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滋賀草津市長選は橋川氏3選

2016-02-22 08:19:28 | Weblog
滋賀・草津市長に橋川氏3選 新人・白井氏に大差 2016年02月22日 京都
 任期満了に伴う滋賀県草津市長選が21日投開票され、現職の橋川渉氏(67)が、新人で建設会社会長の白井幸則氏(53)を破り、3選を果たした。橋川氏は2期8年の実績が評価されて幅広い支援を受け、白井氏に1万票以上の差をつけた。
 前回は無投票で8年ぶりの選挙となった。現市政の継続か転換かを争点に、無所属2人が対決した。人口増加への対応や、草津川跡地整備などの大型事業、行財政改革をめぐって論戦が展開された。
 市職員出身の橋川氏は、豊富な行政経験をアピール。先進的な教育施策などの実績を訴えた。マニフェスト(公約集)では子育て支援や高齢者福祉、都市基盤整備などを掲げた。自民、民主、公明各党の議員、連合滋賀などの支援を受け、支持地盤を固めた。
 白井氏は会社経営の経験を強調して改革を訴えた。地元学区の自民系市議らが支援。滋賀維新の会も推薦し、おおさか維新の会代表の松井一郎大阪府知事らも応援した。しかし、知名度不足もあり、支持は広がりを欠いた。
 投票率は39・92%で、8年前を1・42ポイント上回った。


草津市長選 橋川氏3選 2016年02月22日 読売
◇投票率39.92% 2期8年実績評価
 草津市長選は21日投開票され、現職の橋川渉氏(67)(無所属)が、新人で住宅建設会社経営の白井幸則氏(53)(同)を破り、3選を果たした。8年ぶりとなった選挙戦で、橋川氏は2期8年の実績を強調して幅広い支持を集め、おおさか維新の会の県組織「滋賀維新の会」の推薦を受けた白井氏を振り切った。当日有権者数は10万893人。投票率は39・92%で、前々回の38・50%を上回った。
 橋川氏は、当選確実の知らせが届くと、市内の事務所で支持者らとバンザイを繰り返した。選挙戦については、「多くの人に支援していただき、当選することができた。8年間の評価と今後の4年間に対する期待の表れだと思う」と振り返り、3期目に向け、「高齢者福祉や子育て支援の充実を図り、市民とともに活力のある住み続けたい街にしていきたい」と力強く抱負を述べた。
 選挙戦では、連合滋賀の推薦のほか、自民、民主両党の国会議員、県議、多くの市議らの支援を受けた。
 推進の是非が争点となった草津川跡地整備事業は、「市民の憩いや活動の場として進めたい」と主張。情報通信技術を駆使した教育環境の充実や待機児童解消などに努めた実績もアピールした。
 橋川氏は京都大文学部卒。市の企画部長や政策推進部長などを歴任後、2008年に初当選した。

★滋賀県草津市 市長選挙結果(投票率39.92%)
当 25783 橋川渉(67)無現
  14121 白井幸則(53)無新



 滋賀県草津市は琵琶湖の南端程に位置する人口約13.8万人の市で、市長選は2008年3月から2期8年現職を務めて3期目を目指す67歳の連合滋賀が推薦、自民・公明・民主系の市議が支持した橋川渉氏に、会社役員で53歳の維新や一部自民系市議が支援に回った白井幸則氏が挑みましたが、
 先進的な教育施策など2期8年間の実績を強調すると共に、子育て支援の充実や透明な市政運営を掲げた橋川渉氏が25783票を獲得して
 市民税5%減税や市長の報酬カットなど市政の転換を掲げて14121票を獲得した白井幸則氏 を振り切り3選を決めました。
 京都新聞では「1万票以上の差をつけた」とありますが、正直挑戦者の白井氏に意外に迫られた(前回無投票 挑戦者の知名度的に、失礼ながらダブルスコアは付くと予想していました)感がありますし、まあ自治体首長が変わるかもしれない危機感がないからこその低投票率なのだろうな…とか考えてしまったのですが、県都の大津ではなくあえて草津に支店や営業所を置く大企業も少なくない中、滋賀県にとっては草津市も重要な地域に違いありませんし、その草津市の舵取りをどうとり続けるか。3選を決めた橋川渉氏の責任は重大ですね。