4日目の朝、6:30分に起床し、5700歩ほどの散歩。かなり空腹になってきた。今日の朝食では一度やってみたかった、えびめし+カレーという暴挙に出てみた。予想通り、ちょっとスパイシーなご飯とカレーは合うような気がするのだが、地元の人には怒られるのだろうか。

9時半過ぎに岡山駅に行き、今日の目的地は山地側に約1時間の行程となる、津山市へのちょっとした遠征だ。津山と聞いてどんな所か思い浮かぶ人はいるだろうか。私もつい最近まで「津山30人殺し」の事しか知らなかったのである(詳しく知りたい人は各自検索でもして欲しい)。

ところが、ついに「B-1グランプリ2009」で初登場3位となった食べ物がある。津山のB級グルメ「ホルモンうどん」である。元々岡山にはえびめし、ドミカツ丼の2大B級グルメがあるのだが、他に何かないかと探したところ引っかかってきたのが「ホルモンうどん」なのだ。


→津山駅から川を渡って市の中心部へ。
昼食時間には間があるため、まずは津山郷土博物館へ。

正直何の知識も持っていなかった津山だが、パレオパラドキシアという哺乳類の化石が発掘されたり、巫女型人物埴輪(非常に珍しい形である)が発掘されたり、なかなかの展示物があるのだ。さらに近くに津山城もあるのだが、ちょっと面倒になり昼食の場所を探す。
実は津山市では「ホルモンうどんマップ」というのを作成しており、今日街を歩いている人の中にも、そのマップを頼りにしている人も結構いるのだ。しかしそのせいか、ある店は大混雑。またある店は連休中で休みのため、地図を持った人が途方にくれたりしている。私は人の多そうなエリアから移動し、ちょっと外れの店「M」目指すことにした。

今日は今回の旅行の中で29度と最も暑くなった日。歩くだけでも汗が出てくる。20分程度歩いてやっとたどり着き、店内に入り、無事鉄板前(暑い…)に座ることができた。さて早速注文と思ったが、昼前から相当込んでいたようで、年配ご夫婦のお二人は相当テンパっているようだ。しかし、うまいこと鉄板前に座ったので、お母さんの方に注文を通し、どのくらい時間がかかるかも教えてもらうことができた。待つ間に、じっくり作り方を見せてもらう。
「ホルモンうどんの作り方」(店によって違うとは思う)
1)数種類のホルモンを鉄板におき、味噌だれを絡めて炒める
2)キャベツと玉ねぎを大量投入。焼き肉のたれくらいの濃度のたれで味付け。
3)レンジでほぐしたうどんを投入し、多分、ウスターソースのような酸味のある味付けをする。
4)もやしとピーマンを順次投入。塩かうま味調味料を振って、全体に混ぜる。
5)皿に盛って、紅ショウガをトッピング。完成。
さあ、やっと私のところにもホルモンうどんが到着した。早速食べよう。野菜がたっぷりなので、それも食べつつ、うどんとホルモンを発掘して食べる。作り方3)で書いたように、結構酸味のある味付けで、さっぱり食べられる。ホルモンも色々な部位が入っているので、歯ごたえや味が違い楽しめるのだ。

しばらく食べ進んだが、おっと、どうも野菜が多すぎるようだ。どうしても少し残してしまい、お母さんにお詫びをしつつ勘定をしてもらう。お母さん曰く「野菜たっぷりだからね」ということであった。
途中ローカルなスーパーでホルモンうどんの味付けにも使えるという焼き肉のたれを発見したが、お店の3種類の味付けを見ていると別物だろうなあということで、購入せず。津山の印象だが、今日は快晴だったせいか、空虚な感じがするほど明るい街だった。街の規模感としては、千歳市くらいに感じたが、街の人のイメージより観光客が増え出して対応しきれないように思えた。「B-1グランプリ」で一層有名になった後が、また大変であろう。
駅に戻り、岡山へ帰る。途中は北海道とそん色のない山・畑である。

岡山のシンフォニーホールでやっている古書市を覗き、本を一冊購入。また岡山駅に戻る。
***
20090926追記。
・私の記述では津山は寂しそうなところだが、人口11万人と結構な都市なのだ。
・国指定の重要文化財などが11点もある。
・津山藩絵師・鍬形惠齋が200年前に作成した「江戸一目図」という立派な屏風がある。当時、江戸の名所をすべて収めた屏風があるということは、文化度も高く、裕福であったのだと思う。
・旧石器時代、この辺りは亜熱帯性の海であったらしい。それで海生哺乳類パレオパラドキシアがいたのだろう。
・津山城は明治7,8年に取り壊してしまったらしい。残念であろう。
・「ホルモンうどん」以外の津山の味というと、「しいたけ弁当」というのが名物のようであった。地味で良いね。
・当然知っている人もいると思うが、津山市はB'zの稲葉浩志の出身地らしい。観光案内所に「稲葉浩志君のメモリアルロードマップ」が置いてあり、生家の場所まで書いてあるのだ。良いのか?

