散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

備忘録

2009年09月15日 20時36分41秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
もう一週間前のことになってしまったのだが、記録だけ残しておく。

すすきののバー「N」へ。
1杯目ジンと幸水梨のカクテル。
2杯目アクアビット+グラッパ。前回と違うグラッパは香りが強く甘い感じのため、かなり違った印象となった。

3杯目スタルカ+フェルネブランカ+マルティニビターの甘く苦いカクテル。
4杯目はアクアビットを使い、ブロンクステラス風のカクテル。

以上。

20090913最近読んだ本

2009年09月13日 21時44分43秒 | 読書
■「NORTHERN」森山大道
写真集が私を呼んでいる、と思われるのは非常に珍しい事態である。

■「なつかしい町並みの旅」吉田桂二
イラストが細かくて、なかなか素敵だ。町そのものは地味な所が多いのだが、佐賀の”じょうご造り”というのは、少々驚かされる建物だ。

以下、図書館の5冊。
■「エア新書」石黒謙吾
有名人による架空の新書のタイトルとキャッチコピー。実際にもかなりパターン化されたタイトルの本があるからなあ。

■「ザ・万歩計」万城目学
文章は標準語だが、大阪人である作家のエッセイはやっぱりな感じがする。ちなみに万歩計というのは登録商標であるため、タイトルに使用するにも許可を得ているらしい。

■「続々と経験を盗め」糸井重里
色々な達人の話を聞く本。出てきたテーマの中で自慢できるのは「禁煙」だけである。

■「逆立ち日本論」養老孟司、内田樹
色々な意見を持つこと、発表できることは良いことであるという話。

■「プロ野球を殺すのはだれだ」豊田泰光
バカオーナーとかいろいろいそうだが、私が一番あきれたのは、ニュースキャスターをしていた男の番組内での実に下らない発言である(発言者と内容はここでは明かさない)。こんな愚かな人間が必死に応援している野球に急に冷めたのが、私が野球を見なくなった原因である。

日曜日はいつもこんな感じ

2009年09月13日 14時58分05秒 | Weblog

今日は床屋に行って、図書館に行って帰ってきた。床屋さんの店主に聞くと、近所のラーメン「Y」は建物が築60年近くだったそうで、もう限界で店を閉めたらしい。隣のアクセサリーショップは単に売れなかったからだそうで、この界隈に新たな開発が入ることはないようである。

向かいの有名な「K」書房は、知名度が高いため、移転先のショッピングセンターからお誘いがあったのではないかとのこと。売り場以外の部門は琴似に残るため、商店街の皆さんも基本的には応援モードらしい。しかし、メシアニカビルの1階は空き店舗になってしまうとのこと。少しづつ活気は失われていく。

大人げない文句

2009年09月13日 12時43分48秒 | 食べ歩き
私はほとんど飲食店に関する文句を書かないが、そう言いながら時々書いているような気がする。今回も店名は出さないが思いっきり書いておこう。理由は誰かに知ってほしいのではなく、自分の外部記憶として残しておき、その店に二度と行かないようにするためだ。

私の先に4人組のオヤジが入ったのだが、まずそいつらが悪かった。いい大人がどうしてそんなに注文に時間がかかるのだ。そして店の人も「お決まりでなければ、後で伺いましょうか」と様子を見ながらずっとお付き合い。そういうのをサービスとは言わんのだよ。私が放置されているではないか。

で、やっと終わったと思いきや(ま、ここまでは4人組のオヤジも悪い)、次にちょうど入ってきた二人組の注文を先に取りやがった。ここからはもう、明らかに店の人の責任だ。

それから思い出したかのように私のところに来たのだが、注文を聞くのに、なぜそんなにおびえた雰囲気なのだろう。私の見た目は多少オタク的雰囲気はあるが、乱暴者の感じはないと思う。まあ、すでに怒っていたので、そのオーラが見えたのかもしれないな。

合間に週刊誌を読もうと思い、また怒る。中途半端に古い号が3冊、しかも前回来店した時と同じ号がそのまま残っているのだ。はっきり言って週刊誌など飲食店には無くてもよい。しかし、置くなら置くできちんと入れ替えして欲しいものだと思う。

