散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

今週の三連打(1)

2011年05月18日 21時11分48秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
本日は会議が早く終わり、天候の良さに誘われて、創成川公園へ。そこからさらに誘われて、すすきの方面へ。1軒目はバー「C」。平日の17時台に来るのは、かなり早い来店だ。

1杯目はハイボール、2杯目は気候を考えて爽やかに白ワイン。なんかいいねえ。3杯目は店内に掲示があったミントジュレップ。今年もマスター自家製のミントだろうか。まだ少しミントが若い感じなので、軽めの香りとなった。



外はまだまだ明るい。勢いづいて2軒目はバー「N」へ。バーホッパーイベントのカードを入手。今回も大して行かないと思うが、2、3軒は新規開拓して見たい気持ちもある。しかし、開拓してもその後続かないため(行きたい店が多すぎる)、あまり店のためにはなっていないとも思う。

1杯目はバカルディハイボール。ショートカクテルがきつい人向けに、それを炭酸で割ってしまうことがある。ギムレットハイボールなんていうのは、自分で頼むだけでなく一般的に名前を聞いたこともある。それの別カクテルバージョンということで、バカルディを炭酸で割ってみたのだ。

出来上がりはこんな感じ。実に可愛らしいピンクのカクテルとなった。甘酸っぱい+炭酸で、これは万人に喜ばれるのではないだろうか。



続いて、コンプレックス。今回のレシピはリカール+カンパリ+唐辛子ウォッカ+ライム+塩で、リカールの個性が新たなインパクトを生みだした。バランスも結構良いし、これはいいのではないだろうか(しかし、このカクテル、名前は同じだがレシピが毎回バラバラだ。コンセプト主導なので、やむを得ないのだな)。



3杯目はジン+グレープフルーツジュース+マラスキーノ。良く覚えていないが、多少アルコールを控えめにしてみたのだろう。酸味とマラスキーノの濃厚な甘味が合体した味だった。

本日はこれで帰宅するものの、合計6杯だとかなり酔っている。

20110518最近読んだ本

2011年05月18日 07時02分38秒 | 読書
■「近代の美術12 上村松園」関千代
つまらない美人画を書く人だと思っていたのだが、展覧会を見てからというもの、気になってしょうがないのである。

■「ペガサスと一角獣薬局」柄刀一
超自然現象とも思われる謎(竜に殺された男、ペガサスの登場等)を論理的に解決する作品。なぜそんな事態になったのか、という所を除けば、魅力的な謎と(何とか)合理的な解決が示されている。やはり無視して良い作家ではない。

以下、図書館の5冊。
■「「ラーメン」の謎」
流行のラーメンにはもう興味が持てなくなっている私である。

■「今宵、バーで謎解きを」鯨統一郎
ワインの話→子供の頃の懐かし話→事件の話と、パターン通りに展開する短編集である。しかし「邪馬台国はどこですか」を書いた作者とは思えない、ご都合主義的な展開。作者複数人説に賛同したくなる。

■「心霊特捜」今野敏
実は現場には結構あるという、心霊がらみの事件を追う警察の部署の話。普通人のリーダと個性的な部下(霊能力あり)というのは、今野敏得意のパターンである。罪のない、娯楽作品。

■「サークル」北島行徳
思わぬ怪我から進学に失敗してひきこもりになった主人公。記憶を失った男との接点は何か? ミステリ仕立てで、まあまあ。

■「おーい、宗像さん」佐藤洋二郎
小説を書く書くといいつつ、新聞社をやめようとしないダメ男宗像さんの物語。ちょっと文学同人界にいそうな人で、そこが物悲しい。