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大阪・門真市長選 大阪維新の会新人・宮本氏が初当選

2016-07-25 16:58:45 | Weblog
大阪・門真市長選 大阪維新の会新人・宮本氏が初当選  2016年7月25日 産経
http://www.sankei.com/west/news/160724/wst1607240069-n1.html
 園部一成市長の死去に伴う門真市長選は24日、投開票が行われ、大阪維新新人で前府議の宮本一孝氏(45)が、無所属新人で前副市長の川本雅弘氏(61)=自民推薦=を破り、初当選を果たした。当日有権者数は10万3580人。投票率は39・38%(前回27・77%)だった。
 宮本氏は、市が抱える人口減少問題や生活保護率の高さなどの課題を指摘。市役所改革から門真を変えていくと訴えた。
 市内にある宮本氏の選挙事務所に当選確実の一報が入ると、集まった支持者らから大きな歓声が上がった。
 川本氏は行財政改革など副市長時代の実績を強調。子育て施策のさらなる充実など園部市政の継承を訴えたが、及ばなかった。
★大阪府門真市 市長選挙結果(投票率39.38%)
当 24004 宮本一孝 諸新
  16219 川本雅弘 無新

門真・府議補選では泰江氏初当選 大阪維新がダブル勝利  2016年7月25日 産経
http://www.sankei.com/west/news/160725/wst1607250008-n1.html
 大阪府門真市長選に立候補した大阪維新の新人、宮本一孝氏(45)の府議辞職に伴う府議補選(門真市選挙区、欠員1)は24日、投開票が行われ、大阪維新新人の不動産会社社長、泰江征樹氏(45)が、自民新人の化学会社社長、大西康弘氏(56)、共産新人の元市議、吉松正憲氏(66)の2人を破り、初当選した。当日有権者数は10万3592人、投票率は39・40%だった。
 同日、行われた門真市長選では、宮本氏が初当選を決めており、大阪維新の「ダブル勝利」となった。
 泰江氏は、大阪維新代表の松井一郎知事や地方議員らの応援を受け、自民の府議や国会議員らが支援した大西氏らとの激しい選挙戦を制した。



 大阪府門真市は、大阪府北河内地域に位置する人口約12.2万人の市(古くはパナソニックの企業城下町)で2005年から市長を務めていた園部一成氏の在職中の死去(2016年6月7日)に伴い、元府議で大阪維新の会派が推す45歳の宮本一孝氏と、自民が推薦する元副市長で61歳の川本雅弘氏の新人同士の争いとなりましたが、
 「門真が変われば大阪全体がもっと成長できる。次世代の子どもに託せるような門真に変えていく」  生活保護受給率が高く、保護費が市の財政を圧迫していると指摘。受給しなくてもいいよう就労支援策や住宅補助策などに力を入れるとし、「市長として先頭に立って根本的に解決していきたい」と訴えた宮本一孝氏が24004票を獲得して、
 園部一成前市長と取り組んできた小中学校の耐震化や行財政改革をアピールし、「門真市では、職員の退職金や給与カットなどの身を切る改革は、10年前から当たり前のこと。このことを決して忘れないでほしい」 門真市を豊かにし、まちづくりを進めるために大切なこととして、「改革」「未来への投資」「人と人とをつなぐこと」の3点を挙げ、「一つ一つ市民の皆様と議論を積み重ね、子どもたちに自信を持ってバトンタッチできる門真市をつくっていきたい」と訴え16219票を獲得した川本雅弘氏 を退けて新人同士の争いを制しました。

 先日の参議院選挙でも、大阪では定数4に対して2議席を占めるなどおおさか維新の影響力は地元では衰えていませんが、加えて宮本氏の45歳への若さへの期待というものもあったのでしょうね。
 まずは1期4年の実績をどれだけ積み上げることができるか。注目です。

栃木 小山市長 大久保氏5選 34・89%、投票率過去最低

2016-07-25 16:55:51 | Weblog
栃木 小山市長 大久保氏5選 34・89%、投票率過去最低 2016年7月25日 下野
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20160725/2396578
 任期満了に伴う小山市長選は24日投開票が行われ、無所属現職の大久保寿夫(おおくぼとしお)氏(67)=自民党、公明党推薦=が、機械設計事務所代表で無所属新人の平野正美(ひらのまさみ)氏(69)=共産党推薦=を大差で退け、5選を果たした。18、19歳が投票する県内初の地方選となった。
 当日有権者は13万2858人。投票率は34・89%で同市長選の過去最低だった2008年の39・79%を4・9ポイント下回った。県選挙管理委員会によると、県内首長選の投票率ワースト1位は06年8月の下野市長選の30・77%で、今回の小山市長選は1996年6月の鹿沼市長選と同じ投票率でワースト3位に並んだ。
 2月に出馬表明した大久保氏は4期16年の実績を強調。大久保氏は「『小山を創る第2章』に向けて頑張って取り組んでいきたい」と喜びをかみしめた。
 一方、平野氏は告示3日前の14日に立候補を表明。「1万票を超え思ったよりも票が取れた。立候補した意味があった」と語った。
★栃木県小山市 市長選挙結果長(投票率34.89%)
当 32188 大久保寿夫 無現
  13169 平野正美 無新


