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中国、一人っ子政策緩和を検討 具体策公表へ

2013-11-13 07:03:44 | Weblog
中国、一人っ子政策緩和を検討 具体策公表へ 2013年11月13日 日経
 中国政府は人口抑制のため1979年に導入した「一人っ子政策」を緩和する検討に入った。12日閉幕した党中央委員会第3回全体会議(3中全会)でも重要議案として討論したとみられ、近く具体策を公表するという。複数の中国メディアが伝えた。夫婦がともに一人っ子の場合だけ第2子の出産が許されているが、夫婦のどちらか一方が一人っ子であれば第2子の出産を認める方向だ。
 中国では同政策の影響で高齢化と労働人口の減少が進んでおり、政策の見直しを求める声が出ていた。


 うん? 一部少数民族は例外としているそうですが、中国の場合、2人以上の子供には懲罰的罰金を取り、それが地方政府の利権になっている一面もありますし、既得権化した財源を奪われる形となる地方政府の抵抗もあり、簡単に方針転換というわけにはいかないのではないかとも思うのですが、言論同様中央政府が地方をコントロールすることはできるのでしょうか。
 複数の子供をもちたい夫婦の気持ちは尊重してあげて欲しいですし、適齢期の男女の比率が1.2弱対1(自然に発生する比率ではあり得ないので、あまり考えたくない事態ですが、女の子の場合はこっそり堕胎しているということなのでしょう)で貧困な農民男性工の結婚難問題も抱えているだけに、国としても早急に取り組まざるを得ないのでしょうが、どう中央政府がコントロールするのか、まずはお手並み拝見だと思います。