散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20100322ギャラリー巡り

2010年03月22日 11時03分02秒 | ART

本日は彫刻美術館と宮の森美術館の2か所。

■札幌彫刻美術館「本郷新・平和への祈り-無辜の民-展」。大体見たことがあるのだとは思うが、静かな美術館でゆっくり見る。

「若き日の本郷新-彫刻家の原点-展」。こちらは油彩、水彩など初見かなと思える絵画があった。

美術館の前庭にはかなりの雪が積もっている。さらに移動しようとすると、前の見えないほどの猛吹雪に会う。

■宮の森美術館「マイケル・ケンナ写真展」。前期後期制ということに気がついてなかっため、前期を見逃してしまった。主に北海道の雪景色の写真展である(1階には日本各地の写真があった)。日本語タイトルは地名だけで、英語タイトルの方が、何を撮影したのか良く分かるというのはどうだろうか。誰しもが英語タイトルの意味がわかる訳でもあるまい。

「初山別 TORII GATE」:鳥居の門が神秘的だ。
「洞爺湖 TOYA LAKE BOULDER」:湖の中から表面に見える大きな岩。
「中虹別 LITTLE TREE」:電線をはった巨大な鉄塔の足元に、見落とすほどの小さな木。

一番奥の部屋で、ビデオ映像が流れており、マイケル・ケンナ本人の語りも少しある。本人いわく「白紙の上の漢字のようなイメージ」という写真だ。なお、映像室の手前には森山大道の写真もある。コントラストのせいか、ギラギラした夏のイメージで、ケンナとはかなり違う。

西28丁目経由で、琴似へ。

20100321最近読んだ本

2010年03月21日 23時54分23秒 | 読書
■「ダーティペアの大帝国」高千穂遥
ポケモンのアイディアを拝借した、安手な一冊(?)。これ息抜きに書いてるの? 真面目に書いているの?

以下、図書館の7冊。
■「純情の男飯」山田五郎
食事をするときに豪華過ぎず、しかし貧相でなく、満足感のあるものを求める気持ちは分かる。質実剛健な店が多いと思われる。

■「そば入門」鵜飼良平
まずは一般的な入門書。

■「おとなのごはん日記」岸本葉子
肉・卵・乳製品を取らないという筆者。いつも同じようなものを食べているように見える。

■「スーパーの生鮮食品がお店に並ぶまで図鑑」上岡美保、大森良美
日本の意外な農業大国っぷりに驚く。世界での生産量が、アスパラ8位、きゅうり7位、ナス5位、レタス6位、キャベツ5位、ほうれん草3位、玉葱8位、イチゴ5位。しかし、1位の国とは2桁くらい生産量が違うケースもある。

■「画商の「眼」力」長谷川徳七
日動画廊の社長だけあって、説得力がある。

■「鉄道101の謎」梅原淳
タイトルから想像される、オーソドックスな本。

■「もっと知りたい上村松園」加藤類子
多分、上村松園の作品で一番有名だと思われるのが「序の舞」かな。実物を見たことがあるのだが、予想外の大きさに驚かされるのである。描かれている女性、身長が2メートル以上あるのではないか(再読)。

バー満喫

2010年03月20日 20時54分56秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
仕事関係の飲み会の帰りにバーによる時は、必然的ではあるけれども、結構酔っている場合が多い。昨日もかなり酔っていたので、最後の方の記憶があいまいだ。

それじゃいかんと、まだワイン2杯しか飲んでいないところで、すすきののバー「N」へ。今日はしっかりした状態でカクテルを飲もう。

1杯目はデコポンとジンのカクテル。フルーツの香りがフレッシュで爽やかだ。
2杯目は官能的なカクテル。ウィスキーにはロングモーン1975を使うという、何とも贅沢バージョンだ。香りが大変よく、最後にロングモーンの味わいがしっかり残るカクテルとなった。



3杯目はぺルノー+シャルトリューズヴェール+ディタ+グレープフルーツジュースのカクテル。これはぺルノー+ディタ連合軍の相性の良さで、味的には圧勝。シャルトリューズは何処に行ってしまったの? と言う感じだ。

