが、タレが思ったよりしょっぱいな。ちょっとだけつけるように気をつけよう。





ひとしきり食べてみたが、これがうまい具合に食べたりないのだ。レモンサワーと中落ち上カルビ、上サガリを追加注文した。



値段というのは実にリアルなもので、中落ち上カルビの倍くらいの値段がする上サガリというのが、段違いに旨かった。続いて、バー「C」へ。

1杯目はウィスキーソーダ。2杯目はちょうどこの店でも始まった、サントリーのウィスキーモルトラリーにちなんでスモーキーマティーニを注文してみた。他の店でもスモーキーマティーニを飲むことはあるのだが、「C」のそれはかなり絶妙な出来ばえだと思う。

3杯目はシャンゼリゼ、4杯目はボウモア17年。ゴールデンウィーク中だけにちょっと暴走気味。最後にマンハッタンで締める。そこで帰ればいいものを、肉しか食べなかったので少々食べたりない。



急遽思い立って、狸小路のカレー「D」へ行ってみることにした。ラムのカシミールカレーを注文。液状のカレーをご飯にまぶして食べる。スパイシーでするする食べられる。ラーメンを食べるよりは、健康的かもしれないが、食べすぎだと思う。

カエルを見ながら帰る。


20080504ギャラリー巡り

2008年05月04日 16時40分56秒 | ART
本日はギャラリー門馬ANNEX→ミヤシタ→大丸→紀伊国屋→大通→三越→趣味の郷ギャラリーの7箇所。

■ギャラリー門馬ANNEX「木村環 作品展 “アリス!”」。初めてこのギャラリーに行ってみた。藻岩山麓通りをひたすら歩き、住宅街に入って白い浮世離れしたギャラリーの入口を入る。通路様のギャラリーの奥はテラスになっており、そこで一人、木村さんが画を描いているのだ。





ちょっとこの世のものとは思えないシチュエーション。世に「歌姫」という言葉があるのだが、木村さんはまさしく「絵姫」(いや「描き姫」かな)だもんなあ。

今回の作品展、画(イラスト的)、字(カリグラフィ?)、工芸と並び、本人曰く「器用貧乏フェスティバルです」ということであったが、それぞれに面白い。特に展覧会のDMを頂く度に思っていたのだが、書き文字が素晴らしいのだよね(そういう私の書き文字も自分で言うのもなんだが、なかなか可愛いことが多い)。

画の中ではマッドハッターが自由自在キャラで面白かったり、「うさぎ穴をおりると」の周りの本や小道具の書き込みが良かったり、「部屋いっぱいのアリス(白ウサギの部屋)」では、巨大化して部屋にとらわれたアリスが非常に色っぽい。

…ちょっと私のコメントもあまりにファン的かもしれない。


→門馬の裏庭。ここ中央区ですか?
 それから見てないと思いますが、門馬さん、お茶ご馳走様でした。

■ギャラリーミヤシタ「内田よしえ展」。色彩、絵の具の盛り上がり、なかなか面白い作品。

■大丸「華麗なるアール・ヌーヴォー ガレ&ドーム ガラスの美展」。ギャラリーの人が、ドームのガラス器を何点かライトの当たっている所に置いて見せてくれた。明りを当てると非常に映えるよ。

■紀伊国屋ギャラリー「樹々たちの集い展」。山頂に残った雪渓の中心部が池のようになっている写真はなんだか神秘的。撮影者の方が「年によって違うから、行けば撮れるってものでもないんだよ」とのこと。

■大通美術館「梅津恒見回顧展」。北海道の観光ポスターをはじめ、いろいろな仕事の成果を一望できる。「昭和64年はまなす国体」というポスターがあったのだが、後で差し替えられたのかな?

藻岩山麓通りを行く

2008年05月04日 12時09分06秒 | 食べ歩き
昼頃出発し、まずは昼食。宮の森のうどん「G」へ。腹が減っていたので角煮うどん定食を頼んだら、予想以上の重量感にてこずってしまった。



写真が流れて紗がかかってしまったが、角煮。非常に手がかかっていると思う。



さぬきうどんの系譜だろうか、冷やしぶっかけうどん。強靭な歯ごたえだが、なめらかな麺であり、全体にさっぱり味。



食べ終わり、藻岩山麓どおりを通ってギャラリー門馬を目指す。途中円山公園・動物園のあたりは駐車場3時間待ちの大渋滞。公共交通機関で来ることをお勧めする。