9時半過ぎに岡山駅に行き、今日の目的地は山地側に約1時間の行程となる、津山市へのちょっとした遠征だ。津山と聞いてどんな所か思い浮かぶ人はいるだろうか。私もつい最近まで「津山30人殺し」の事しか知らなかったのである(詳しく知りたい人は各自検索でもして欲しい)。

ところが、ついに「B-1グランプリ2009」で初登場3位となった食べ物がある。津山のB級グルメ「ホルモンうどん」である。元々岡山にはえびめし、ドミカツ丼の2大B級グルメがあるのだが、他に何かないかと探したところ引っかかってきたのが「ホルモンうどん」なのだ。


→津山駅から川を渡って市の中心部へ。
昼食時間には間があるため、まずは津山郷土博物館へ。

正直何の知識も持っていなかった津山だが、パレオパラドキシアという哺乳類の化石が発掘されたり、巫女型人物埴輪(非常に珍しい形である)が発掘されたり、なかなかの展示物があるのだ。さらに近くに津山城もあるのだが、ちょっと面倒になり昼食の場所を探す。
実は津山市では「ホルモンうどんマップ」というのを作成しており、今日街を歩いている人の中にも、そのマップを頼りにしている人も結構いるのだ。しかしそのせいか、ある店は大混雑。またある店は連休中で休みのため、地図を持った人が途方にくれたりしている。私は人の多そうなエリアから移動し、ちょっと外れの店「M」目指すことにした。

今日は今回の旅行の中で29度と最も暑くなった日。歩くだけでも汗が出てくる。20分程度歩いてやっとたどり着き、店内に入り、無事鉄板前(暑い…)に座ることができた。さて早速注文と思ったが、昼前から相当込んでいたようで、年配ご夫婦のお二人は相当テンパっているようだ。しかし、うまいこと鉄板前に座ったので、お母さんの方に注文を通し、どのくらい時間がかかるかも教えてもらうことができた。待つ間に、じっくり作り方を見せてもらう。
「ホルモンうどんの作り方」(店によって違うとは思う)
1)数種類のホルモンを鉄板におき、味噌だれを絡めて炒める
2)キャベツと玉ねぎを大量投入。焼き肉のたれくらいの濃度のたれで味付け。
3)レンジでほぐしたうどんを投入し、多分、ウスターソースのような酸味のある味付けをする。
4)もやしとピーマンを順次投入。塩かうま味調味料を振って、全体に混ぜる。
5)皿に盛って、紅ショウガをトッピング。完成。
さあ、やっと私のところにもホルモンうどんが到着した。早速食べよう。野菜がたっぷりなので、それも食べつつ、うどんとホルモンを発掘して食べる。作り方3)で書いたように、結構酸味のある味付けで、さっぱり食べられる。ホルモンも色々な部位が入っているので、歯ごたえや味が違い楽しめるのだ。

しばらく食べ進んだが、おっと、どうも野菜が多すぎるようだ。どうしても少し残してしまい、お母さんにお詫びをしつつ勘定をしてもらう。お母さん曰く「野菜たっぷりだからね」ということであった。
途中ローカルなスーパーでホルモンうどんの味付けにも使えるという焼き肉のたれを発見したが、お店の3種類の味付けを見ていると別物だろうなあということで、購入せず。津山の印象だが、今日は快晴だったせいか、空虚な感じがするほど明るい街だった。街の規模感としては、千歳市くらいに感じたが、街の人のイメージより観光客が増え出して対応しきれないように思えた。「B-1グランプリ」で一層有名になった後が、また大変であろう。
駅に戻り、岡山へ帰る。途中は北海道とそん色のない山・畑である。

岡山のシンフォニーホールでやっている古書市を覗き、本を一冊購入。また岡山駅に戻る。
***
20090926追記。
・私の記述では津山は寂しそうなところだが、人口11万人と結構な都市なのだ。
・国指定の重要文化財などが11点もある。
・津山藩絵師・鍬形惠齋が200年前に作成した「江戸一目図」という立派な屏風がある。当時、江戸の名所をすべて収めた屏風があるということは、文化度も高く、裕福であったのだと思う。
・旧石器時代、この辺りは亜熱帯性の海であったらしい。それで海生哺乳類パレオパラドキシアがいたのだろう。
・津山城は明治7,8年に取り壊してしまったらしい。残念であろう。
・「ホルモンうどん」以外の津山の味というと、「しいたけ弁当」というのが名物のようであった。地味で良いね。
・当然知っている人もいると思うが、津山市はB'zの稲葉浩志の出身地らしい。観光案内所に「稲葉浩志君のメモリアルロードマップ」が置いてあり、生家の場所まで書いてあるのだ。良いのか?