4杯目はバーボン+チェリーブランデー+ベルモット+Tobacco Bitter Aperitif(煙草風味のリキュールらしい)という、珍しいカクテル。Tobaccoは現在は日本に入ってこないようで、煙草の香りは飛んでいるんじゃないかな? 苦甘い味わいがうまくカクテルに馴染んでいた。

この辺でお客さんも増えてきたので、帰ることにしよう。帰りがけに晩飯を食べていないので、ラーメン屋「AK」に立ち寄る。博多ラーメンの気配を残しつつ、味噌・塩・醤油と味を選べるので、醤油ラーメンを注文。



麺は細いが、かなり硬めのゆで加減。量を食べたい人は替え玉をするシステムなので、量はそれほどでもなく、胃にもたれずさらっと食べられた。スープにも臭みはなく、飲みやすい。これは飲んだ帰りには立ち寄っても良いかもしれないな。


バール

2010年03月20日 18時00分50秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
札幌でも増えていると思われる、バールという所に行ってみた。場所はSTV北2条ビルの「BC」である。



この店はスタンディングなので、気軽に飲めるという感じかな? 軽めの赤ワインを注文すると、「キャンティです」と言って、新しいボトルを開けている。ちょっとドキドキするが、これが500円らしい。

つまみは私の好物、パテ・ド・カンパーニュだ。なかなかちゃんとした量で、これも嬉しい。しかもかなり美味しい。



続いて、少し重めの赤にしよう。今度は3種類の中から選択で、LAS ROCAS 2005を選んでみた。これは中々パワフルで、しかも渋すぎない良いワインだ。



つまみに白レバーのテリーヌを追加。これは所々レバーっぽさが残っており、赤ワインにピッタリ。



今日はこのくらいにしておくが、期待通りの店だった。ワインは相談しながら味を選べるし、食べ物もそれほど種類は多くないが、美味しいしボリュームも良い感じだった。また来ても良いかなと思う。その時は2000円で4杯のセットにするかもしれない。

20100320ギャラリー巡り

2010年03月20日 17時00分56秒 | ART
本日は小雨で天気が今一つ。札幌市資料館→大丸→道銀→たぴお→時計台→道新→ウェストフォー→北海道文学館→三越→スカイホール→さいとう→ARTスペース201→NHKの13か所。

■札幌市資料館「GRUPO DE b-FA bisenファイン・アート学科展」。
西田千景「the curious bruin」:地下鉄の出口からぬいぐるみの熊が昇ってくる風景。風船が手から離れて飛び立っている。
鈴木隆文「雪山Ⅰ」:力強い木の肌と枝ぶり。

「米澤卓也個展 SEE LOOK WATCH」。3人の女性を描いた3部作「SEE LOOK WATCH」が面白い。現代風の「智・感・情」というか。

■たぴお「PHOTOGRAPHERS Exhibition 北の4章展 -譜・彩・光と影・証」。
岸本日出雄:海岸にあった氷塊を空中に放り投げて撮影した作品が非常に印象的。

■時計台ギャラリー「サッポロ未来展」。まずはA室が圧巻であった。
棚澤寛「空と大地の狭間で」「振乱女学生鳥瞰図」:女子高生が空中を飛ぶ痛快な作品。教科書や携帯、カバンも捨ててしまっている。
高松和樹「味付け」:白からグレイのグラデーションで女性を描いた作品。3作いずれも興味深いが、都市にマヨネーズで味付けをしている作品の名前を挙げておこう。
佐藤仁敬「paranoid」:右側の正方形に近いほうの作品が好みだ。描かれている人物が意識的である。

鈴木秀尚「コンプレックス」:老人の顔を描いた2作品もパンチ力があるが、この作品の若い情念の方が伝わるものがある。
福森崇広「bird」:小さな鳥の巣箱を96枚も描いてしまったもの(実は写真の転写だそうだ)。プロジェクターで連続して写すと、細かな違いがあることが分かる。

