散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

今日も飲みましたよ

2009年09月05日 21時56分16秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
焼鳥屋さんを出て、バー「N」へ。1杯目は何かさっぱりしたものをというと、生姜風味強化ジンジャーエールを使ったモスコミュールを、ということになった。ジンジャーエールはちょうど1杯分のミニ瓶で可愛らしい。



2杯目は神亀純米活性にごり酒。発泡性なので早めに飲んでしまわねば、ということで多分おごりだったと思う。ドライで切れ味よしだ。



3杯目は先日ぜひ試してみようということになったカクテル。アクアビット+グラッパ(サシカイア)ということで、どういう味になるのか想像がつかない。

出来上がったのを飲んでみると、香りはアクアビットよりグラッパの方が勝っている感じだ。しかし味わいがこれほど合うとは、予想もできなかった。アクアビットのハーブ風味とグラッパの葡萄風味が複雑に入り混じりながら、一体感がしっかりあるカクテルなのだ。これを想像できたNさんは、さすがと言うしかあるまい。

強力に酔っ払ってきたが、最後にアベラワー+チェリーブランデーという、甘く強いカクテル。これも贅沢してしまったなあというレシピだ。隣のオジサンにロイスのパイン味チョコレートを頂いて終了。

ちょっと酔いすぎていてどうかと思ったが、帰りにラーメンを食べて帰宅。


ご当地焼鳥

2009年09月05日 18時36分11秒 | 食べ歩き
以前、今治風焼鳥を食べたことがあるのだが、今回はお店自ら今治焼き鳥を名乗っているようだ。検索すると店名は分かってしまうと思う。全面褒め記事ではないのだが、正直な感想なのでご容赦願いたい。

まずはビールと何と言っても名物の「かわ」、さらに普通の焼き物も1本づつ行けるので、豚・ナンコツ・うずら明太を注文する。

最初に豚が来てしまった。まあこれは普通の味だ。



続いて、いよいよ「かわ」だ。今治でどういう風に名物なのかは、適宜ネットで検索願いたい。「タレをたっぷりつけて食べてください」とのことなので、そのようにしてみる。



ほお、これはなかなか甘めの味付けだ。肉はいわゆる焼鳥の「皮」という感じはしない。薄めの肉で脂っけが抜けた淡白な味わいだ。タレが少々甘過ぎるので、一味を多めにかけ、さらに付け合わせのキャベツと合わせると相性が良いと思う。

ナンコツは珍しく串に刺さらない形で提供。これも普通の味だ。



うずら明太。見ての通りの味。



続いて、これも今治焼き鳥「せせり」を追加。首の周りのよく動かす部分の肉である。柔らかいところと歯ごたえのあるところが入り混じっている。ポン酢風の味付けに、上には玉ねぎスライス。これはさっぱりして食べやすい。



最後につくね。味付けは甘めのタレ。肉の中にナンコツ的、コリコリした部分が入っているようだ。ありがちだが、これはなかなか美味しい。



何となく文章に「そこそこ」感が漂っていると思うのだが、まあそういうことである。今度は東松山の焼き鳥を食べに行きたいと思う。

20090905ギャラリー巡り

2009年09月05日 16時37分39秒 | ART
8月31日にCAI02。
9月4日にアリアンス→NEW STAR。

9月5日近美→教育文化会館→資料館→コンチネンタル→市民ギャラリー→ファクトリーアトリウム→写真ライブラリ→紀伊国屋→大丸→道銀駅前支店→富士フィルムフォトサロン→大同→たぴお→きたいち→時計台→道新→大通→CAI02→らいらっく→三越→スカイホール→さいとう→アートスペース→趣味の郷の24か所。我ながら凄い。

■北海道立近代美術館「北海道版画協会創立50周年記念展」。午前中に行ったらガラガラで、版画を堪能。

尾崎志郎「オレゴンの古い納屋」:高く大きな木造屋根。
木村訓丈「或る花のための歌」:1969年の懐かしい銅版画。
木村多伎子「祭前夜」:インドの風景だろうか。祭の前夜で人が大勢いるが、なぜか静けさが感じられる。

佐藤克教「土色の午后」:虫なのか? いつ見ても全体が見通せない怖さがある。
萩原常良「山麓地帯-3」:手前から細かい森がずっと連なり、最後にスコーンと山が見える。
大野重夫「庭園眺望」:暗い室内からカラフルな庭が見える風景。

鳴海伸一「kowloon's eye」:黒い山のような物体に線。何となく見てしまう。
兼平浩一郎「vise to the surface」:なにもない風景。爽快。
白土薫(土という字の右上に点あり)「雷雲」:炎の気配とでもいうべきか。

武田輝子「dan les tenbres(4)」:レンガ赤と青みがかった緑の色調が良い。
宮井保郎「CORAL REEF」:ほぼ紫一色で別世界を構築。
水野惠子「水の遊び1」「同2」「同3」:流れがあり、ダイナミック。

