散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

受賞打ち上げ!

2006年03月06日 22時33分25秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
先日、ある研究発表会(私は出席できなかった)で受賞したので、打ち上げを行った。賞金は商品券で3万円分、それを6人で山分け。金額以上にめでたいことである。
打ち上げは名古屋発祥の居酒屋「Y」。最近何だか行く回数が多い。
食べたものは手羽先(大量)、塩焼きそば、味噌かつ(好きだ)、味噌串かつ、サラダ、ねぎ入り玉子焼き(旨かった)、デザート。
飲んだものは、ビール、里の曙(黒糖焼酎)、十割(そば焼酎)、生レモンサワー、ウィスキーソーダ、黒甕(芋焼酎)・・・チャンポンしすぎか?

2軒目は二人で(珍しい)、すすきののバー「C」へ。
ウィスキーソーダ、白州10年、モッキンバード。ちょっと飲みすぎたかもしれない。

テクニカルエンジニア(情報セキュリティ) 模擬試験

2006年03月06日 12時39分43秒 | 情報処理試験
このカテゴリーでは久々。

地道にテクニカルエンジニア(情報セキュリティ)の午前問題を解いていたのだが、突然、TACから模擬試験問題が届いた。自分で申し込んでおいて突然も無いものだが、すっかり忘れていたのである。
締切まで約2週間。ブルーになりながら早速午前問題を解く。約1時間、そんなに辛くない。
しかし問題は午後である。午後Ⅰを解く。2問やった所で約50分経過。ペースは良いが、解答欄が埋まらない。憂鬱になって一時中断。

他の試験区分と比べて、知っている/知らないの知識ベースに依存する所が多い分野のような気がする(苦手で残っているネットワークもきっとそうだ)。知らないと空欄になってしまい、それで終わり。考えたり、自分の経験から記述する所が少ない。

まあ、不得意故の言い訳であることも分かってはいるのだが。

20060306最近読んだ本

2006年03月06日 12時33分13秒 | 読書
「東京女性がよろこぶシャレた店」晶文社出版編
約20年前のグルメガイド。女性を喜ばせるのも、高級レストランでのマナーも大変だ。

「孤狼」堂場瞬一
これまでの3作の成果に甘んじた見所の薄い作品。新宿鮫と紙一重化してきた。

「悲の剣」鳥羽亮
謎の刺客「影蝶」はいったい誰? というミステリー風味の今回作。

「御開帳綺譚」玄侑宗久
ミステリーっぽさと秘仏御開帳に興味を持って買ったが、うーむ、純文学であった。

「バーのある人生」枝川公一
バーのある人生は、ない人生に比べて2倍増しである(当社比)。内容自体は基本的なもの。

「橋ものがたり」藤沢周平
橋がキーポイントになった人情話。

「神隠し」藤沢周平
どちらかというと救いが無い作品を集めた短編集。

時代小説付いているが、このジャンルでは池波正太郎と藤沢周平は好んで読んでいる。

ブログバトン

2006年03月05日 12時06分50秒 | Weblog
041212さんのところで見つけて、ちょっと書いてみようかという気に。

【1】ブログをはじめたきっかけ
以前から旅に出るとその結果を書いて、あるグループのメーリングリストに流していた。そこそこ評判は良かったのだが、あまりにも同じような内容(美術館、バー、居酒屋)なので、段々気が引けてきて、プッシュ型からプル型のブログに切り替えた。ただし、そのグループの方にはブログを始めたことをお知らせしていない。

【2】ブログ歴
そろそろ一年。

【3】よく読むブログ
ブックマークしているお三方のブログはいつも拝見している。その他には札幌の食べ歩き関係のブログや、東京居酒屋関係のブログを時々。

【4】ブログをつづけている理由
私の場合はもう完全に自己満足。
 
【5】ブログによって自分はこう変わった 
写真をもの凄くマメに撮るようになった。以前は食べる前に写真を撮る人間をダメな奴と思っていたが(まず、出されたら食べるのが先だろ)、最近は写真を先に撮ったり・・・。人間変わるものである。

【6】現実の自分とブログの自分は違うか?
もう、ほとんど自分そのまま。ただし、書いていないこと、書けない事はある。

【7】ブログを書く際のモットー
特になし。でも他人のブログより自分のブログの方が面白いと思っている自分好きなので、自分で後で読み直して「いいなあ」と思えるように書く。

【8】このバトンを5人にまわせ
誰かやる気があれば、ご自由に。

閉店27

2006年03月05日 11時49分47秒 | 写真館
しばらく前に電車通りの梅沢時計店が閉店。



話は全然違うが、「やってますか?」、このポスターが気になっている。もちろん、飲酒運転を追放するためのポスターなのだが、にっこり笑ってお猪口を持つオジサンを見ていると、「飲酒運転やってますか?」と積極的にお勧めしているようにも見えてくる。


久々にハシゴ

2006年03月04日 23時43分54秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
今日は久々にはしご酒となったが、筆記用具がなくメモを取れなかったので、記憶があやふやだ。