■北海道文学館「藤倉英幸と旅のイメージ」。私はJRの車内誌が大好きなのである。特に、電車で小さな旅にでるシリーズは、「よし俺も」と旅立ちたくなるのである。

■さいとうギャラリー「橋口潤平個展」。
「それじゃ楽隊だか何だかわかりゃしませんよあんたたち」:こういう語感のタイトルが良い。
「遠方より」:色彩感覚にみるべきところがある。

「阿部真大個展-デルデル-」。
「もずく酢」:緑のくねくねとピンク色の下地。
「Mo-tu」:もつれた茶色の物体。心臓のようなものが途中にある。
「脊椎」:黄色の骨の中をシュッと脊椎が駆け抜けている。
抽象と言い切っても良いのに、意外とタイトルが具体的だ。

20100320最近読んだ本

2010年03月20日 14時09分12秒 | 読書
■「聖書の名画はなぜこんなに面白いのか」井出洋一郎
文庫本だが、図版が豊富。聖書の名場面が一通り楽しめる。

■「紙魚家崩壊」北村薫
相当広義のミステリ。「カチカチ山」をミステリ的に読み説くのは面白いが…。

■「氷上都市の秘宝」フィリップ・リーヴ
冒険を求めて旅立とうとした少女、いきなり奴隷商人につかまってさあ大変。両親も娘を探して旅立つが…。波乱ながらもテンポ良く読めるストーリーだ。

■「東京開化えれきのからくり」草上仁
明治の東京で富国強兵を進める野心ある男(悪者)。それを阻止せんと、江戸の気風を残した庶民が立ち上がる。エジソンらしき人も登場するなど、遊び心もある(再読)。

以下、図書館の2冊。
■「職務経歴書の書き方」谷所健一郎
転職したい訳ではないが、自己アピールの一つとして必要なスキルだろう。

■「イザベラ・バード「日本奥地紀行」を歩く」金沢正脩
横浜から平取まで旅したイギリス人女性の手記。挿絵も驚くほど上手だ。旅行中はプライバシーと言う概念のなさに悩んだ模様。非常に興味深い本だ。

仕事関係の飲み会

2010年03月19日 23時34分13秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
今日は仕事関係の飲み会である。中華料理店の「CP」の食べ飲み放題でスタートだ。飲み物はビール、紹興酒。食べ物はシュウマイ、春巻、牛肉とピーマンの細切り炒め、レバニラ、エビチリ、麻婆豆腐、あんかけ焼きそば、ザーサイ、他。

2軒目は某社社長のKさんの店へ。シーバスリーガルを水割りで延々と飲む。付いてくれたお姉さんが40オーバーなのだが、もっと若く見える。

3軒目は一人「N」へ。1席だけ私の定位置(カウンター左隅)が空いていて良かった。角ハイボールと、もう一杯何か飲んだはずだが思い出せない。

それでも機嫌よく飲んだようで、翌日のダメージはそれほどではない。

今日もまた

2010年03月17日 22時42分30秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
今日は最近転勤してきた先輩に誘われたので、飲みに行かなくてはならない。1軒目は二条市場近くの居酒屋「S亭」へ。まずはビールを1杯。通しは串カツ、小イカ、サラダの盛り合わせと、中々充実。

食べ物はアサリ酒蒸し、刺身盛り合わせ(なかなか良かった)、あと何だったかな? 飲み物はその後、ワイン、芋焼酎と結構飲んだ。話も盛り上がって、まずまず良かった。

1軒目を出たところで、まだ20時。私はこれでは帰れないと、すすきののバー「N」へ。1杯目は洋梨フレーバーウォッカ+コアントロー+レモン+ソーダと少し控えめ。洋梨のほのかな香りが良い感じだ。

2杯目はアクアビット+バーディネ+アンティカ+カルパノ+ぺルノーのカクテル。Nさん、凝ったカクテルだすなあ。ところが残念なことに、私の方がすでに泥酔気味だ。絶対もう1杯何か頼んでいるはずなのだが、記憶がない。

