わりとウィスキー三昧

本日の２軒目は、１軒目の店からビルを出ることなく移動し、バー「Ｄ」へ。

１杯目は体が温まりすぎてしまったので、アクアビットフィズ。ジンフィズのベースを私好みのアクアビットに変更したものである。これで気持ちを落ち着かせる。

２杯目は今月の新入荷からロウカスク・スモーキング・アイラ・１９９８（ブラックアダー）。ブラックアダーはほとんど原酒を加工しないため、生々しい味には定評がある。アルコール度数も６１．２度、甘味から少しの酸味、スモーキーさ等、満遍なくいろいろな味がする。



３杯目はウィスキーベースのカクテル。フェイマスグラウス＋フランジェリコ＋ドランビュイ＋レモン？　と、濃厚な甘味とそれを和らげる軽い酸味のあるカクテルになった。しかし、フランジェリコの個性は強いね。



最後に珍しくバーボンのブラントン・１０５（メゾン・デュ・ウイスキー）。そんなにバーボンらしくなく、スコッチ派も飲みやすいのではないだろうか。とは言え、度数は５２．５度とあって、だんだん私もやられてきた。



よし、帰ろうと思いつつ、なぜか琴似の飲み屋街をふらふら（どこかに行こうとしている訳ではない）。路地であまりにも弱弱しい感じの子猫ちゃん発見。



私の姿におびえていたので早めに立ち去り、さっさと帰ればよいものを、ついカレー＆餃子セットで締めてしまった。



札幌市民であれば、この組み合わせでどこに行ったのかお分かりであろう。

週中の祝日は嬉しい

今週は木曜日が祝日とあって、非常にメリハリがある。水曜日は会議のせいもあって、ちょうど良い時間に仕事終了。速攻で琴似へと向かう。

どこか初めての店に行こうと思い、考えた結果、旬菜「Ｔ」へ行ってみることにした。店に入ると幸いなことにカウンター席も結構多い。まずはレモンサワーと通し。通しはアンコウ(?)酢味噌、もずくである。



刺身は今日のお勧めだった、かわはぎにしてみた。



むっちりと白く、滑らかな刺身である。右下に肝もあるが、鮮度の良さが見てとれる。醤油に溶くのがもったいなかったので、かわはぎの身に包んで食べてみた。濃厚と淡白の取り合わせが良い。

続いて、冬に相応しい鮟鱇鍋。一人前から行けるようだったので、ぜひこれを試してみよう。燗酒も追加注文。



鍋を噴火させて汁が少し減ってしまったが、出来上がりはこんな感じ。あんこうは身、皮、肝など各種部分が満遍なく入っている。ダシは醤油味であっさりだが、なかなか滋味深い。

これで満足して終了。食べ物は非常に良かったが、満席でないにもかかわらず、少しオペレーションが回っていない感じがする。その点だけが少々気になった。