厨房には結構余裕のある店のようで、注文したカツとじセットは割と早くきた。そばの盛り方が若干乱雑だが…、私は前回と同じ問題点に気が付いてしまった。そばちょこに最初から汁が入っているのだが、その汁の量が多すぎる。上に載せるネギとワサビの小皿の底が、汁に接触しているのだ。これは気分的にも非常に頂けない。また、最後に問題になったのだが、そば湯を少ししか入れることができないので、味が濃すぎて飲めないのだ。

そして止めに勘定をする所で、またやってくれた。カツとじセットは本日のセットなので、値段が50円引きなのであるが、堂々定価で請求してくれた。もう口をきくのも面倒なのだが、ちゃんと指摘して50円(せこい!)引かせてやった。最後のダメ押し、ことごとく期待を裏切らないダメダメ振りだ。

これで味が不味かったら、「最悪の店」認定なのだが、カツとじが少々濃い味付けながら、美味かったのだ。あの感じだとちゃんと揚げたてのカツを卵でとじて、すかさず持ってきたものだろう。その点は良かったのだが、でも二度と行かない。

20090912ギャラリー巡り

2009年09月12日 15時36分52秒 | ART
9月10日札幌市写真ライブラリー。
本日は三岸好太郎美術館→札幌市資料館→コンチネンタル→ギャラリーエッセ→紀伊国屋→プラニスホール→富士フィルムフォトサロン→大同→たぴお→きたいち→時計台→マリア→道新→さぱらホール→4プラ→PARCO→スカイホール→さいとうの18か所。

■三岸好太郎美術館「日本近代洋画と三岸幸太郎Part1」。もう少し三岸作品以外があると思っていたのだが…

三岸「檸檬持てる少女」:非常に素朴な作品なのだが、春陽会展では2466作品出品して50点の入選と書いてあった。素朴以外の何かがあるらしい。
木村荘八「パンの会」:洋風カフェかレストランを描いているのだが、和装の人もおり、提灯が飾られているなど和洋折衷の趣き。左隅にある洋ランプのほのかな姿が上手い。
中山巍「笛吹き」:斜めに立つ笛を吹く人。バランスをとって椅子もなんだか斜めに見える。

三岸「二人人物」はあまり見たことがないと思っていたら、3年前に一度見ている模様。

■ギャラリーエッセ「絵画の場合2009」。

松村繁「Lamina」:女性の顔のみリアルに描いて、周りは不定形の物体という不気味な作品。
會田千夏「Portlait」シリーズ:katari-jimaのようなものが、何となくぬいぐるみの肖像のように見える小品シリーズである。細やかなタッチだ。

久野志乃「水脈から遠く離れて」「冷たい朝を飲む」:何となく北欧のオーロラに照らされた風景のような感じ。
小林麻美「~網目の景色~元旦の夜」:タイトルは網目シリーズだが、作品の中には網目がないような気がする(もう一作の方にはあった)。神社の大木のわきに立つ二人、また北海道にも冬がやってくるという思いが素直にする。

■プラニスホール「無言館「祈りの家」展」。正直なところ予備知識がありすぎたというか、予想通りの展覧会であった。戦没したからと言って、悲しい雰囲気が必ずしも漂っているわけではなく、学生だからと言って未熟な作品ばかりではない。結構普通の画だし、なかなかうまい人もいる。

近藤隆定「禿鸛」:外套を着た人にも見えるようなコウノトリのブロンズ像。
椎野修「屋根裏」:煙突越しに布団を干した屋根、洗濯物を干す人が見える。
同「船小屋の茶店」:「RESTRANT」の看板が見え、当時の雰囲気が良く分かる。

市瀬文夫「温室の前」:一人は和服なのだが、何となく西洋モダンな女性三人を描いた作品。これなど、戦争の気配がしない。
大竹武雄「独活」:メリハリのある線と淡い色彩が妙に上手い。
高橋助幹「雪の降る建物」:大胆に白絵具をぬって雪に見立てている。日本画科卒とは思えない感じ。

久保克彦「静物」:ゴールデンバットなどを描いた、都会的な静物画。
小野春男「屏風絵「茄子」」(レプリカ):小野竹喬の子供だったらしい。結構うまいだけに、親の悲しみはいくばくか。
矢崎博信「雷」:シュールレアリスムに傾倒していたらしいとか。不思議な雷の画だが、残念ながらシュールという感じでもない。

