散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

日替りから何を選ぶか(2)

2011年05月22日 14時35分19秒 | 写真館
本当は写真を10枚集めてからやろうと思っていた、このシリーズ第2弾。自分でも忘れないうちに、定期的にやってみたいので8軒分だが載せてみよう。

■1軒目
△照り焼チキン
△塩さば
△カレイの煮付け
○三種盛(さくらます唐揚、赤魚てりやき、牛肉黒こしょう焼)



すべて680円の値段。激戦を制したのは、おかずの種類が豊富な三種盛。それ以外のメニューも魅力的だ。

■2軒目
○回鍋肉定食 735円
△麻婆豆腐定食 720円



15円差というのが、非常に微妙。歯触りのメリハリに期待して回鍋肉定食に軍配。本格的に辛ければ麻婆豆腐もいいと思う。

■3軒目
×ザンギセット
△ホイコーローセット
○ユーリンチーセット



すべて525円。ザンギは時々食べればいいか。ここは中華料理らしいユーリンチーを選択。

■4軒目
×醤油ラーメン+チャーハン 680円
○チンジャオロースー 680円
△麻婆飯 600円



ラーメン+チャーハンはもうそそられない。麻婆飯は少し飽きそうな予感。最近、上手く火の通ったピーマンは好きになったかも。油通しの技に期待。

■5軒目
○鰊・大根・フキ・ゴボウ甘辛煮、刺身 800円
△豚肩ロースかつ、サラダ、小鉢 650円



これは実際に前者を選択。ここに書いてある以外に、鶏唐揚げ2個がついているという、ボリュームランチで正解。

■6軒目
○鶏肉のネギ塩炒め 750円
×豚肉とピーマンの細切炒め 750円
△生ラムと野菜の炒め 800円



ここはあっさり味に期待。ラムも好きなのだが、どんな味付けなのかなあ。

■7軒目
△ダッカルビ風鶏肉野菜炒め 600円
○サーモンユッケ丼と豚汁 700円



これもダッカルビ風の味付けが気になる。甘辛一辺倒だと辛いかも。サーモンユッケ丼という意外なメニューに心ひかれた。

■8軒目
○日替り海鮮丼(タイ)
△サバ味噌弁当
△ササミチーズ弁当
△からあげ弁当
△カキフライ弁当
△焼肉弁当



すべて650円。ここは海鮮丼で決まり。他のメニューが余りにもあたりさわりなさすぎる。

昨日やりすぎた

2011年05月22日 13時03分13秒 | 食べ歩き

昨日は結構やりすぎて、二日酔いではないものの出かける気力なし。山の手のラーメン「N」で珍しく味噌ラーメン。味噌ラーメンって、大体味噌が美味しい調味料すぎてしまうので、あまり食べないのである。ほど良く甘目、ほど良く濃厚。

たまたま客が私一人だったのだが、カウンターの中にお店の人が所在なさげに立っているのだけは、やめて欲しかった。奥で仕事している振りでもして下さい。

うっぷん晴らし

2011年05月21日 21時14分10秒 | 飲み歩き・すすきの界隈


本日は天気がすぐれぬ中、昼頃に出発。いつも通りの昼食、ギャラリー巡り、本屋さんと経由して夕方になった。今日はガッツリ飲んで、来週に立ち向かおう。

1軒目は串かつ「S」。この店に行こうと思い立ってから、急に気持ちが盛りあがってきた。まだ混雑前に無事に店内へ入り(前回、同僚と来た時は満席だったのだ)、早速串かつから。



もちろん盤石の味。美味い。続いて串貝。これはひとかじりした所から、ホタテのエキスがタラリとあふれる。うーん、素晴らしい。



もう一つ何かと思い、今日は初めて食べる小エビ。衣が天ぷらっぽい感じで、海老がパンパンに張り詰めており、香りも立ちあがってくる。



もたれる感じはしないのだが、ボリュームが結構あるため、これにて終了。飲んだものはレモンハイとコップ酒。また来よう。



2軒目はバーホッパー3軒目で「S」へ。何だかとても今回乗り気のように見えるかもしれないが、後1、2軒しか行かないと思う。まずはマティーニを注文。クラシックでしっかりした味。

ここはベテランバーテンダー氏なので、クラシックなのがいいなと思い、2杯目はマンハッタン。これも飲みやすいが、しっかりとしたライウィスキーの味がする。



3軒目はいつも通りのバー「N」へ。1杯目はサウダージから。





2杯目は味見して下さいとニッカのアップルワイン。余市の試飲では「こんなの飲んでる場合か」と無視しているのだが、アルコール度数は22度あり、少々甘すぎるもののしっかりした酒なのだ。



この辺で酔いが回ってきた。メモには「アクアビット?」と書いてあるので、アクアビットベースのカクテルを飲んだのだと思う。最後に「Y」で牛丼を食べて帰宅。バランスが気になって、コールスローセットにした模様。



割引セール中だったのかな?

