旧1万円札大量偽造:「中国奥地に大量の1万円札」 架空話で換金役誘う /富山 2006年11月17日 毎日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061117-00000162-mailo-l16
◇偽札グループリーダー格、架空話で換金役誘う
「日本政府が台湾に提供した大量の旧1万円札が流出して、中国奥地に眠っている」――。偽の旧1万円札が富山、福岡など5都県の金融機関で大量に見つかった事件で、リーダー格とされる富山県高岡市、自称金融コンサルタント、紅粉(べにこ)潤被告(71)=偽造通貨行使罪で起訴=が、こんな架空のもうけ話で知人2人を誘い入れたことが、福岡など3県警の調べで分かった。紅粉被告は「数億円分を日本に持ち帰り、新札に換金する事業だ」と持ち掛け、2人を銀行での預け入れ・換金役に仕立てた。
調べでは、紅粉被告に換金を指示された知人の会社役員の男(68)と無職の男(68)は、偽造通貨行使容疑で逮捕されたが、ともに処分保留で釈放された。紅粉被告も8月29日、高岡市の銀行で300枚を預け入れ、うち数十万円を換金した疑いで再逮捕された。
紅粉被告は2人に対し「数十年前に政府が台湾に渡した大量の1万円札の一部を、台湾の組織が中国の山奥に隠した。それを日本に持ち帰り換金する」と持ちかけ「出資」を依頼したという。会社役員は数千万円、無職男は数百万円を紅粉被告に提供し、対価として偽札を受け取った。2人は「偽札かもしれないと思ったが、銀行に預け入れた」と供述したという。
出資金の一部を偽札の買い付けに充てたとみられる紅粉被告は「偽札は海外から持ち込んだ」と供述。中国、台湾への渡航を繰り返していたことから、3県警は入手ルート特定を急いでいる。
この事件の第一報を聞いた時、今時聖徳太子の1万円札を大量に持ち込んで銀行が怪しまないわけがない この犯人共はアホか! などと思ってしまいましたが、悪の親玉が子分(被害者?)に指示した時の言い訳もあまりにも胡散臭いというか…。
それでもこんな胡散臭い話に数千万円や数百万円を投資(投機?)してしまう人って本当にいるんですね…。
資産形成において一番大事なことは投資することではなく怪しげな話から身を守ること。誰それさんが言ったから大丈夫ではなく、あくまでも自分自身の目で、その事業が本当に成立するのか厳しく見極める目を持ってほしいと思います。
どんなに収益率が一見高いビジネスでも、その収益性の根拠を調べることはもはや常識ですし、そんな根拠のない話にお金をつぎ込むことはまさしく『金をドブに捨てるようなもの』ではないでしょうか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061117-00000162-mailo-l16
◇偽札グループリーダー格、架空話で換金役誘う
「日本政府が台湾に提供した大量の旧1万円札が流出して、中国奥地に眠っている」――。偽の旧1万円札が富山、福岡など5都県の金融機関で大量に見つかった事件で、リーダー格とされる富山県高岡市、自称金融コンサルタント、紅粉(べにこ)潤被告(71)=偽造通貨行使罪で起訴=が、こんな架空のもうけ話で知人2人を誘い入れたことが、福岡など3県警の調べで分かった。紅粉被告は「数億円分を日本に持ち帰り、新札に換金する事業だ」と持ち掛け、2人を銀行での預け入れ・換金役に仕立てた。
調べでは、紅粉被告に換金を指示された知人の会社役員の男(68)と無職の男(68)は、偽造通貨行使容疑で逮捕されたが、ともに処分保留で釈放された。紅粉被告も8月29日、高岡市の銀行で300枚を預け入れ、うち数十万円を換金した疑いで再逮捕された。
紅粉被告は2人に対し「数十年前に政府が台湾に渡した大量の1万円札の一部を、台湾の組織が中国の山奥に隠した。それを日本に持ち帰り換金する」と持ちかけ「出資」を依頼したという。会社役員は数千万円、無職男は数百万円を紅粉被告に提供し、対価として偽札を受け取った。2人は「偽札かもしれないと思ったが、銀行に預け入れた」と供述したという。
出資金の一部を偽札の買い付けに充てたとみられる紅粉被告は「偽札は海外から持ち込んだ」と供述。中国、台湾への渡航を繰り返していたことから、3県警は入手ルート特定を急いでいる。
この事件の第一報を聞いた時、今時聖徳太子の1万円札を大量に持ち込んで銀行が怪しまないわけがない この犯人共はアホか! などと思ってしまいましたが、悪の親玉が子分(被害者?)に指示した時の言い訳もあまりにも胡散臭いというか…。
それでもこんな胡散臭い話に数千万円や数百万円を投資(投機?)してしまう人って本当にいるんですね…。
資産形成において一番大事なことは投資することではなく怪しげな話から身を守ること。誰それさんが言ったから大丈夫ではなく、あくまでも自分自身の目で、その事業が本当に成立するのか厳しく見極める目を持ってほしいと思います。
どんなに収益率が一見高いビジネスでも、その収益性の根拠を調べることはもはや常識ですし、そんな根拠のない話にお金をつぎ込むことはまさしく『金をドブに捨てるようなもの』ではないでしょうか。
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