見た中で誰が画力ナンバーワンかと言えば、私は渡辺武をあげたい。続いて市瀬文夫、野末恒三かな。

今回、展覧会そのものに苦言を呈しておきたいのは、順路がものすごく分かりにくいことだ。普段展覧会に来ない層が多いこともあり、滅茶苦茶な動線になっていたと思う。

もう一点は作品リストの順番だ。展示作品の順でなければ、作家の名前順でもない。訳のわからない順番に並んでいるために、メモが非常に取りにくかった。まあ、メモを取る人は少数派か。

■ギャラリーたぴお「9の会展2th」。
西城民治:赤い地平から黒い空に向けて、赤い建物が身を起こすかのよう。単純な形ながら、色彩の力がある。
今荘義雄:小品を描いても大作と同じ味わいがある。

■時計台ギャラリー「西辻恵三展」。細い金属でできているかのような、デザイン化された人体を描いた作品。右半身にだけ光があたっている不思議な雰囲気だ(1作品だけ左半身が見えていた)。三岸を思わせる、マリオネットを描いた作品もあった。

■PARCO「森山大道写真展・北海道<序章>」。何といっても繁華街の写真が好きだ。
・「食道園」「パール」「○宝会館」(○は文字不明)の看板
・「王将ホール」の看板
・「カド」という店。インドカレー、ナポリタン、ポークソテー、天丼・カツ丼とメニュー名がある
・「サパーROMA」の看板

・食堂「朝日」、定食「たろう」の看板
・焼鳥「とつ平」、「スナックウインザー」の看板
・キャバレー「雅叙園」の看板
・「毎月1日~15日駐車禁止」という珍しい交通標識(珍しくないの?)

写真をみると一瞬「古っ!」と言いそうになるのだが、私はとっくに生まれている時代であり、忘れてはいるが記憶にある映像なのだろう。普段気がつかないツボを突かれまくりで、写真集「northern」を購入した(2万円の「Hokkaido」は無理っす…リンク先は「北海道美術ネット別館」さん)。

自分と森山大道を比べる気はないが、私も飲み屋街の写真というのをそれなりに撮っている。いつか眺めて懐かしむ日が来るのだろう。

■スカイホール「札幌大谷大学短期大学部美術専攻科企画展」。
藤田萌「青と赤」:男女の胴体が消失し、赤い血管が垂れ下がる。背景が青。
佐藤綾香「accordion comet」:時計台ギャラリー「札幌大谷短大美術科展」でも良い作品を出品していた記憶がある。今回はさっぱりした女性像である。

■さいとうギャラリー「尾形香三夫陶芸展」。いつもの超絶技巧は変わらず。花器で「環」というシリーズが面白い形をしていたと思う。

以上で力つきて終了。来週末が会期になる展覧会は、諸事情によりあまり行けない予定。できれば平日の夕方に何とかと思うものの、限界があるだろう。

ギャラリー巡りを終えて

2009年09月12日 15時25分08秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
今週も真面目に(一部パスしたが)ギャラリー巡りを終えて、札幌駅近くの立ち飲み「E」に着いた。いつもこの店では黒ホッピーを飲むことが多いのだが、疲れたので生グレープフルーツサワーにしよう。甘酸っぱい味が疲れを取り、ぐいぐい飲めてしまう。



つまみにチーズコロッケ(メニューから無くなってしまったが、普通のコロッケの方がよりよいと思う)を食べ、追加で梅ハイ。焼酎に謎の梅エキス等(笑)を入れたものだが、これが意外と飲みやすい。疲れに良さそうな味わいである。



今日は10回来店のため、飲み物1杯サービス+1割引になってしまった。うーん、異常に安い。申し訳ない。

今週も終り

2009年09月11日 18時42分43秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
今週もようやく金曜日。会議を終了してのどが渇いた。すすきののバー「C」へ直行した。1杯目はウィスキーソーダ。

2杯目は久しぶりにフレンチ75、3杯目はウォッカ+シャルトリューズヴェール+ミントリキュール+レモン。さっぱり&香りありで、なかなか良いカクテルだと思う。

話は変わるが、本日はカウンターにどうもイマイチな人がいた。カウンターで出た話を全部自分の方に持っていくのだ。あまりにもカッコ悪いというか、君にはバーに来る資格なしと言っておこう。というわけで、ほとんど黙って飲む私であった。

話は変わるが、今週末は行きたい展覧会・ギャラリーが多い。実は来週の連休、札幌を離れるので、行けないところが沢山でそうだ。とりあえず、今週だけでもきちんと行っておこう。