1軒目は狸小路のたち呑み「B」へ。最初開いていないのかと思い、しばらく中央区民センターの図書室で時間をつぶして、その近くの焼き鳥屋へ行こうと路線変更を考えていたが、何と焼き鳥屋さんが臨時休業。もう一度、戻ってきたら、看板が出ているのに気がついて入店。



最近非常に増えてきた札幌のたち呑み店だが、結構お洒落なところが多い。ここも、オッサンには似合わないかもなあと思いつつ、最初に白ワインを注文。店内には椅子なし部分と、止まり木程度の椅子あり部分がある。隣の居酒屋の開店時間になればそちらから料理も取れるとのことで、食べ物もいろいろありそう。2杯目はカルバドス、3杯目はイエーガーマイスターをいずれもロックで。シングルモルトが550円(くらい?)で飲めるし、酒の種類もまずまず。

早い時間帯のバイトの方が目の不調ということで、急遽呼ばれてカウンターに入っていた女性とロック談義。プログレ話などしながら、レッドツェッペリンのCDをかけて貰った。この方が非常にステキな方で、機嫌を直して次の店へ。
(美女のロック好きに弱いのは、それは当然のことでしょう)

2軒目は以前にいい感じであった、すすきの駅直結の若とり「Y」へ。この店は鶏の半身焼が名物らしいが、一人の私には量の関係で無理だ。ビールと鳥精、鳥しん(心臓?)を注文。最初に出て来たお通しは刺身(マグロ、ホタテ)・中華風はるさめ・(もう一つ何だっけ)・枝豆の盛り合わせで気が利いている。



それから本題の焼き鳥へ。何といっても鳥精が旨い。焼き方も肉質も良いのだろうけれども、ジュワっと汁気が口の中にあふれる。肉団子、ポンポチ、レバを追加して燗酒に切り替え。肉団子はあっさり味のタレが効果的。ポンポチは熱々のうちに脂の乗ったところをギュッとかみ締める。

この店では、一番年期の入った女性が焼き手をしており、その息子夫婦と思われる人がその他の料理や酒、接客を担当している(人間関係は勝手に想像)。炭火の前に立つ女性の頼もしさが安心感を産んで、味を一段上げているように思える。



久々の焼き鳥を堪能して、同じすすきののバー「N」へ。1杯目はテキーラベースのモッキンバード、2杯目は偶々お隣さんがロゼシャンパンを開封したのを良いことに、フレンチ75を注文。ロゼを使ってフレンチ75と言うのは初めてだが、非常に色が綺麗。

実はもうかなり飲んでいるため、3杯目もおそらく頼んだと思うのだが記憶がない。何となく事前に立てていた作戦からすると、ウィスキーを飲んだのかもしれないなあ。

神経が麻痺しているのと、それほど食べていないので、帰り道に琴似の「T」でラーメン。ちょっと変わった名前のラーメンだったが、もちろん憶えていない。


本日のギャラリー巡り

2006年03月04日 16時10分19秒 | ART
今日はギャラリーをあちこち回った。近美→市民ギャラリー→富士フォトサロン→大同→たぴお→時計台→セントラル→さいとう→ARTスペースの9箇所。筆記用具を忘れてしまったので、以下、記憶をたどった怪しい感想を。

近美「浮世絵美人画の魅力」をやっと見終わる。英泉をみてから、最後に全体を眺める。国貞は明快で華やか、国芳はおきゃんな感じ、英泉は崩れかけた妖しさがある(図録にもそんなことが書いてあったので、当っているかも)。

市民ギャラリー「幻想の刻永遠の夢」。
會田千夏:好きな作家だ。ロジャーディーンをちょっとだけ思い出したり、宇宙戦艦ヤマトの浮遊大陸を思い出したりすると、歳がばれる。
佐藤武:この人の画の気持ちよさは何だろうか。人が居ないせいか、シンボリックな建物のせいか。行ってみたい気にさせるほどの世界観は中々ないだろう。行ってみたら熱風が吹き、水が無くて死にそうな感じもするが。
平向功一:鳥を描いたり、バベルの塔の頂上にふさわしいシンボルらしいものが見えたり、ちょっと新傾向かな。

大同は今週も3階が空いていた。

時計台ギャラリーで「山田啓貴展」。ユーモラスだったり、しっかりした風景画だったり面白い。「藤井康子展」。わざわざ「スーパーリアリズム展」を函館まで見に行った私はこの展覧会がイチオシ(終了しているけど)。廃車をリアルに描いた作品には目を奪われる。三階の「川森巧展」。内臓のようなエイリアンのような画。気持ち悪いが目を離せない。

追記
セントラルの「新孔版画展」。いわゆるプリントゴッコと同じ理屈の版画であるが、かなり面白く毎年見に行っている。同じ会場で蔵書票の展示もやっており、細密版画好きの私はとても嬉しい。