20110521ギャラリー巡り

2011年05月21日 17時20分13秒 | ART

本日は近美→市民ギャラリー→創→道新→時計台→たぴお→大同→大丸→紀伊国屋→富士フイルム→三越→スカイホール→さいとうの13か所。

■市民ギャラリー「一線美術会北海道支部展」。
川上直樹「跡地-夕張追想」:巨大な石造りの間に階段のような通路があり、そこに女性の歩く後姿が描かれている。その前面には何か膜のようなものがあり、二重写しの映像のようである。新しい方向性か。
河瀬陽子「マリオネット」:やや虚ろな表情で座る女性。その傍らには操り人形が置かれている。何か内面的なものを感じる。

田仲茂基「月夜」:カモシカかな? いつもの梟の作品も良いが、ちょっとテーマを変えると新鮮に見えた。
西村司「すれちがう」:ハレーションの起きそうな強い日差し。少年と少女がすれ違った一瞬を描いた作品。

■ギャラリー創「澁谷俊彦展-トノサマガエルの雨宿り」。「前回はヘビのイメージだったので、今回はカエルです」と澁谷さんが言っていたが、これまでの抽象的で見る側のイメージにまかせた形から、ある程度具体的なイメージを提示する方向に変えてみたとのこと。確かに白い円形は睡蓮を思わせるし、コンペイトウの代わりにカエルの形が配置され、天井からは雨に見立てたテグスと鉛のおもりが下がっている。

円形の下の色は緑が中心でオレンジ、黄色が少々。しかし人間は天井からつりさげられたおもりを見て、雨をイメージできるのだ。かくいう私は、実は最初、カエルが飛びつくのにちょうどいい距離だな等と思っていたのではあるが。

ギャラリー奥から外が見える大きな窓に向けて、とびとびの配置で睡蓮の葉がある。このギャラリーは展示と外との関連性がポイントであるような気もするが、改めてみる外の風景は結構、殺風景なのであった。

■時計台ギャラリー「北の日本画展」。
朝地信介「内と外のはざま」:白い巨体に小さな足が何本かついた生物。可愛らしくも不気味で、日本画らしくないところが良い。
木村浩美「慈光」:水面に水草、そこに映る陽の光。すがすがしい作品。
千葉晃世「影」:黒とレンガ色だけで草むらを描いた作品。水墨画を変化させたようだ。

冒頭写真は近美前庭の彫刻と樹。彫刻は伊藤隆道「回転・螺旋・1月」。この彫刻は回転しているときがあって、後ろの柳のような樹の葉っぱに引っかかりながら回っていたのだが、樹の方がバッサリ伐採されてしまった。

これはどこかのホテル前のアートっぽい盆栽?


第41回 世界児童画展北海道展

2011年05月21日 13時46分54秒 | ART
私は時々展覧会の写真を載せることがあるが、概ね、子供たちの作品のことが多い。この展覧会も「撮影OK」となっていたこともあるし、子供たちの斬新な画が見られるので、特集してみたい。

ジョーフィア・セケール「思考」。ハンガリーの14歳。不思議なセンスである。



ヴルチャノフ・イオン・サヴォフ「ミュージシャンたち」。ブルガリアの8歳。民族音楽の雰囲気が良く出ている。



シャイムリナ・ナスチャ「遠い南極で」。ロシア(サハリン)の10歳。北方の気配が漂う。



坂野由夏「今の自分を見つめて」。中3。もう内面表現ができているように思う。



小川紗玖良「柿の木」。5歳。このバイオレンスな表現はどうだ!