連休にどこに行くかは帰ってきてからの報告としたい。ヒントとしては、国内、県庁所在地、(近くの都市に)有名な美術館あり、というぐらいにしておこう。

20090911最近読んだ本

2009年09月11日 08時07分19秒 | 読書
■「北海道を彩るアーティスト」五十嵐恒
大変な労作であるとともに、もっと出ていい人がいるような気がする。どういう基準で取捨選択されたのか。

■「矩形の密室」矢口敦子
今ひとつ推理小説としてのフォーマットにはまりきれていない。展開・謎解き共にもったいない気がするのだが、それは推理小説好きだけの感想か。最後にもう一つ仕掛けがあるわけだが、これまた特に伏線や証拠があったわけでもないので、微妙な感じ。

■「カクレカラクリ」森博嗣
ある村には120年前に仕掛けられたカラクリが動き出し、宝のありかが分かるという伝説が伝わっている。村を訪れた主人公たちは、カラクリ仕掛けが現在まで生きているとは信じられないまま、探索を始めた。なんだか感動的な青春理系物語。これは素直に楽しく読めると思う。

■「闇のスペシャリスト ペリーローダン364」フランシス
数万年の眠りから目覚めた公会議の創始者。彼らを味方につけて、地球勢力の大逆転か?

■「心臓と左手」石持浅海
ある事件で知り合った警視と青年。つい納得のいかない事件の話をすると、青年がそこに隠されていたと思われるストーリーを語りだす。とは言っても確認できない話もあるのだが、ついつい上手い伏線があるため、何となくそうかと納得させられてしまう。巧妙で楽しい小説だ。

以下、図書館の2冊。
■「いちばん危険なトイレといちばんの星空」石田ゆうすけ
9万5千キロを自転車で旅した話。タイトル通り素晴らしいところと、最悪なところの振れ幅が大きくて、普通の人には耐えられなそう。

■「発掘された日本列島2009」文化庁
6~7世紀の墓から出土した遺体の、膝の皿の骨が外されているそうなのだ。どうやら死者が歩いて出てこないようにしたものと推測されているらしいのだが、その宗教感や死生観、魂の存在に関する認識は非常に興味深い(→魂を信じているわけではない)。

20090909最近読んだ本

2009年09月09日 07時55分43秒 | 読書
■「玻璃の天」北村薫
うまいが、推理小説とのしての興味は全体の何割かを占めるにすぎない。

■「無限遠」香納諒一
うーん、タイトル変更のため再購入してしまった。出版社もお義理のように「改題しました」とか最終頁あたりに載せてるけど、積極的に知らせる気がないよな。話の中では飲酒運転、自動車電話と現在では違和感ありまくりだ(話自体は面白い)。

■「行方不明者」折原一
一家4人殺害事件と、一家4人行方不明事件。当然、お話だから二つの事件には関連性があるのだが、一体誰がどこでいつという複雑な話。ラストでは事件の全貌が明快になり(この辺、折原の上手さだ)、すっきり。

■「dancyu10月号」
スパゲッティとソース焼きそば特集。焼きそばで非常に気になる店が…

以下、図書館の4冊。
■「権威主義の正体」岡本浩一
私はかなり権威主義者ではない方だと思うのだが、保守的ではあり、実はそうなのかもしれない。このように人間とは一面的には割り切れないものである。

■「走れ! ダーウィン」綱島洋一
DMV、振り子特急等、JR北海道の車両開発ストーリー。ところで、最近の高速道路無料化問題。環境にどうこう言うのは、所詮人間がおこがましいという気もするのだが、公共交通機関の体力を弱める政策には断固反対である。

■「無言館の青春」窪島誠一郎
どんな作品が札幌に来るのか楽しみだなあ。変に良い作品だけ持ってくるのはやめてほしい。

■「迷宮の日本史」歴史の謎研究会
再読。

今日は一人飲み

2009年09月08日 19時51分54秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈

昨日はちょっとやりすぎたのだが、一緒に飲んでいた3人のうち、1人は休み、1人は遅刻。今日の私は、怒りで仕事中のテンションが高かった。

ということで、本日は落ち着いて一人で飲みに行くことにした。職場から近い、創成川東の「R」だ。1杯目はいつも通り、角ハイボールにしよう。

2杯目は先日から入荷しているシャルトリューズヴェールを添加したギムレット。さっぱりの中にリキュールの甘みと、独特の香りがしてなかなかうまい。カクテルの色も、薄緑色になり非常にきれいだ(冒頭写真。店が明るくないため、色は良く見えないと思う)。