平塚昭夫「日本の美」:仏像を描いた書票。欲しい。
渡邊慶子「Gray Pearl」:抑えた色調ながら華やか。

■教育文化会館「第21回朋彩会展」。受付のおばさま方が(多分私を見て)「こういう若い人に来てほしいわねえ。普段年寄りばっかり」と言っていた。それほど若くないのだが、相対的には若いのだろう。

■札幌市資料館「KOBOTEN」。池田裕貴子は水面に流したインクを写し取ったかのような作品。「ぬま」は緑色が強く、絵画的である。

■市民ギャラリー「第54回 新道展」。個々の作品はきちんと描かれている作品が多いのだが、どうにも全体として驚きがない。まあ、驚かされるような作品だけが注目されるべきというわけではないのだが。

会員から。
穴井亜希子「記憶の中に」:化石のような卵の殻の中に魚がいて、上からU字型の石が接近している。
佐井秀子「奏」:落ち着いた配色の抽象画。
細木博子「時の流れの中で」:ちまちました小物が好き。
和田仁智義「海に眠る」:これはスケール大で素晴らしい。

会友から。
市川正勝「汐風の中で」:タイトルから感じられるものとは違い、濃密な緑を描いている。
すとうえみ「羽海」:ステンドグラスのような模様を下に、羽のような模様を顔の周りに配置している。それでも上の空間が広めに見えるので、せせこましい感じは解消されつつある。もっと豪快にお願いします(と、毎年書いている)。
大浦義己「ひまわり('09-Ⅰ)」:ありがちな画題のような気もするが、パワーある。

一般から。
片野由佳「アイリスな世界」:独特の色彩感である。アイリスってこんな色なの?
関口幸子「遥かな日」:三人の少女と上に透明な鳥を配置。枯葉や古い建物からして、時の流れを表現しているのだろう。



■富士フィルムフォトサロン「井上康昭写真展 自然との語らい 札幌の花」。札幌近郊にこれだけ興味深い植物があるのだ。名前は知っているものも多いが、姿を紹介していただけるのは、ありがたいものだ。

■たぴお「益村信子個展」。ただ青いパイプが立っているだけじゃないかと言われるとそうなのだが、見入ってしまうのは間違いない。

■時計台ギャラリー「矢崎勝美展」。屏風仕立てになった作品があったが、立体感が強調されると、また面白い。

■大通美術館「女子美術大学同窓会札幌支部 第55回北彩展」。松木眞智子「新生」は緑色をベースに、白く力強い太線を縦横無尽に引いた作品。

■CAI02「伊藤直美個展」。タイトルの意図が直接的に読み取れ過ぎるような気がする。しかし「The past can change」は青黒い色と真っ赤な色を並べた作品。どちらの道を選ぶことも可能ということか。

「君島信博個展」。暗い展示室で印象的なインスタレーション。奥の方の照明が少し明るすぎるような気がする。

■三越「八代亜紀展」。三越のギャラリーがまれにみる大混雑。単に有名人の作品というだけでなく、けっこう上手いのだ。また、何となくテレビから知る八代亜紀のおっとりした人柄もあるのだろうと思う。

「三越美術特選会」。ユトリロ6090万円。横山大観2730万円。梅原龍三郎2310万円。

***
駅前通りの歩行者天国で大道芸(ジャグリング、音楽)を見て、休憩。


何となく気になる店 再来

2009年09月05日 11時29分14秒 | 食べ歩き

西10丁目の何となく気になる「S」を1か月半ぶりに訪れてみた。今日はチャーハンを食べてみよう。まだ12時前なので空いた店内、ほどなくチャーハンがやってきた。卵スープは普通として、ミニサラダが付いているのが嬉しい。

チャーハンはしっとり系だが、チャーシュー、ハム、エビ、ネギ、卵と具材は大目。スープはラーメンスープベースだろうか、程よい塩加減だ。

次は定食かな?

20090904最近読んだ本

2009年09月04日 21時15分25秒 | 読書
■「さよならの次にくる 新学期編」似鳥鶏
主人公と道でぶつかった新入生はストーカーに狙われているのだという。色々な事件で二人は接近するが、はたしてその裏には何があるのか。青春推理小説、悪くない。

■「月蝕の窓」篠田真由美
複雑な事件なのだが、背景やその奥にあるもの(種を割りたくないので、あいまい表現)が割と有名な話なので見えてしまう。

■「抹殺」伊野上裕伸
偽装盲人の摘発、学内での教授手術中のトラブルとスタートは緊張感のあふれる感じ。後半はもうどうしたいのやら…

■「豆腐のトバ口鰹の面取り」村松友視
マニアすぎず、蘊蓄すぎず、B級グルメすぎず。楽しく読める。

■「Oton Vol16」
今回はおでんと天ぷら特集。久々に新鮮な特集のような気がする。しかし、札幌に専門店は少ないため知っている店ばかりだ。

■「東京出張」永浜敬子、サコカメラ
行ったことがある店は2軒だけだが、程よく行きやすそうな店がそろっている。

■「最強ウルトラ怪獣決定戦」ブレインナビ
適当に買ってみたところ、楽しく読める本だ。私の感覚からすると、映画版で色々な怪獣が合体したり、過去の怨念で強くなっているような怪獣は入れたくない気がする。