高田結生「もしも魔法が使えたら」。5歳。魔法が使えたらどうする気なのだ。海と空をひっくり返すのか、それとも自由に雨を降らせるのか。



相澤匡亮「ふわふわくらげさん」。3歳。ふわふわ系の最右翼。



江渕沙唯心「仮装パレード」。4歳。彼女の心の中で、仮装パレードがどう受け止められたのか。恐るべき画像化能力だ。



斎藤みゆ「空」。4歳。嵐の「空」だったのか。これも大胆な作品。



花田蒼「イルカショー」。4歳。具体的でホッとする作品だ。楽しい雰囲気が満点。



成田馨「いちご」。4歳。言われてみれば確かにそうだが…。独創的な色使い。



中村海虹「旭山動物園の思い出」。6歳。こんな可愛い動物がいたら、たまらない。



山谷翔太「かたつむり」。4歳。浮遊感が独特。



梶原景奨「ママがおとうとをだっこしているの」。4歳。全体がママの顔、下に小さく弟が描かれている。母は偉大だ。



自由な作品群に心やられまくりである。大部分の子が、この先はお約束の画を書くようになるのだろうが…。それから、最近の子供の名前は何と読むのか分からないものが多い。つけ方は自由だが、ある程度読みやすいことが最低条件ではないだろうか。

ラーメン

2011年05月21日 12時15分47秒 | 食べ歩き

今風のラーメンには興味が持てないし、ましてや並んでまで食べるなどとんでもないことである(いつか並んだことが書いてあったら、笑って見逃してくれ)。

そういう私が食べるのは蕎麦屋さんのラーメン。狸小路傍にもう一か所あるが、そこと同じくらい来るのが西18丁目付近の「Y」食堂である。今日も迷わずラーメン。この店蕎麦屋さんなのに、私の直前直後の注文が「ラーメン大盛り!」で、ちょっと笑ってしまった。

ということでいつもの味(ブレがない)のラーメンを食べて、ツユまで全部飲んでしまって、ここからギャラリー巡り開始である。

なお、久々に12時台に来たところ、ほぼ満席の込みっぷりだった。

20110521最近読んだ本

2011年05月21日 10時02分23秒 | 読書
■「マイ仏教」みうらじゅん
どちらかというと仏像のカッコよさに惹かれていた作者が、仏像・寺巡りで到達した境地とは。

■「きまぐれ星のメモ」星新一
「何らかの形で楽しんでいただけると思う」と作者が言うように、独りよがりではなく読者のために書いたエッセイ。やはりお金を取る以上、そうでなければいけないと思う。子供のころに、こういう思想に触れることができたというのは大きい(再読)。

■「ほんわか」北尾トロ
本関係の体験調査モノ。この人のエッセイも信頼がおける。

■「旨い定食途中下車」今柊二
「定食」道といった嫌らしさがないのが、この人のいい所だ。札幌の食堂も数軒登場している。私が気になっていた函館の天ぷら屋さんも取り上げられており、やはり名店とか。いつか行ってみたいものだ。

以下、図書館の3冊。
■「アンダーリポート」佐藤正午
時効直前の殺人事件の謎が、一人の男の記憶から解け始める。非常に面白いテーマなのだが、どうも人間像が浮かび上がってこない。

■「草小路弥生子の西遊記」草薙渉
名家の女性が大活躍するという、ある種のファンタジー。

■「山内一豊の妻の推理帖」鯨統一郎
妻の知恵で謎を解き、山内一豊が貧乏武士から一国一城の主になるまでの物語。パターンに寄りかかっており、謎解きは論理的ではないが、面白さとしてはまあまあ。

今週の三連打(3)

2011年05月20日 19時42分37秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
今日こそは飲みに行くこともあるまいと思っていたのだが、どうにもこうにも気分が落ち込み気味。やむを得ず(←言い訳)、バーホッピングで「AZ」へ。バーホッピングの時にしか来ない客で、申し訳ない。

1杯目はルモントン・レゼルブ。なかなか美味いカルヴァドスをちびちびと飲む。2杯目はマティーニ。この店のグラスはステムの親指が当たるところに、少しくぼみがあるという洒落たものなのである。ブードルスベースで割りとベルモット多めの味は、私好みである。

ということで、少し落ち着いて2杯で帰宅。週末は天気も良くないし、大人しくしてようかなあ。

今週の三連打(2)

2011年05月19日 19時38分58秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
少し天気が良くなってくると、歩きたくなるのだと思う。仕事帰りに本屋さんに立ち寄ってから、札幌駅方面へ。本日は「BC」へ。飲んだものは白ワイン→赤ワイン→赤ワイン。ボトルを下げられてしまったため、銘柄は不明。メモを撮るのも面倒だしなあ。

