散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

努力目標達成できず

2011年11月03日 16時42分41秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
私は日・月は祝日や仕事飲みがからまない限り、基本的に酒を飲まない。また、木曜日も努力目標として酒を飲まないようにしているのだが、つい祝日なのでふらふらと行ってしまった。

まず、東急の「大薩摩展」へ。いつも焼酎を購入する「K」醸造のところに行き、試飲しながら芋焼酎を2本購入。あまり飲み屋では芋焼酎を飲まないのだが、この時ばかりはちょっと別なのである(写真中央はおまけ)。



かなり年配の女性が「こっちも美味しいわよ」と言って、私にも40度超の麦焼酎を進めるので、つい試飲してしまった。確かに甘味があって香りも華やかな感じ。女性はその後に25度の焼酎を飲んで「こっちを後で飲むと、水みたいね」と、とんでもないことを言っていた。その上、焼酎を2升ほど買っていたので「お強いですね」と言ったら、「時間をかければ1升は」ということであった。

これでやや火が付いてしまい、祝日でも開いているであろう安心確実なすすきのの「M」へ。いつも通りハイボール、マカロニサラダ。



さらにいわし刺身を注文してみた。なかなか脂があって美味い。



お店のお母さんに、肩こり解消の体操を聞いて帰宅。少しぶらぶら歩いてから帰ろう。

20111103ギャラリー巡り

2011年11月03日 15時47分59秒 | ART
本日のギャラリー巡りは三岸好太郎美術館→教育文化会館→資料館→コンチネンタル→芸術の森美術館→NEW STARの6か所。街中のギャラリーは土曜日に回ることにして、本日は芸森で時間を使った。



■三岸好太郎美術館「A MUSE LAND TOMMOROW2012 おばけのマ~ルと絵のふしぎ」。本日は祝日、子供たちはもちろん、落語会を開くためかかなり大勢の観覧者が訪れていた。



1階は北海道ゆかりの画家の作品。国松登、松島正幸あたりから、杉山留美子まで幅広い。私は久しぶりに木原康行の作品を見ることができて嬉しかった。

2階は三岸好太郎の代表作と、なかいれいの「三岸美術館で、マ~ルみつけた!」シリーズが展示されていた。これは「のんびり貝」や「マスクせる道化」等とマ~ルをひとつの作品内に同居させたCG作品なのである。

■札幌市資料館「創建85周年イベント 旧控訴院沿革史展」。これが意外な面白さだった。



なぜか鴨々川で拾われた、法の女神像。



昔、玄関の上に掲げられていた、菊の紋章。



かつて行われた代表的な裁判例が掲示されていたのが、一番私の興味を引いた。

○明治時代
・密通した妻がかすべのぬたにトリカブトの毒を入れ夫に食べさせて殺害→判決、さらし首。
・女性が放火→判決、ススキノのどまんなかでさらし首。
・刑務所から剣術の上手い囚人が脱走し、札幌警察署警部と壮絶な切り合い。

○大正時代
・中古のベンツに飛び乗ろうとして、転落しひかれる。札幌の自動車事故第一号だが、取り締まる法律がなかったため事件にならず。
・養子に生命保険をかけ、強盗の仕業に見せかけて殺害。

○昭和初期
・8本のローソクをつないで、2時間後に火災を起こして保険金詐欺。本人はアリバイ工作として岩見沢に宿泊。
・かぼちゃばかりの食事と嫌味に耐えかね、姑を殺害。犯人が色白細身の美人で評判に。

まあ、今も昔も大して変わらず(さらし首はさすがに無くなったか)ということである。

また、今日がレコードの日であるせいか、新冠町のレ・コード館が関係していると思われる、レコードコンサートが行われていた。私がいた時にかかっていたのは、ジャズとカーペンターズであった。

■コンチネンタルギャラリー「収蔵品展」(展覧会名は記憶で書いているため不正確)。主に版画作品が展示されており、私の知っている人は、渋谷栄一、小野州一、金沢一彦、渡会純价、艾沢詳子、福岡幸一、尾崎志郎と言ったところか。福岡幸一のアンモナイト以外の版画を初めて見た。この他に、コラージュ作品として中江紀洋の作品があった。

芸術の森美術館は長くなりそうなので、別項で。

文化の日 芸術の森美術館

2011年11月03日 14時19分17秒 | ART
■芸術の森美術館「表現するファノン-サブカルチャーの表象たち」。
サブカルは、ストライクゾーンが狭く、他の人に共感されにくいものだからこそ燃えるのである。従って、10のうち9、いや100のうち99はボールなのだ。しかし、ボール球でも本当にすごいボールであれば、そのすごさは他人に伝わるはずなのである。

この展覧会、写真撮影可なのだが、まあ撮る気がほとんど起きなかった。
ああ、それから貸し館なのでアルテピアの会員証による入場は不可。



■同「A氏コレクション展」。札幌市内で長年ギャラリーを経営するA氏が、86点を美術館に寄贈したそうなのである。A氏って、荒巻さんかな?

佐藤武「女性像」:最近の佐藤武しか知らない私にとっては、非常に貴重な女性を描いた作品。象徴的な所は変わらず。
岩船修三「梨果」:地味だけど良いね。
小川原脩「馬」:70年代の作品だが、何となく迫力あり。

***
さて、今日は天気も良いし、野外美術館でも見ていくかなあ。と、本日無料のゾーンに足を踏み入れると、冬になる前の最後の行楽と言ったところか、非常に大勢の人がいた。まあ、かなり広いエリアに彫刻があるので、寂しくなくて良かった。

ダニ・カラヴァン「隠された庭への道」(の極一部)。太陽の光で中央部が金色に輝いてる。



秋山沙走武「ミロク’89-Ⅰ」。



中江紀洋「波の重なり」。だんだん見る経験値が増えているので、新鮮である。



小清水斬「石翔ぶ」。つい翼に目が行ってしまうが、石の存在感あってこそだと思う。





安田侃「間」。ちょっと逆光で撮ってみたりして。





砂澤ビッキ「四つの風」。良い具合に朽ちている。





土屋武「挑発しあう形」。異質なものの組み合わせ。



峯田敏郎「風と舞う日」。軽やか。



坂坦道「風の中の道化」。坂坦道、カッコええ~



佐藤忠良「女・夏」。佐藤忠良こども館も大盛況だった。



少々交通の便は悪いものの、これだけの贅沢な空間を持っていることは札幌の誇りと言っても良いのではないだろうか。ちょうど良い日差しの中、かなり時間をかけて彫刻を見て回り、すっかり私は穏やかな気持ちになっていた。

もっとスパイスを!

2011年11月03日 11時39分53秒 | 食べ歩き
昨日は一人飲みなのだが、今日は少々体がだるくなっていた。ということで、久しぶりに大通のカレー店「K」へ。チキンカレー、ナン+ご飯、サラダのAランチを注文。



特に辛さの程度を質問されなかったのだが、残念ながらあまりにも辛さがない。もう少し辛いのを食べて、汗をかこうと思っていたのだが、しごくマイルドなカレーであった。