本日は彫刻美術館と宮の森美術館の2か所。
■札幌彫刻美術館「本郷新・平和への祈り-無辜の民-展」。大体見たことがあるのだとは思うが、静かな美術館でゆっくり見る。
「若き日の本郷新-彫刻家の原点-展」。こちらは油彩、水彩など初見かなと思える絵画があった。
美術館の前庭にはかなりの雪が積もっている。さらに移動しようとすると、前の見えないほどの猛吹雪に会う。
■宮の森美術館「マイケル・ケンナ写真展」。前期後期制ということに気がついてなかっため、前期を見逃してしまった。主に北海道の雪景色の写真展である(1階には日本各地の写真があった)。日本語タイトルは地名だけで、英語タイトルの方が、何を撮影したのか良く分かるというのはどうだろうか。誰しもが英語タイトルの意味がわかる訳でもあるまい。
「初山別 TORII GATE」:鳥居の門が神秘的だ。
「洞爺湖 TOYA LAKE BOULDER」:湖の中から表面に見える大きな岩。
「中虹別 LITTLE TREE」:電線をはった巨大な鉄塔の足元に、見落とすほどの小さな木。
一番奥の部屋で、ビデオ映像が流れており、マイケル・ケンナ本人の語りも少しある。本人いわく「白紙の上の漢字のようなイメージ」という写真だ。なお、映像室の手前には森山大道の写真もある。コントラストのせいか、ギラギラした夏のイメージで、ケンナとはかなり違う。
西28丁目経由で、琴似へ。