散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

倶知安にて 意外な名店

2011年11月19日 22時40分32秒 | 飲み歩き・北海道内
温泉を出て、宿泊するコテージに集合。全員で14名だったかな。昨年からこのコテージの目の前にあって、ちょっと気になる場所が今日の宴会場である。



名前は「カフェ&バー S」。このセンスも微妙だし、ちょっと人気の少ないロードサイドで、この店構え。果たして大丈夫なのだろうか。



さて、まずはビールで乾杯。人数が多いので、少しビール配布待ちになってしまったが、それでいて良い泡の状態。飲んでみると、予想以上に美味い。良いビールに、この先の期待感も高まる。



まずは炙りサーモンのサラダ、生春巻。いずれも、トップバッターとしては良い感じだ。





次は出来立ての海鮮茶碗蒸し。カニ、ホタテなどが入っていたが、よく海鮮の味が効いている。



ここまでは、空腹のあまりに一気食い。少し落ち着いて、飲み物をハイボールに切り替えてポテトフライを食べる。ジャガイモがさすがに美味しい。





ここで鶏肉のバジル風味。



締めにチーズたっぷりのピザとネギピザ。ネギピザが非常に良かったと思う。





最後にマンゴーのアイス(写真ピンボケのため、無し)を食べて終了。もう一品何かあった気がしないでもないが、ハイボールがかなり濃いめで途中から記憶があやしい…。

この後コテージに場所を移して2次会に入るも、全く記憶なし。いやあ、お酒って本当に恐ろしいものですね。それでは、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。

それはさておき、この店、感じのなかなか良い店であった。他の皆さんも満足の模様。

倶知安へ

2011年11月19日 18時29分40秒 | 旅日記
ということで、13時過ぎに札幌を出発。本日の目的地は倶知安である。3時間弱の道のりなので、途中読書がはかどる。倶知安駅に到着し、まずは小川原脩記念美術館へ。



第1展示室は「小川原脩 自伝風な展覧会」である。そういえば、この方、生誕百年なのであった。

「冬の海」:これぞ、ザ・北海道、しかも日本海側。良い季節ばかり北海道に来ている観光客には、この作品は分かるまい。
「植物園」「人間の季節」「造園地帯」:シュール3部作。以前に昔の作品の写真を見たことがあるのだが、シュールレアリスムの作品はもっとあったらしい。失われてしまったのが残念である。

第2展示室は「不思議 ふしぎこの絵なんだろう…?」という、単純に画題を読み取れない作品の展示。



「高山生物誌」:高山植物から想像される可憐さはゼロ。くねりたくった、奇怪な植物である。
「無題」:もともとナルシスを描いたものなのだが、戦時中のご時世から塗りつぶして、その上に白い舟が描かれた作品。しかし、うっすらとナルシスの顔も残っており、消すに消せない心理的葛藤が感じられる。

この他、福沢一郎、谷口一芳、因藤壽の作品も展示されていた。



美術館でコーヒーをご馳走になってから、倶知安駅前に戻る。駅前で拾ってもらい、温泉へ。


20111119ギャラリー巡り まだ札幌

2011年11月19日 13時00分00秒 | ART
本日のギャラリー巡りはコンチネンタル→富士フイルム→らいらっく→三越→さいとう→道新→時計台→STV→たぴお→大丸の10か所。午後から札幌を離れるため、街の中心部に絞ってみた。

■コンチネンタルギャラリー「藤田尚宏彫刻展 意識下のモンタージュ2」。大理石と金属のバランスが非常に面白く、作品が想像力を湧かせるような形になっている。「あれ、どこかで見たことが」と思ったら、500m美術館にも出品している人であった。私がパッと見て分かったのだから、独自のものを持っているのだろう。

■らいらっくぎゃらりー「佐藤綾香展」。これを見ずに札幌を離れることはできなかった、楽しみな展覧会。今回、作品を見て思ったことの1番目は「文字への意識」である。作品の中に文字、または文(ふみ)を思わせるイメージが多いのだ。絵画作品に文字を持ち込むことの妥当性は議論のあるところかもしれないが、「物語性」を強く意識させることは間違いない。

もう一つ思ったのは、色彩について相当考えているのではなかろうかということである。イメージからすると、いわゆる女の子のフワフワした画という気が若干していたのだが、今回この会場で画を近くで見ざるを得なくなった結果(狭いので)、意外と綺麗ではない色彩(誤解無いように)も使っていることに気が付いた。

多分、画をかく人にとっては当然なのだろうが、世の中のものはそれほど単色ではないし、見るからに綺麗な色彩のものだけではない。しかし、そのような色を使いつつ、全体として違和感がないところに感心した次第である。札幌ではかなり知られた画家であっても、どうにも色彩を受け付けられない人が、私には何人かいるのだ。

作品目録があったので拝見してみたが、かなりいろいろな作品を作っているようであった。賞を取ったりしているが、まだ特定の作風に固まってしまう時期ではないと思う。とにかく今後も期待。

■三越「三越冬の美術祭」。全く名の知らない人であるが、トマサ・マルティンという人の作品が良かった。窓からさす光を描いた良くありそうな静物画なのだが、ひっそりと描かれた影などが良い感じ。

■時計台ギャラリー「第14回キャンバス会展」。意外と面白い作品が多かった。

■ギャラリーたぴお「コレクトマニア3rd!!」。こちらは出品者のコレクションを展示する展覧会。やはりコレクションにはその人の人柄が出る。

以上で札幌駅へ。

メニューに惹かれた

2011年11月19日 11時47分15秒 | 食べ歩き
本日は午前中に札幌市内のギャラリーをかけ足で巡る。昼食は久々にやってきた中華料理の「C」。なぜなら、外にある本日のランチメニューの「酸辣湯麺」に非常に心惹かれたからだ。

まもなく酸辣湯麺が到着。具は豚肉、竹の子、青梗菜、豆腐、きくらげ、ネギ。とろみが付いているため非常に熱い。辛さは最初さほどでもないと思ったが、だんだんじわじわと効いてきた。



もう少し酸味が効いているかなと思ったが、そちらはそれほどではない。しかしその少しの酸味が飽きさせずに食べさせるのであった。サラダ付きもちょっと嬉しい。



セルフサービスのコーヒーを飲んで終了。そろそろ札幌駅方面に向かおう。