散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20080529ギャラリー巡り

2008年05月29日 21時45分18秒 | ART
仕事の後、2軒だけなの巡ったというほどではない。今日も仕事が早くきりあがり、しばしぶらぶら歩く。地下鉄大通駅の西端まで来た時に「そうだCAI02ができたんだ!」と思い出した。

非常に分かりにくい階段を下る。ギャラリーは左右両側に2室になり、片方には何とカウンターがある。ちょっとした喫茶・バーコーナーになっているのだ。それはもう、何か飲むしかあるまい。早速白ワインを注文すると、ビスケット添えでなみなみ量でやってきた。

うーん、こういう感じいいなあ。札幌にもこういう場所が一つや二つあっても悪くはあるまい。随分夜遅くまで開いているみたいだし、ぜひ飲みながら美術鑑賞ができる場として続いてほしいものだ。

さて作品は、今村育子「私のおうち」がやはり気になる。小さな家のドアを空けると、奥に半開きのドアがあり、その先を見ることはできない。想像をかきたてること申し分ない。もう一つ気になったのは久野志乃の「草の上のスカート」。光の描写や不安定な色使いが、何となくムンクを思わせる。

また飲みに来よう(違うか)。

琴似に移動して「R&R」でmaniの「small aquarium」という展覧会。決して上手い作品ではないが、バーの壁のくぼみに小さな空想上の水生生物を配置しており、まさに小さな水族館というのがピタリとはまっている。

「ミニリマンド」という魚には「体長が2cmしかないカレイのため…」という解説がついている。ちょっと面白い。さらにバーの窓から隣のビルに映像作品を投影しており、これを窓越しに見るというのも楽しいものだ(私はカウンター隅に座ったので、立ち上がらないと見えないが)。

そうこうしているうちに、尺八&ピアノのミニライブが始まった。マスター以外に客が二人しかいないので、帰るに帰れなかったのだ。自作の三部作(プログレか)を中心とした尺八の演奏も面白いが、やはり西洋音階であるピアノに安心感を感じるのは、子供の頃ちょっとだけピアノをやっていたせいだろうか。

約40分の演奏が終わり、私もエーデルピルス→ウィスキー→ジン+ビタースを2杯飲んだので、帰宅することにしよう。

20080529最近読んだ本

2008年05月29日 21時21分56秒 | 読書
「サターンデッドヒート」グラント・キャリン
異星人の遺物を目指して土星への旅。フロンティアマインドあふれる快作(再読)。

以下、図書館の6冊。
「インターネット犯罪だます人だまされる人」森一矢
6年前の本でいささか古びているが、ネット犯罪は本質的にはそれほど変わりがないようである。

「阪神大震災食のSOS」災害と食の会
炊き出しといってもメニューのバラエティや、配食の仕方、作る量、アレルギー、年寄り向けなど大変である。

「詐欺対策マニュアル」愛連合詐欺対策委員会
事例紹介と対策を書いた本。イラストとマンガが怪しい。

「そこそこ防災マン奮戦記」伊東義高
そこそこ防災しようとしたはずが、結構大変な手間がかかるのである。持ち家でないと家具の固定がそもそも大変なのでは。

「自宅で死ぬために」杉村晴子、境朗子
必ずしも自宅にいるだけがハッピーではなく、老人ホームという選択肢もあるのだろうと思う。選べるかどうかが問題だ。

「親の入院・介護に直面したら読む本」長岡美代
ごくオーソドックスな本。