好みとしてはゼットンはどうも無機的であまり好きではない。それに矛盾するようだが、キングジョー、エースキラー等は最強怪獣として押してみたい連中だ。また子供のころだったのでヒッポリト星人や、バードンにもドキドキした記憶があるなあ。

うまく能力を生かせば、ヤメタランスがとても強いのではないかと思うのだがどうだろう。相手のやる気をなくす放射能(放射線だな)を放つらしいのだが、ウルトラマン=郷秀樹が「やーめた」と言ってブランコに乗っていた衝撃シーンを忘れる事が出来ないのだ。

以下、図書館の1冊。
■「無言館ノオト」窪島誠一郎
今度、プラニスホールにて「無言館「祈りの絵」展」が行われるので、付け焼刃の勉強である。画としてどれほどの作品が来るのか疑問であったのだが、この本を読む限りでは見たくなった。一部、シュールレアリスム作品があるらしいのだが、そういう作品は来ないかなあ…。それこそ見てみたいな。

今日の飲みコース

2009年09月03日 20時52分34秒 | 飲み歩き・琴似界隈
本日は創成川東にある「第3Mセンター」へ。まずはビールと鱈の煮たものだ。到着した鱈は予想を超えて大きい…



しばし手こずって鱈を食べたが、あまりにも魚すぎて他の物を食べたい。2杯目のにごり酒を注文し、焼売も追加だ。かわいい焼売に辛子をつけて、醤油をかけるとなかなかおつまみ的でいけるものだ。





結構満腹になり、琴似に移動。久しぶりのバー「D」へ。9月になってしまったので、今月の新メニューを中心に攻める。1杯目はデュポン・オルダージュというカルヴァドス。甘めの香り、味は甘すぎないバランスのとれた味だ。

2杯目はタンカレー・ラングプールというライム&ジンジャーフレーバーのジンにしよう。当然ストレートという考え方もあるのだが、マスターのお勧めに沿ってギムレットにしてみる。

ギムレットながら、じわっとジンジャー風味が浮かんでくるので別のカクテルのようだ。他のお客さんでギムレット→ジンライム→ストレートと試した人がいるそうだが、その気持ちもよく分かる。



といいつつ、私の3杯目はクライヌリッシュ・1990・シェリーバット・16年(ブラックアダー)だ。ほとんどフィルタをかけていないダイナミックな味わいが記憶に残るブラックアダーである。今回も甘み・深みがはっきりした個性的な味わいだ。

4杯目にアクアビット+イエーガーマイスター+オレンジのカクテル。これは香りもいいし、薬草&オレンジの甘さで心落ち着く。と言いながら、相当に酔っ払い、明日もまだ仕事なのだけれども困ったものだなあ…

琴似神社祭をやっているのだが、まったく興味が持てないので避けて帰る。


品ぞろえ強化中

2009年09月02日 19時05分30秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
創成川東のバー「R」へ。1杯目はいつもの角ハイボールにしよう。2杯目は新たに入荷されたらしいシャルトリューズ・ヴェールを使って…、となるとグリーンアラスカしか思い浮かばない。一般的なカクテルとしてはアルコール度数最強と思われるグリーンアラスカは…、やっぱり効くなあ。

3杯目は少々落ち着いて、カナディアンクラブ+ライム+グレナディン+砂糖のニューヨーク的カクテル。酸味もあるし、程よく落ち着いた味わいだ。

「アクアビットは入れないのですか」と店主にお願いしてみていたのだが、どうも現在のところ品薄で入手困難、またはかなりの高価になってしまうようだ。この店でアクアビットのスモーキーマティーニを飲んだら、絶対うまいと思うのだがなあ。

8月のまとめ

2009年09月01日 20時21分22秒 | Weblog
【8月】
行った美術館、ギャラリー数=99。先月の反省でまめに行った。
読んだ本=56冊。カスだね。
買った本=34冊。まあまあ。

腹の立つことに、早川文庫の背の高さが数ミリ変わった。私の場合、縦にならべた本の上にさらに本を横置きしているため、この数ミリの高さが大問題となる。

ということで、本棚の入れ替えをしようと思ったら、あっという間に2時間経過。汗びっしょりで腰が痛くなった。

早川文庫SFを床に置いて整理中。


新さっぽろに行ったならば

2009年09月01日 18時25分43秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
本日は久しぶりに新さっぽろで会議。会議終了後、地下鉄駅周辺の「SZ」へ。目の前の新さっぽろギャラリーは閉館日だった。

いつもの赤ワイン250mlを注文し、つまみはポップコーンシュリンプ。さらにほうれん草のオーブン焼き。





軽めに飲み食いして、琴似に移動して帰る。