長崎の高校生ら64人、賞味期限11か月過ぎた揚げめんで食中毒 2008年4月22日
読売 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080421-OYT1T00673.htm
朝日 http://www.asahi.com/national/update/0421/SEB200804210018.html
長崎県佐世保市は21日、同市世知原(せちばる)町の宿泊研修施設「県立世知原少年自然の家」で皿うどんを食べた同県立高校の1年生ら118人のうち64人が、吐き気や腹痛など食中毒症状を訴えたと発表した。
賞味期限を11か月過ぎた揚げめんを使用していたのが原因で、市は同施設の食堂を3日間の営業停止処分とし、納入した同市の卸業者「古賀食産」に対し、期限切れのめんの廃棄を命じた。
市などによると、14日から2泊3日の日程で新入生研修合宿をしていた男子生徒29人と女子生徒32人、引率教師3人で、うち11人が病院で診察を受けたが、いずれも軽症だった。
食堂は同施設が委託した市内の業者が営業し、16日の昼食に皿うどんを出した。生徒らは食べ始めてすぐにめんの異臭に気づき、直後から次々に発症。調理師らはめんの変質に気付かなかったとしている。
賞味期限切れベビーフード、東京ディズニーラ(ンドで販売 2008年4月22日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080421-OYT1T00644.htm
東京ディズニーランドを運営するオリエンタルランド(千葉県浦安市)は21日、賞味期限切れの「明治ベビーフード赤ちゃん村麦茶」を4箱販売したため、自主回収に乗りだしたと発表した。健康被害の申し出はないという。
商品の賞味期限は3月21日だったが、ランド内の「ベビーセンター」で同27日と4月3、9、19日に1箱(各10袋)ずつ販売。湯に溶かす顆粒タイプで、生後約1か月から使用できる。
同社は「商品の管理ミス。心よりおわびしたい」としている。問い合わせは東京ディズニーリゾート・ゲストご相談室(0120・933・832)へ。
そもそも賞味期限というのは『定められた方法により保存した場合に品質の保持が十分に可能であると認められる期限』なので、乾麺なら、保管場所にさえ気をつければ、1ヶ月くらいならば賞味期限を超えていても、多分お腹を壊すことはないと思いますが、さすがに他人様に出すべきような代物ではないでしょうし、たとえ暗所に保管していても、半年超過あたりでそろそろ油の変質が心配だというのに、賞味期限を11ヶ月も過ぎたものとなれば、麺の油が変質して、食中毒症状が発生しても別におかしくはないでしょうね…。
それにしても、なんで賞味期限を11ヶ月も過ぎた麺など使ったのか…。まさか、昨年の夏あたりから、全く利用客がなくて、昨年の在庫が残っていたから…などという理由は考えたくもありませんし、食べてすぐに異臭を感じるくらいならば、調理中に異常に気がつかないというのは、ちょっと考えにくいのですが、調理する側に、『ええい、期限切れでもそのまま出してしまえ!』などという傲慢な考えはなかったでしょうか…。
この業者のあまりにも食に対する衛生管理意識が低いことには、もはや呆れ果てる他ありませんし、この業者には3日間の営業停止処分が課されるようですが、ここまでいい加減な業者には『じゃあ何? こんな悪質な事例でも4日後からは営業できるの???』などと、ついつい文句の1つも言いたくなりますね。
また、東京ディズニーランドを運営するオリエンタルランドでも、賞味期限が1ヶ月過ぎたベビーフードを販売していたことが判明。湯に溶かす顆粒タイプということで、多分安全性には問題はないとは思いますが、生後1ヶ月から食べさせることができるということで、こちらもちょっと心配です。
まあ前者は問答無用ですが、どうも最近の日本企業ではこういったケースが露見することが増えているような気がします。この手の問題にうるさくなったから露見するケースが増えたのか、それとも労働条件の格差が進み、その煽りで、品質管理に対する意識にも甘さが見られるようになってしまったのかはわかりませんが、一度新聞紙上に企業名が出てしまうと、企業イメージを著しく下げかねないだけに、特に食品や医薬品を扱う企業は、賞味期限に対してもっと神経を配って欲しいと思いますね。
