ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

NY原油は一時124.61ドル(終値123.69ドル)、日経平均は287円安!

2008-05-09 15:30:55 | Weblog
NY原油5日続伸、124.61ドルまで上昇し最高値更新 2008年5月9日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080509ATQ2INYPC09052008.html
 8日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は5日続伸。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で、期近の6月物は前日比0.16ドル高の1バレル123.69ドルで取引を終えた。需給ひっ迫感からの買いが続いた。通常取引が終わった時間外取引で、午後4時ごろに一時、124.61ドルまで上昇し最高値を更新した。
 ナイジェリアの政情緊迫などを手掛かりとした買いが続いた。ただ、連日の高値更新を受けて断続的に利益確定売りも出て、通常取引は方向感に乏しい展開が続いた。安値は121.58ドル。
 しかし、通常取引後に買いが優勢となった。ディーゼル油やヒーティングオイルの需給ひっ迫観測が蒸し返され、原油高につながったとの指摘があった。
 ガソリンとヒーティングオイルも5日続伸。

NY株反発、ダウ52ドル高の1万2866ドル 2008年5月9日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080509AT3L0900209052008.html
 8日の米株式相場は反発。ダウ工業株30種平均は前日比52ドル43セント高の1万2866ドル78セントで終えた。週間の新規失業保険申請件数が予想を下回って米雇用情勢の底堅さを示したほか、4月の小売り各社の既存店売上高がおおむね予想を上回ったことが相場を支えた。ただ原油先物相場がこの日も最高値を更新したことが重しとなり、主要な株価指数は伸び悩んで終えた。
 一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は12.75ポイント高の2451.24で終えた。

トヨタ、今期9年ぶり減収減益へ・円高や原料高が直撃 2008年5月9日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT2D0801Z 08052008&g=MH&d=20080508
 トヨタ自動車は2009年3月期の連結決算(米国会計基準)で9年ぶりの減収・営業減益となりそうだ。8日発表した業績予想によると、本業のもうけを示し、為替の影響などを反映する営業利益は1兆6000億円と前期に比べ30%減少する。急速な円高・ドル安や原材料価格の上昇が直撃するため。国内企業最大の利益を稼いできたトヨタだが、市場環境の激変で収益力低下は避けられない見通しだ。
 今期の想定為替レートは1ドル=100円と、前期実績に対し14円の円高・ドル安を見込む。ユーロなど他通貨に対しても円高を想定。円高だけで6900億円の営業減益要因となる。最終的なもうけを示す純利益は27%減の1兆2500億円と7年ぶりに減少する。

日経平均続落、終値287円安の1万3655円 2008年5月9日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080509NTE2INK0309052008.html
 9日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続落。大引けは前日比287円92銭(2.06%)安の1万3655円34銭だった。戻り一巡感からの利益確定売りで不動産株や金融株が売られた。外国為替市場で円高基調が継続していることや業績の先行き悪化への懸念も重しになった。東証株価指数(TOPIX)も続落。
 東証1部の売買代金は概算で2兆4803億円(速報ベース)だった。



 7日のNY市場は、原油相場が最高値を更新し、ダウが206ドルも下落したのに、日経平均の下げ幅は159円と、予想より小幅で済みましたが、今日の日経平均は、まるで昨日の下げ足りない分もまとめて下げるかのごとく、大幅な下落となりました。
 まず、8日のNY原油は、またまた最高値を更新して、一時1バレル124.61ドルを記録し、終値でも123.69ドルで終了。一方のNYダウは前日の下げ幅が206ドルと大幅だったこともあり、8日は52ドル43セント回復。
 この動きを見て、日経平均がどう動くか注目していたのですが、午前の終値は、あのトヨタが9年振りに減収・営業減益になったことが嫌気されたのか、大型輸出株を中心に下落し、午前の終値は、前日比127円58銭安の1万3815円68銭で終了。
 午後に入ると、アジア株が全面安になったこともあり、その下げ幅を広げ、14時過ぎにはとうとう13700円割れし、一時13639円99銭まで下落し、終値も287円92銭安の1万3655円34銭と2%を超える大幅な下落となってしまいました。

コメントを投稿