散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20120911最近読んだ本

2012年09月11日 20時53分53秒 | 読書
読書絶好調は継続中だが、明日から激減する予定。

以下、図書館の8冊。
■「もっと変な給食」幕内秀夫
麺類と甘いパンの組み合わせが結構多いが、麺+パンは自分も食べていたような気がする。揚げパン(世の中の人が言う割には、食べたことがない)や菓子パンが出なかったのが救いか。しかし、パン+お汁粉+牛乳+フルーツという地獄のような組み合わせの日があったような気がする(子供の時分にとっては嬉しかったかも)。

■「安心ひきこもりライフ」勝山実

■「わたしの3・11」茂木健一郎編

■「ベルマークの秘密」高井ジロル
驚いたのが、のべ146社、現在(平成18年の本)では59社しかベルマーク運動に参加していないということである。子供の頃はほとんどの品物についているとばかり思っていた。

■「天災人災格言集」平井敬也

■「福田君を殺して何になる」増田美智子

■「野宿に生きる、人と動物」なかのまきこ
路上などで生活する人々と動物たちの話。自分の生活が成り立たないのに動物なんて、という話もあるだろうが、そういう理屈ばかりの話ではないのだ。

■「昭和が遠くなって」小林信彦

以前より、本の感想で貶すのをやめたのだが、それにしても「ふざけんじゃねえ」と言いたくなる本が沢山ありますね(急に丁寧語)。

20120911ギャラリー巡り

2012年09月11日 13時08分20秒 | ART


本日は彫刻美術館→ポルト→三岸→大通→CAI02→三越→スカイホール→さいとう→ivory→北陸銀行→時計台の11か所。

■札幌彫刻美術館「長岐和彦展」。
「scene #n」(nは連番が入る):青・白・グレーをまぜたような地の色に、黒で一瞬浮かんだイメージを描いたものと、黒地にグレーや青の色が見える2系統の作品があった。黒地の方は、さらにその下に青が塗られていて、その色がかすかに表面に出ているのだ。どこか、失われていた意識が戻る時のようなイメージか。無料なので、お近くの方はぜひ。



市長公館跡地でワグナーナンドール「母子像・ふるさと」を発見。昨年、設置されたものらしい。知らなかった。



■ポルトギャラリー「末次弘明のまとめ展」。
「Cape」:2~30年前の、あまりスタイリッシュとは言い難い北海道の住宅を描いたもの。一番大きな作品は青緑の地に赤色で家の形が描かれている。カッコよくないが、暖かいのだ。

■三岸好太郎美術館「<猫>が気になる。」。
三岸太郎「三岸好太郎<猫>による立体」:好太郎の孫になる三岸太郎が、紙粘土で<猫>を再現したもの。
なかいれい「三岸の猫とマ~ル」:2010年のCG作品をもとにした、今年の新作油彩らしい。
林竹治郎「朝の祈り」:この画というと、頭痛で頭を押さえているお母さんしか思い出せないのだが(←ウソ。祈っている所なのだ)、確かに右端に白猫がいる。

松樹路人「美術学校-モデルの部屋」:近美にありながら、初めて見る作品だ。
松樹路人「原野」:フォークを突き付けられた画家が、ペインティングナイフを子供の顔の前で構える、不気味な作品。しかも暗い色のフォービスムな感じで、松樹の作品とはとても思えない。
岩橋英遠「猫」:ヤマネコをモデルにしたらしいが、猫というより豹のような体つきだ。

中村善策「猫」:これも珍しい。色紙に描かれた即興的作品。
長谷川潾次郎「猫」:今にも流れだしそうな水滴のように、トロンとした幸せな猫が描かれている。
国松登「浅春」:こちらの猫は屋根の上にシルエットしか見えないが、獲物を常に探すかのように野性的だ。

山田義夫「猫」:リアリズムスケッチ。
斎藤清「凝視(猫)」:まるで猫の目がフクロウのようだ。ユーモラスである。
稲垣知雄「猫の行進(正面)」:猫の顔がぎっしり並んで、ストリートギャング風である。これには人もよけるだろう。

この他、国貞、国芳、英泉の浮世絵もあり、こちらは女性=猫という見方であろうか。バラエティの豊かな展覧会で、十分以上に楽しめた。もう一回行きたいが、余裕がないかも。



■CAI02「snow and sea」。
「snow and sea」:展示室の床と壁を使った大きな映像作品。床には波打ち際の映像、壁には白いものが降ったり、または逆に上っていたりする。素直にタイトルを読めば「雪」なのだが、「マリンスノー」と思った方が良いかもしれない。波打ち際の部分には靴を脱いで入ることができ、映像に囲まれることもできる。アンビエントミュージックと言いたくなるような音楽とともに、つい見とれてしまうのだが、空調が冷たすぎて長時間いるのは無理かもしれない。

「PopulouSCAPE」:世界地図上の都市部分に、人口10万人あたり1階のビルを建てて、それを夜間飛行で眺めるという映像作品。「アート」というより「統計」に近いのではと思ったりするものの、その映像は美しく、夢中になること間違いなしだ。

■三越「三越の逸品絵画特集」。柏本龍太の作品が2点あった。

結構収穫があったので、無理やり回ってみたが良かった。

いたって平凡な昼食

2012年09月11日 12時30分35秒 | 食べ歩き
今日はかなり歩いて、北海道庁に到着。平日休みでなくては行けない、道庁の食堂に行ってみよう。エゾ鹿ハンバーグに少し心ひかれながら、アジフライが食べたくなったので、結果的にB定食というのを注文。北海道ではアジフライというのを見かけることは、それ程多いことではない。



ごはん、大根と揚げの味噌汁、アジフライ(タルタルソース)、目玉焼き(小さい)、サラダ。一旦着席してから、もう少し味付けが欲しいことに気がつき、メインの皿を持って調味料を探す。サラダ用のドレッシングはあったのだが、混雑に慌てているせいか、醤油・ソース類が見当たらない。この点だけは、テーブルに調味料のある市役所の食堂の勝ちだ。

ということで、タルタルソースにサラダから流れ出たドレッシングの力を借りてアジフライを食べ、少し残念な感じで昼食終了。今日は酒も飲めないし、このままなすすべもないのだろう…。