散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20110501最近読んだ本

2011年05月01日 22時49分49秒 | 読書
■「食べもの屋の昭和」岩崎信也
いわゆる名店の店主が語る、自分のお店の話。何とラストは札幌のバーテンダー山崎さん。

■「図書館戦争」有川浩
登場人物があまりにも典型的すぎる。また、こういう世界が生まれるにいたる経緯が、あっさりしすぎ(まあ、これは以降の作品で書かれるのかもしれない)。あえて欠点から挙げてみたが、それを上回る面白い作品。先を読むのが楽しみだ。

■「新・日本の七不思議」鯨統一郎
邪馬台国、空海、本能寺の変、写楽など、日本の歴史上の謎に挑むシリーズ作品。残念ながら既に諸説出尽くしたテーマが多いため、驚きはそれほどではない。

以下、図書館の4冊。
■「月のころはさらなり」井口ひろみ
話としては決して悪くない。帯に「新感覚青春ミステリ」等と書いてあるのは、出版社が悪いのかな。何でもかんでもミステリと呼ぶなと思う。

■「リ・セット」魚住直子
母と二人で暮らす中学生の主人公の街に、離婚した父がやってきた。少々観念的な文章で、もう一つ。エピソードもあまり効果的ではない。

■「おもひで屋」上杉那郎
19年前に父は失踪し、母は電車事故で植物状態になった。19年後、野球で甲子園出場という夢を断たれた主人公は、謎のチケットでその時代へ行く。果たして本当は何があり、父はどこへ行ったのか。面白いのだが、話の展開が少し乱暴。文章ももう一つ丁寧さがない。

■「兄妹パズル」石井睦美
突如、下の兄貴が家出をした。家族は仲が良かったはずなのに、家出の原因は何なのか。語り手を高校2年生の妹にして、なかなかフレッシュな文章。これはこれで、悪くないと思う。

タングロン

2011年05月01日 15時36分46秒 | Weblog

昨日Nさんにいただいたタングロンを早速飲んでみた。製造者は芦別市の会社。距離的に近いので、富良野市の給食に登場していたのだ。原材料はというと、

・昆布酵素エキス
・りんご果汁
・オリゴ糖、ビート糖
・ビタミンC、ビタミンB2
・酸味料、香料

ということで、子供のころは非常に好き嫌いが多かった私は、昆布エキスの味が苦手だった。りんごジュースの偽物め! と思っていたのである。

ところが今飲むと、多少の風味はするものの…、実に美味い。90mlしか入っていないので、すぐさま2つ目のパックを開けて一気飲みしてしまった。

確か、芦別の道の駅で見かけたことがあるので、ぜひお勧めである。