3杯目はシェリーベースのアドニス。こちらもあまりアルコールが強すぎず、落ち着いて飲めるカクテルになった。今日はあまり強くないカクテルがちょうど合うようだ。

月曜日から

2009年09月07日 22時48分56秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
仕事の流れで札幌駅と大通の中間にある、レストラン「T」へ。洋食屋さんでおつまみをとってワインを飲むことになった(1杯目はビール)。

つまみは、スパゲッティサラダ、タンシチュー、イワシマリネ、ボローニャソーセージ、ジャーマンポテト、オムレツ。ワインは4人で4本、やりすぎた。今日はここ1軒で帰る。

20090906最近読んだ本

2009年09月06日 22時14分15秒 | 読書
以下、図書館の6冊。

■「お江戸の歩き方」竹内誠
江戸へのタイムトラベルガイドのスタイルをとった本。ぜひ浮世絵の初刷りを買ってみたいものだ。

■「絵を見るヒント」窪島誠一郎
非常に平易で良い入門書だと思う。展覧会を見るとき、初回はなるべく情報を入れずに自分の感覚で見て、2回目以降はまた勉強してみてほしいというのは、同感である。

■「昭和の東京」川本三郎
まだ東京にはかすかに昭和の香りが残っている。10月下旬に東京に行くのだが、今まで泊まったことのない個所に泊まる予定。楽しみである。

■「年中行事を体験する」鈴木章生
浮世絵で江戸の行事を紹介した本。なかなか浮世絵をじっくり見ることができないので、テーマを持って解説してくれる本はありがたい。

■「フェリー活用読本」谷川一巳
かつてお金がなくて時間があり余っていたときは、フェリーにお世話になったものである。乗ったことがあるのは、舞鶴~小樽、敦賀~小樽(かつてあったはず)、苫小牧~仙台、仙台~名古屋である。いくら暇と言っても、30時間以上乗ったりすると、気が遠くなるほど退屈である。

■「ロック文化が西洋を滅ぼす」北原惇
ロックの単調なリズムが人間の脳の旧皮質に働きかけ、野蛮な本質をあらわにしてしまうという、恐ろしく非科学的な本。十字軍やナチス、一部の社会主義者もロックを聴いていたに違いないですね!

冗談はさておき、確かにロックには洗練されていない、単調で大音量だけに頼ったものがあることは間違いない。しかし、ロックが生まれて50年、まだ時の試練を経ていないと考えるべきと思うのだ。クラシックの下らない曲は消えてしまった(そもそも録音できなかった)が、ロックはゴミであってもデジタル化されてこれからも残る。どうしようもないことであろう。

ここは続いてほしい

2009年09月06日 13時27分57秒 | 食べ歩き
どうにもお店の続かない場所というのはある。琴似本通りにもあるし、今日私の行ったところもそうである。前は中華料理店、その前は鶏料理店、その前はもう思い出せないのだが、長く続いたためしがない。

理由としては立地条件(実に目立たない小路にある)と、店内の妙な居心地の悪さであると思う(鶏料理店の時にやっちまったか?)。立地条件はどうしようもないが、今日新たに中華料理「F」となった店に入ってみると、店内は普通の感じに改装されていた。

さて、餃子を売り物にする店は多いが、シュウマイが自慢とのぼりに書いてある店は少ないだろう。ということでランチの「シウマイセット」を注文してみた。

出てきたのは、ご飯、卵スープ、シウマイ4個、麻婆豆腐、サラダ(揚げた何かが乗っている)、ザーサイという内容で、名前から想像するより充実したセットだ。最後にアイスコーヒーもついている。



シウマイは肉満タンだが、硬くなっておらずなかなか美味しい。料理1品ということで日替わりと思われる麻婆豆腐だが、豆豉の味わいがする本格的なものだ。スープも適当に作った感じがせず、きちんとしたものである。

食後のアイスコーヒーをみると、氷が黒っぽい。これはコーヒーが薄くならないように、氷もアイスコーヒーで作っているようだ。ちょっとだけパートと思われるおばちゃんの不慣れさが気になるが、ぜひこの店は続いてほしいと思う。また次回、エビチリ・炒飯セットを食べてみようと思う。