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立川署巡査長、恐怖で座り込んだ被害者見下ろし射殺か

2007-08-26 13:49:21 | Weblog
立川署巡査長、恐怖で座り込んだ被害者見下ろし射殺か 2007年8月26日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070826it01.htm
 警視庁立川署の友野秀和巡査長(40)が飲食店従業員の佐藤陽子さん(32)を射殺した後に自殺したとみられる事件で、佐藤さんが事件当日に友野巡査長に送った6通のメールには、居場所を知らせる内容が全く含まれていなかったことがわかった。
 また、佐藤さんが受けた銃弾のうち1発は、首のすぐ下から背中の中央部に斜めに貫通していたことも判明。友野巡査長が、恐怖で座り込んだ佐藤さんを見下ろしながら拳銃を撃ったという残忍な犯行が浮かび上がった。
 調べによると、佐藤さんは今月18日から宮城県内の実家に帰省し、事件当日の20日午後8時ごろ、東京・国分寺市内のアパート1階にある自室に戻っていた。
 一方、友野巡査長の携帯電話のメールの受信履歴では、18、19の両日は、佐藤さんからのメールの受信は全くなく、20日午後7時ごろになって、2日ぶりに佐藤さんから「お疲れ。話をしたくない」という趣旨のメールを受信していた。
 この日、友野巡査長は午前0時台から午後6時台まで、佐藤さんに「今どこにいるの」といった居場所を尋ねるメールを計6通送っており、この時の佐藤さんのメールは、これらへの返信だったとみられる。佐藤さんはこの後、「ごめん。友ちゃん、訴える」などというメールを5通返信しているが、自室に戻ったことには触れていなかった。
 佐藤さんのアパート周辺では、佐藤さんが実家に帰った当日の18日夕、友野巡査長によく似た男が目撃されていた。また、2人の遺体が見つかった時、佐藤さんの部屋の照明とエアコンがついたままになっており、同庁は、友野巡査長は、佐藤さんが自室にいるのを外から確認して、部屋に押し入ったとみている。
 一方、佐藤さんの遺体の司法解剖の結果、佐藤さんが受けた2発の銃弾のうち1発は、首のすぐ下から背中の中央部に斜めに抜けていたことが確認された。2発目は腹部を貫通し、床に弾がめり込んでいることから、友野巡査長は、尻もちをついた状態の佐藤さんを見下ろす形で1発目を撃ち、あおむけに倒れた佐藤さんの真上から2発目を発射した可能性が高い。
 室内には争った様子がなく、同庁は、佐藤さんが恐怖のために抵抗できなかったとみて、犯行の状況をさらに詳しく調べている。

見逃された異変、女性を射殺・巡査長自殺、ずさん管理 2007年8月26日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20070826AT1G2502N25082007.html
 警視庁立川署の友野秀和巡査長(40)が女性を射殺後に自殺した事件は、女性にストーカー行為を繰り返した末の犯行の疑いが濃厚になった。市民を守るための拳銃で勤務中に女性を殺害した凶行は、警察の信頼を揺るがす。同署は巡査長の異変を見逃し、事件当日も“失跡”を約8時間放置しており、警察の組織管理のあり方も厳しく問われている。
 「陽子さんを好きなんだけど、どうしていいか分からない」。今年5月、被害者の飲食店従業員、佐藤陽子さん(32)の知人男性(35)が営むバーを訪れた友野巡査長は男性に打ち明けた。