食べたものはパテドカンパーニュ。ちょっと料理っぽい雰囲気になって登場。ネットリしてこれが美味いのである。粒マスタードとの相性も大変よい。



今日は飲んでいるうちに、隣にいたパンチ力のあるオジサンに話しかけられて、しばし雑談。もの凄く丁寧な方で、持ち上げられてしまい対応に困る。

今週の三連打(1)

2011年05月18日 21時11分48秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
本日は会議が早く終わり、天候の良さに誘われて、創成川公園へ。そこからさらに誘われて、すすきの方面へ。1軒目はバー「C」。平日の17時台に来るのは、かなり早い来店だ。

1杯目はハイボール、2杯目は気候を考えて爽やかに白ワイン。なんかいいねえ。3杯目は店内に掲示があったミントジュレップ。今年もマスター自家製のミントだろうか。まだ少しミントが若い感じなので、軽めの香りとなった。



外はまだまだ明るい。勢いづいて2軒目はバー「N」へ。バーホッパーイベントのカードを入手。今回も大して行かないと思うが、2、3軒は新規開拓して見たい気持ちもある。しかし、開拓してもその後続かないため(行きたい店が多すぎる)、あまり店のためにはなっていないとも思う。

1杯目はバカルディハイボール。ショートカクテルがきつい人向けに、それを炭酸で割ってしまうことがある。ギムレットハイボールなんていうのは、自分で頼むだけでなく一般的に名前を聞いたこともある。それの別カクテルバージョンということで、バカルディを炭酸で割ってみたのだ。

出来上がりはこんな感じ。実に可愛らしいピンクのカクテルとなった。甘酸っぱい+炭酸で、これは万人に喜ばれるのではないだろうか。



続いて、コンプレックス。今回のレシピはリカール+カンパリ+唐辛子ウォッカ+ライム+塩で、リカールの個性が新たなインパクトを生みだした。バランスも結構良いし、これはいいのではないだろうか(しかし、このカクテル、名前は同じだがレシピが毎回バラバラだ。コンセプト主導なので、やむを得ないのだな)。



3杯目はジン+グレープフルーツジュース+マラスキーノ。良く覚えていないが、多少アルコールを控えめにしてみたのだろう。酸味とマラスキーノの濃厚な甘味が合体した味だった。

本日はこれで帰宅するものの、合計6杯だとかなり酔っている。

20110518最近読んだ本

2011年05月18日 07時02分38秒 | 読書
■「近代の美術12 上村松園」関千代
つまらない美人画を書く人だと思っていたのだが、展覧会を見てからというもの、気になってしょうがないのである。

■「ペガサスと一角獣薬局」柄刀一
超自然現象とも思われる謎(竜に殺された男、ペガサスの登場等)を論理的に解決する作品。なぜそんな事態になったのか、という所を除けば、魅力的な謎と(何とか)合理的な解決が示されている。やはり無視して良い作家ではない。

以下、図書館の5冊。
■「「ラーメン」の謎」
流行のラーメンにはもう興味が持てなくなっている私である。

■「今宵、バーで謎解きを」鯨統一郎
ワインの話→子供の頃の懐かし話→事件の話と、パターン通りに展開する短編集である。しかし「邪馬台国はどこですか」を書いた作者とは思えない、ご都合主義的な展開。作者複数人説に賛同したくなる。

■「心霊特捜」今野敏
実は現場には結構あるという、心霊がらみの事件を追う警察の部署の話。普通人のリーダと個性的な部下(霊能力あり)というのは、今野敏得意のパターンである。罪のない、娯楽作品。

■「サークル」北島行徳
思わぬ怪我から進学に失敗してひきこもりになった主人公。記憶を失った男との接点は何か? ミステリ仕立てで、まあまあ。

■「おーい、宗像さん」佐藤洋二郎
小説を書く書くといいつつ、新聞社をやめようとしないダメ男宗像さんの物語。ちょっと文学同人界にいそうな人で、そこが物悲しい。

アブサン継続

2011年05月17日 20時33分18秒 | 飲み歩き・琴似界隈
本日は早い時間に新さっぽろから琴似まで移動。まだかなり明るい中を、琴似のバー「D」へ。1杯目は今月の新入荷からクレイゲラヒ・1999・カスクストレングス・10年(SMWS)。恒例のタイトルは「Waving magic ballones」。飲んでみると、何だか懐かしいウィスキーの味がする。ホワイトホースのキーモルトらしいが、私はそれほどホワイトホースに思い入れがある訳ではない。ちょっと不思議な気持ちである。