美唄やきとり

2006年03月04日 13時00分28秒 | 食べ歩き
最近、美唄焼きとり、室蘭焼きとりの店が増えてきた。この両焼きとり、全く異なるものだが、それぞれに悪くはない。本日は昼の時間帯に美唄やきとり「T」に行ってみた。美唄の伝統料理(と言うほどのものか?)「鶏めし」があるらしいのだ。

早速、鶏めし丼&そばセットと言うのを注文。柔らかく煮込まれた鶏と、そぼろ・卵そぼろが乗った丼は、煮汁も結構含んでおり美味しい。ちょっと子供味な気もするが、そこがいいとも言える。そばの方は工夫がないな。鶏出汁を取っていないのだろうか。

鶏めしは内臓も入れるのが本式と言う話もあるので、今度美唄に試しに行かねばなるまい。

立ち飲み連発

2006年03月03日 18時30分06秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
最近増えた札幌の立ち飲み屋さんを一通り回ってみたいと思い、大通の「K」へ。ここは以前、立ち飲み「G」という店だったのだが、牛モツ串を売りに、業態を変えたらしい。

店に入ってみると、雰囲気、メニューはさほど変わりが無いようであった。早速、ハイボールと牛モツ串を注文。串にはいろいろな部位が刺さり、辛味噌ダレがかかっており美味しい。1本90円で、店のイチオシメニューに恥じない味だ。

続いて、黒糖焼酎(先日美味しかったので)と浅漬けを追加。浅漬けの盛り方が美しい。焼酎は自分で甕からつぐ方式。こぼれないようにナミナミと。

話は変わるが、Hokkaido Walkerで立ち飲み・ちょい飲み特集をしていたのだが、そこでも取り上げられなかった店がある。札幌の立ち飲みでは最古参の「A」という店だ。札幌立ち飲みの原点(かつてステーションデパート内にもあった)なので、興味のある人はぜひ。地下鉄さっぽろ駅直結である。

20060303最近読んだ本

2006年03月03日 12時43分19秒 | 読書
「レフトアローン」藤崎慎吾
非常にしっかりしたSF。今、SFのニーズはどの程度あるのか?

「天保悪党伝」藤沢周平
にくめない悪人たちの活躍を書く短編集。

「驟り雨」藤沢周平
どこかに救いのある人情話。

「おせっかい」松尾由美
ミステリーにファンタジー要素を持ち込む場合には、新たな論理性の基盤を作るためのものであって、論理性の基盤を崩すものであってはならないというのが私の持論である(崩した場合はミステリーではなく、ファンタジーになる)。

「春秋山伏記」藤沢周平
どことなくユーモラスな山伏を主人公にした山村の話。結構面白い。

「プルトニウムブロンド」ジョン・ザコーアー&ローレンス・ゲイネム
明るいハードボイルドSF。映画なんかでも、深刻めかしたのより、バカCGアクションの方が楽しかったりするのと同じ。

カップ酒

2006年03月01日 20時54分34秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
最近の私は会議が終わると飲みに行きたくなる(これは会議が嫌いなのだな・・・)。
すすきのの立ち飲み「C」へ。前回満席で入れなかった店だ。

最初の一杯は「今月の地酒」というのを注文すると、外に置いてあるので持ってきてもらえないかとのこと。指示に従って探しに行くが、どうやっても見つからない。結局品切れだったらしく、他の銘柄を選択したのだが、不満な立ち上がりだ。

つまみは「いぶりがっこ」を注文。つまみの品揃えは中々だ。
後から来た客に注文のシステムを説明するのを聞いて、店のスタイルがかなり理解できて来た。そのスタイルに沿って流行のカップ酒を飲むことにして、背後にある冷蔵庫から、ラベルを見つつ「正雪純米」を選択した。

この店、カウンターに一人しか入っていないのを逆手に取って、客にどんどん動いてもらおうというシステムのようだ。「正雪」はラベルに東海道五十三次の「由井」が描かれていて、素敵なデザインだ(しかも由井正雪のしゃれ)。

三杯目はロックの焼酎。氷の入ったグラスを受け取り、棚に8つ程ある甕から好きな焼酎を入れてよいのだ。これも甕の前まで足を運び、色々ある中から「園の露」という米焼酎を選ぶ。自分で入れると結構入るのが分かるなあ。

団体客4人の横で、私と50前の男性が一人で飲んでいるのだが、盛り上がるグループに負けたくないのか、寂しいのか、50前氏が話しかけてきた。
「(置いてあるCDのジャケットを手にとって)この曲歌ってる人、荒川静香に似てるよね」には、「はあ・・・」と言うしかなかった私だが、「僕はこれが好きで」と味見をさせてくれた黒糖焼酎は、原材料の風味が残っていながら、黒糖からイメージされる甘さのない旨い焼酎だった。焼酎のつまみはなまり節、これもぴったりの選択である。

残念な事は「立ち飲み」と店名についているのに、座席があることである。←立ち飲み原理主義者の独り言である。