ストーカー「やめられず」立川署巡査長、被害者知人に告白 2007年8月25日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070825it04.htm
 警視庁立川署の友野秀和巡査長(40)が飲食店従業員の佐藤陽子さん(32)を射殺した後に自殺したとみられる事件で、友野巡査長は今年5月、佐藤さんの知人に佐藤さんへのストーカー行為をとがめられた際、「わかっているが、やめられない」などと悩みを打ち明けていたことがわかった。
 友野巡査長はこのころから思い詰めた表情を見せることが多くなり、事件直前には周囲が驚くほど体重が減っていたという。同庁は、同署の管理職らが、心身に明らかな異常を見せていた友野巡査長に、なぜ交番勤務を続けさせたのか、特別監察を実施して調べている。
 佐藤さんが利用していた東京・国分寺市内の飲食店の男性経営者(35)によると、友野巡査長は今年5月、この店を2度にわたって訪れ、「佐藤さんのことが好きだ」「交際相手がいることも知っているが、どうしたらいいか」と相談を持ちかけていた。
 その後、同月下旬から6月上旬にかけ、この経営者の携帯電話に2、3回連絡を入れ、旅行帰りの佐藤さんを羽田空港で待ち伏せするなど、ストーカー行為をしていることを告白。経営者から、やめるよう諭されても、「わかっているが、どうしてもやめられないんだ」などと答えたという。
 友野巡査長の携帯電話には昨年11月以降、佐藤さんからの約430通のメールが残っており、同庁が調べた結果、5月以降は、自分が勤務する飲食店に来てもらうための「営業メール」に交じって、10回に2回程度の割合で「友ちゃんとはもう会わない」などと、友野巡査長を拒絶する内容が含まれるようになった。
 同じく5月以降、佐藤さんの携帯電話に届いていた友野巡査長からの約410件のメールは、ほとんどが電話やメールの返事を早くするよう求める催促だった。
 また、同庁の内部調査に対し、友野巡査長の同僚や両親らは、ちょうどこの時期から、友野巡査長が見るからにやせ始めたなどと説明しているという。
 佐藤さんからのメールの分析では、友野巡査長のストーカー行為が特にエスカレートしたのは7月以降だったとみられ、同庁は、この間、なぜ職場の同僚や上司が友野巡査長の異常に気付かなかったのか、管理体制上の問題についても検証する。



 この警察官によるストーカー殺人事件。新事実が出てくるたびに、ますます加害者である友野巡査長の異常な性格が露見してくるのですが、恐怖で動けない被害者を見下ろすように射殺するなんて、暴力団員も顔負けの極悪非道な行為ですし、1発撃っただけでは気が済まずに、2発目は下腹部を撃ち抜き出血多量で確実に死ぬようにするという行為一つとっても、この加害者の冷酷非道ぶりがわかります。
 他にも、この加害者を管轄する署の側も事件が発生した当日に8時間もこの巡査の失踪を放置するなど、これまでの言動や日頃の様子から、加害者が明らかに交番勤務に耐えられないとわかっている状態だったのに、配置転換を行わなかった事に対して、管理責任を問われるのではないでしょうか。
 警官には拳銃を持ち歩く権限が付与されていることに加え、一定範囲の捜査権も与えられているだけに、例え通常の人事異動の時期でなくても、不適格な人間には直ちにその職務から離れてもらい自宅療養してもらうなり、他の事務的な部署に移ってもらうなり、いずれにせよ配置転換なり転勤は不可欠だと思いますが、どうも警察は内部の犯行には寛容すぎるように思います。

 ちなみに、この巡査長。(私がプライベートで時折ネットサーフィンする某探偵社のHPからの引用で、情報の信憑性はイマイチですが)『被害にあった佐藤さんの勤め先のキャバレーに入り浸り、色々な女の子を指名しては、身体を触るなどの行為をし、他の女の子にもストーカーまがいなことをしていた。その他、佐藤さんのアパートの前で3日間朝から晩まで待っていたこともある』のだとか…。女癖の悪さはともかく、まさか3日連続で有給をとっていたわけでもないでしょうし、3日も勤務中に連絡が取れない状態で、その事実を黙認する同僚も同僚です。民間企業で同じことをやったらまず解雇ですが、そのあたりも甘いと言えば劇甘です。
 よりによってこんな加害者に一方的に好意を押し付けられたあげく、殺害された被害者が気の毒でなりませんね。


3 コメント

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Unknown (Unknown)
2019-01-20 06:29:55
糞野郎
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Unknown (Unknown)
2021-06-15 21:42:50
この巡査長の友野という男は俺の高校の同級生で2年間同じクラスだった。
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Unknown (ありがと)
2021-09-16 03:20:25
ヤバイすねー
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