2杯目は今月のフルーツ、パインアップル+ラム+ガリアーノ+バナナのピューレリキュール。パインの味を、ガリアーノとバナナが少しづつアシストしている。

3杯目はマスターのアブサンコレクションからラ・コケット。何でもニガヨモギの当たり年に作られた、衝撃的な味だそうだ。また適当に選んだのだが、アルコール度数は72度。しかし飲んでみると、爽快感が感じられ決してきつくはない(でも酒に強くない人は、飲まない方が良い)。



しばしストレートで飲んだ後に、1対1の水割り(写真の黄色くなっている液体)。水で割っても個性があり、しばし時間をかけて楽しんだ。

帰り道、大きな月を見かける。しかしそれは、月が地平線近くに見える時の錯覚である。


20110515最近読んだ本

2011年05月15日 21時17分00秒 | 読書
■「「七都市物語」シェアードワールズ」田中芳樹原案
別作家による競作短編集。元の作品にある何らかの気配が足りない。それはいったい何だろう。

■「グイン・サーガ・ワールド1」天狼プロダクション
栗本薫の「グインサーガ」はけなす人がいるのは分かる。心の中ダダ漏れ小説とか、ヤオイ化したとか言いたくなるのは当然である。でも、本人は大まじめに「大歴史物語」を書こうとしていたように思うんだよね。その観点からすると、この本は全くどうでもいい。傍流の話を好きに書いているがいい。やっぱり「私が本編を完結させてやる!」っていう大馬鹿者しか、続編を書いてはいけないのではないかと思うんだよね。

大体、こういうので死んだ人の跡を継ぐっていうのはほとんど無理で、私が一番成功したと思っている野田昌宏版キャプテンフューチャーでさえ、ちょっと厳しかったもんね。

■「地球移動作戦 上下」山本弘
大質量の天体が地球に接近。このままでは潮汐力の影響で、人類は絶滅する可能性がある。そこで、地球を移動させて影響を回避しようとする作戦が開始された。「妖星ゴラス」を彷彿とさせるバカSFに、科学の力を込めた作品。

■「モップの精は深夜に現れる」近藤史恵
会社や事務所の小さな謎が、清掃員の女の子によって解かれるという短編集。

■「虚夢」薬丸岳
主人公の娘が通り魔殺人に合うが、犯人は心神喪失のため無罪に。しかもその数年後、犯人は社会に復帰しているらしいのだ。当然、犯人を追いかけるストーリーなのだが、このテーマだとどうしようもないくらいやりきれない話になってしまうのが確定なのである。正直、楽しくは読めない。

■「テルムの女帝 ペリーローダン400」マール、フォルツ
ついにテルムの女帝のポジションに人類は到達。しかし、詳しくは401巻で! という感じ。まあ、ついに400巻到達。思えば遠くへ来たもんだ。ちなみに本国では2500巻(日本はドイツ版の2巻を1冊にしているので、1250巻)以上出ているらしい。私はたった今、すべて翻訳されれば2年以内に読破できる。

■「浮かぶ密室」浅川純
本筋に関係のないバブル風味のお飾りと、後出しの事実が非常に読む気持ちをそぐ作品。最後だけ風刺が効いているようにも思うが、別にそんなの求めてはいないのだ。

琴似散歩

2011年05月15日 15時00分46秒 | 写真館
外に出た時は風が冷たかったが、段々日が照るにつれて散歩日和となってきた。今日は琴似の本通りではなく裏通りを歩いてみた。裏通りに色々な店があるところは散歩していても楽しいと思えるのだが、まあまあ栄えている琴似でも、なかなかそうはいかない。

JR琴似駅の近辺からスタート。この辺はラーメン激戦区でもある。



ここは古くからある店。ラーメン屋さんの方は行ったことがある。



琴似本通りから一本東側の繁華街。この辺で飲むことはあまり無い。









琴似の老舗蕎麦屋。ここも行ったことないんだよな。



二十四軒側。確かお店があったと思ったが…



素敵な歯医者さん。



この中華料理店は何度か来たね。札幌にはあまりないタンメンがメニューにあるのだ。



あれ? 入口のところのメニューがはがされていたけど大丈夫? 今度夕方に確認しに来よう。



学校の校門に謎の彫刻。加藤宏子の「そのむこうに」だそうだ。



この居酒屋もいい古び方をしている。



旧五号線を渡る。こんなに売り出しておいて開店前から品切れ。



こういう飲食街、どんどんなくなって行くように思う。



以上で終了。