 栃木県小山市は、茨城県と県境を接する県南部の人口約16.7万人の県2位の人口を有する市で、市長選は2000年7月から4期16年現職を務めて5期目を目指す自民・公明が推薦する67歳の大久保寿夫氏に、共産が推薦する69歳の平野正美氏が挑むも、
 5期目の出馬に多選批判も覚悟していた。「市民に選択してもらった結果が多選になった。常に市民目線で積み上げてきた実績をさらに積み上げたい」「人口減少問題が正念場を迎えている」として、定住促進策に意欲を示す。東日本豪雨を受けた排水強化対策や家庭と地域を絆で結ぶ暮らしつくりを掲げ、「ハード面だけでなくソフト面も強調したい」と意気込んだ大久保寿夫氏が32188票を獲得して、
 小山市など2市2町の保健衛生組合が、焼却灰処理を委託した廃棄物処理業者から撤去費用を求められた裁判で、同組合が54億円を負担した問題について「組合管理者の大久保寿夫市長の無責任な対応が、こんな事件を招いた」と現職批判をして13169票を獲得した平野正美氏 に2倍半近い大差をつけて危なげなく5選を決めています。


島根 益田市長に山本氏再選 福原氏を大差で下す

2016-07-25 16:48:27 | Weblog
島根 益田市長に山本氏再選 福原氏を大差で下す 2016年07月25日 山陰中央新報
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=560294004
 任期満了に伴う島根県益田市長選が24日投開票され、無所属現職の山本浩章氏(47)が、無所属元職の福原慎太郎氏(43)を7361票差で破り、再選を果たした。投票率は68・56%で、前回(68・89%)を0・33ポイント下回り過去最低となった。
 市長選では、市人口が2004年の合併直後の約5万4千人をピークに約4万8千人と減少の一途をたどる中、定住基盤の充実につながる産業振興をはじめとした地域活性化策、行財政改革が争点となった。平成に入って「1期市政」が多いことから、刷新か継続かにも注目が集まった。
 山本氏は、萩・石見空港の羽田便2往復化など1期4年の実績を掲げた上で、「市の発展には継続と安定が不可欠だ」と強調。東京五輪の事前キャンプ誘致や山陰自動車道開通に伴う道の駅整備などの地域振興策を訴えた。
 市選出の自民党県議をはじめ、市議15人でつくる超党派の支持組織「拓未会」を軸に、連合島根や市農政会議など5組織・団体の推薦を受けて組織戦を展開。地場の建設業者や農漁業者からの支えもあり、着実に足場を固めた。
 福原氏は、1期の市政経験を踏まえ、「対話と調和の改革」による市財政の改善や食を中心にした産業振興を主張した。桜を活用したまちおこし構想も示し、松下政経塾出身の自民党衆院議員らを招くなどして浮動票獲得に力を入れたが、浸透しきれなかった。
 当日有権者数は4万415人(男1万8766人、女2万1649人)。
★島根県益田市 市長選挙結果(投票率68.56%)
当 17447 山本浩章 無現
  10086 福原慎太郎 無元


 島根県益田市は、県西部の人口約4.7万人の2004年11月に美都町・匹見町を編入した市で、市長選は現職で再選を目指す47歳の山本浩章氏に、2008年から1期4年現職を務め(2008年当時、全国でもっとも若い35歳3ヶ月での市長就任)返り咲きを狙う43歳の福原慎太郎氏が挑む前回と同じ顔合わせになりましたが、
 4年間の実績をもとに、市政の継続と東京オリンピックの事前キャンプも進めたいと訴えた山本浩章氏が17447票を獲得して
 高齢者や社会的弱者が安心して暮らせるあたたかい街づくりを実現したいと訴え10086票を獲得した福原慎太郎氏 を退けて再選を決めました。
 元市長と現市長の対決は現職が勝利。投票率も7割弱とそこそこあり市民は現職を信認したとみてよさそうですね。