明日は(今、記事を書いている)、飲みに行かないことにしよう。

結局飲んでいる

2010年03月16日 20時26分49秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
今週は金曜日に飲み会なので、少し控えておこうと思ったが、結局飲んでしまった。すすきののバー「n」へ。

1杯目は珍しくモスコミュール。生姜の味が効いている。
2杯目はシーバスリーガル+ベルモット+レモン+グレナディンの赤いカクテル。
3杯目はシーバスリーガル+ぺルノー+レモンのカクテル。

少し、ウィスキーカクテルからぺルノーに浮気気味な私である。

20100315最近読んだ本

2010年03月15日 20時11分48秒 | 読書
■「Oton Vol19」
今回はラーメン特集。年配者向けに「食堂のラーメン」も取り上げて欲しかった。

■「QED河童伝説」高田崇史
河童という存在の謎と現代の連続殺人を合わせて解く。

以下、図書館の6冊。
■「田舎暮らしに殺されない法」丸山健二
定年後にあこがれて田舎に移住した時の、悲惨な事態に対する警鐘本。ついでに酒・煙草・宗教も真っ二つ。

■「探偵稼業」福田政史
探偵稼業で印象に残る7つの調査について書いたもの。十分1冊の本になるだけの内容である。

■「うまいものつくる人びと」橋本克彦
飲食店ではなく、農業や酪農家を中心に取り上げた本。そう簡単に行かないのだろうなあ。

■「コンビニのしくみ」笠井清志
コンビニは現在のままでは行き詰りつつあるビジネスモデルではないと思うが、ちょっと目を違うところに向ければ開拓の余地は沢山ありそう。

■「懐かしの縁日大図鑑」ゴーシュ
なぜかたいして欲しくもなければ、旨くもないものを買ってしまうというのが、縁日マジックだ。

■「ニッポン駅弁大全」小林しのぶ
写真で見るとかなり美味しそうなのだが、実物を見るとガッカリというケースもある。いずれにせよ、最近駅弁って食べたことがないのだなあ。

20100314最近読んだ本

2010年03月14日 21時55分00秒 | 読書
■「どうせ今夜も波の上」椎名誠
いつも通りのエッセイ。

■「ソロモンの犬」道尾秀介
年若い友人が犬に引きずられて事故死した。対人関係が少々苦手な主人公は、事故の原因を見つけることができるのか? 途中で「ヒドイ話だ」と思ったものの、何とかひねりをつけて着地。

■「サイン会はいかが?」大崎梢
サイン会を予定している本屋に脅迫状らしき暗号が届く。どうやら差出人はサイン会を開く作家に面識があるらしいのだ。本屋探偵の主人公はサイン会に現れる犯人を見つけることができるのか。

■「寿司屋のかみさんうまいもの暦」佐川芳枝
ブログをもとにまとめたものらしく、季節感がよく出ている。

■「なみだ学習塾をよろしく!」鯨統一郎
学習塾でおこるさまざまな事件を、サイコセラピストにしてプロファイラー経験のある事務員が解く。あえてストーリーはパターン化しているようだ。

以下、図書館の2冊。
■「ザ・駄菓子百科事典」串間努
よっちゃんイカの創業者の話など、駄菓子メーカの社長の話は面白い(再読)。

■「高校生レストラン本日も満席」村林新吾
TVで見た話なので、本を借りてみた。調理科のある高校の料理コンテストや、飲食店への挑戦を描いた本。先生もいろいろ悩んでいて「コンテスト入賞だけを目指してしまった」などと、正直に反省しているのが共感を呼ぶ。

調子良好

2010年03月14日 12時53分37秒 | 食べ歩き
酒のおかげであまり体調の良くない日もあるのだが、今日は調子が良かった。早めに二十四軒のビストロ「PE」へ。今日も前菜と肉のコースをお願いする。

まずは前菜。春にしんのマリネ、蝦夷鹿肉とイタリア産黒豚のリエット、チーズのブリュレ、さつおう玉ねぎのキッシュ。お、メニューが春めいてきた。春にしんは小骨がさわらず、食べやすい。リエットはもちろん大好きな一品。ブリュレは焼いたチーズの香りと塩気が美味しい。そして、やっぱりキッシュである。玉葱の歯ごたえが残る食感がとても良い。マスタードもピッタリだな。



