散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

振られた結果いつもの店に行く

2008年05月28日 22時48分29秒 | 飲み歩き・琴似界隈
バーの方々(複数名)から勧められた琴似の居酒屋に行ってみようと思ったが、休みだった。ちょっと気をそがれて、結局いつもの「D」に行くことにした。

最初にコップサイズのビール。通しはアスパラと麩? かな。なぞの和え物であった。まずは刺身のメニューの中から平目刺しだ。こいつはしっとりと脂が乗っていてかなり良い。



磯自慢別撰本醸造を出してもらい、次はアスパラバター漬けにしてみた。他にアスパラボイル、バター焼きもあるのだが、「アスパラをさっとボイルして、鰹節をたっぷり入れた出汁につけ、そこにバターを入れます。色が悪くならないようにそれを急激に冷やして・・・」というマスターの語る料理法にうっとりしてしまったのだ。

そのアスパラは(写真がボケて掲載できないが)歯ざわりが残りつつ、味の半分以上を出汁が支配している(バターの風味は仄かな感じ)という、料理法が効果を出した一品であった。

根知男山吟醸を飲み、ローストラムを注文。要するにローストビーフのラム肉版であるが、あまり脂が多すぎない腿肉を香りを残したまま仕上げているので、ラム好きには嬉しいところだ。



飲み物のフィニッシュも最近お気に入りの洋酒メニューから選択しよう。迷いに迷ってマール・ド・ブルゴーニュ1982を選択してみた。ミニボトルになみなみ50ml近くあるかも知れない、たっぷりのマールがやってきた。残しておいたローストラムとマール、これは中々の組み合わせだ。



たっぷり飲んで食べて、今週は若干余裕があるから、何とか平穏な週末にたどり着けそうだ。

ところでお店のBGMをかけているのがCDチェンジャーなのだが、マスターに聞くとCDが100枚入るのだそうだ。そんな機械があるのか! 驚きであった。