読売 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080421-OYT1T00673.htm
朝日 http://www.asahi.com/national/update/0421/SEB200804210018.html
長崎県佐世保市は21日、同市世知原(せちばる)町の宿泊研修施設「県立世知原少年自然の家」で皿うどんを食べた同県立高校の1年生ら118人のうち64人が、吐き気や腹痛など食中毒症状を訴えたと発表した。
賞味期限を11か月過ぎた揚げめんを使用していたのが原因で、市は同施設の食堂を3日間の営業停止処分とし、納入した同市の卸業者「古賀食産」に対し、期限切れのめんの廃棄を命じた。
市などによると、14日から2泊3日の日程で新入生研修合宿をしていた男子生徒29人と女子生徒32人、引率教師3人で、うち11人が病院で診察を受けたが、いずれも軽症だった。
食堂は同施設が委託した市内の業者が営業し、16日の昼食に皿うどんを出した。生徒らは食べ始めてすぐにめんの異臭に気づき、直後から次々に発症。調理師らはめんの変質に気付かなかったとしている。
賞味期限切れベビーフード、東京ディズニーラ(ンドで販売 2008年4月22日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080421-OYT1T00644.htm
東京ディズニーランドを運営するオリエンタルランド(千葉県浦安市)は21日、賞味期限切れの「明治ベビーフード赤ちゃん村麦茶」を4箱販売したため、自主回収に乗りだしたと発表した。健康被害の申し出はないという。
商品の賞味期限は3月21日だったが、ランド内の「ベビーセンター」で同27日と4月3、9、19日に1箱(各10袋)ずつ販売。湯に溶かす顆粒タイプで、生後約1か月から使用できる。
同社は「商品の管理ミス。心よりおわびしたい」としている。問い合わせは東京ディズニーリゾート・ゲストご相談室(0120・933・832)へ。
そもそも賞味期限というのは『定められた方法により保存した場合に品質の保持が十分に可能であると認められる期限』なので、乾麺なら、保管場所にさえ気をつければ、1ヶ月くらいならば賞味期限を超えていても、多分お腹を壊すことはないと思いますが、さすがに他人様に出すべきような代物ではないでしょうし、たとえ暗所に保管していても、半年超過あたりでそろそろ油の変質が心配だというのに、賞味期限を11ヶ月も過ぎたものとなれば、麺の油が変質して、食中毒症状が発生しても別におかしくはないでしょうね…。
それにしても、なんで賞味期限を11ヶ月も過ぎた麺など使ったのか…。まさか、昨年の夏あたりから、全く利用客がなくて、昨年の在庫が残っていたから…などという理由は考えたくもありませんし、食べてすぐに異臭を感じるくらいならば、調理中に異常に気がつかないというのは、ちょっと考えにくいのですが、調理する側に、『ええい、期限切れでもそのまま出してしまえ!』などという傲慢な考えはなかったでしょうか…。
この業者のあまりにも食に対する衛生管理意識が低いことには、もはや呆れ果てる他ありませんし、この業者には3日間の営業停止処分が課されるようですが、ここまでいい加減な業者には『じゃあ何? こんな悪質な事例でも4日後からは営業できるの???』などと、ついつい文句の1つも言いたくなりますね。
また、東京ディズニーランドを運営するオリエンタルランドでも、賞味期限が1ヶ月過ぎたベビーフードを販売していたことが判明。湯に溶かす顆粒タイプということで、多分安全性には問題はないとは思いますが、生後1ヶ月から食べさせることができるということで、こちらもちょっと心配です。
まあ前者は問答無用ですが、どうも最近の日本企業ではこういったケースが露見することが増えているような気がします。この手の問題にうるさくなったから露見するケースが増えたのか、それとも労働条件の格差が進み、その煽りで、品質管理に対する意識にも甘さが見られるようになってしまったのかはわかりませんが、一度新聞紙上に企業名が出てしまうと、企業イメージを著しく下げかねないだけに、特に食品や医薬品を扱う企業は、賞味期限に対してもっと神経を配って欲しいと思いますね。
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