続いてメインは仔羊のロースト猟師風。軽く燻製にしているという羊は香りが良く、また焼き加減の良さが見えるだろうか。そこを少しピリッとしたソースで食べる。



デザートは蜂蜜とレモンのアイス、青りんごのドフィーヌ、ドライフルーツのガレット、チョコレートのヌガー。アイスと青りんごの薄切りはそれぞれ食べても、合わせて食べても良い。ガレットとヌガーのがっちり甘味で、コーヒーを飲んで終了。



体調は良くても、図書館に立ち寄って帰宅。もう少し有意義な日曜日を過ごすべきか、土曜日に活動しているのだから、体を休めるべきか。年齢を考えると後者なのだな。

軽くやって帰宅

2010年03月13日 16時40分46秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
今日は歩数計を忘れてきたため、実際の歩数が分らないが、回った道のりから考えると相当歩いていると思う。最後にさっぽろ駅近くの立ち飲み「E」で、生グレープフルーツサワー、ポテトサラダ、梅ハイで休憩。





多分、グレープフルーツはそう高いものじゃないのだろうけど、フレッシュな感じで美味しい。

20100313ギャラリー巡り

2010年03月13日 16時13分27秒 | ART
本日は、札幌市資料館→北大遠友学舎→テンポラリースペース→北大総合博物館→ギャラリーエッセ→道銀→大同→たぴお→STV北2条→時計台→道新→大通→CAI02→らいらっく→三越→スカイホール→さいとう→ARTスペース201→趣味の郷→北海道画廊の20か所。今年の最多記録を作る。

■札幌市資料館「藤女子大学写真部写真展」。
田村愛弓:山頂をコンクリートで固めてあるのかな。不思議な光景。
町田香菜:水産会社のコンベアを発泡スチロールの魚箱が流れるところ。誰もいない風景を見つけてとりました、に終わらない所が良い。

「市電と沿線の写真展「温故知新」」。札幌市写真ライブラリー所蔵写真と、個人の写真が出品されていた。市電にも連結車両、散水車、花電車、ラッセル車といろいろな車両があるのだ。

■北大遠友学舎。「福岡幸一アンモナイト版画展」を見に行ったのだが、館内をさまよってみると、今田敬一の「花(れんぎょう)」という画を発見。これまで気がつかなかった。(北大の図書館でも林武のリトグラフを発見)





■ギャラリーエッセ「Can E exhibitions」。
西川亜由美「around me」:キャンバス地に巨大な人の顔。目が印象的でハッとする。

■大同ギャラリー「森林の存在 及川幸雄絵画展」。色が赤から黒へと3変化する「サンセット」シリーズや、四季を黄緑・緑・オレンジ茶・グレー(ピンク)で表現した「森林の存在」シリーズなど。表面が植物のようになっている処理も特徴的。

■STV北2条ビル「矢元政行「記憶の中の情景」」。大作が近くからゆっくり見られるので非常にありがたい。「未完の宗教都市」という作品は、色彩が赤っぽく、人を建物が圧倒している感じが珍しかった。

そういえば、先日「なんでも鑑定団」で柳原義達の鳩のブロンズ像が400万円の値がつけられていた。ということは、これも相当高いのか?



■CAI02「畠山雄豪写真展 First contact.」。雪から煙突や小さな木の枝がそっと顔を出した写真や、飛行機の窓から撮影した風景かな? 小ぢんまりとした良さがある。

■らいらっくギャラリー「波田浩司展」。ぐんにゃりした人を描く独特の作品展。これを近くで(ギャラリーが狭すぎて、近すぎる?)見ることができるのも、良い機会である。しかし、この作風の次は何処へ行くのかな? との期待も大きい。

■さいとうギャラリー「内海眞治個展~「お喋りな陶」」。緑色の釉薬がかかった茶碗が良かった。