カキ:ノロウイルスで大幅値下がり 風評と生産者悲鳴 毎日新聞 2006年12月18日 毎日夕刊
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061219k0000m040067000c.html
ノロウイルスによる感染性胃腸炎の大流行で、需要期のカキが大幅に値下がりしている。今年の流行は今のところ人から人への感染が主とされているが、「カキが原因」という印象が広がっているためで、生産者からは「風評被害だ」と悲鳴が上がっている。
水産庁によると、生食用の主産地である宮城県での出荷価格は11月の平均が前年同月比4割高だったが、今月になってノロウイルス流行の報道が増えたのに合わせて急落。9日には殻付きで10キロ当たり1万3683円と、前年同期比4割安にまで落ち込んだ。その後、やや持ち直したが、14日現在でも同2割安の水準だ。
消費地からの注文が減ったことから、宮城県漁業協同組合連合会は生産量を調整せざるを得なくなり、21日に県内の水揚げを一斉に休止し、それ以後も地区ごとに順番に水揚げする方式で出荷を抑制する。同漁連の木村稔会長は「今年はカキによる集団感染は起きていない。原因でないことを分かってもらいたい」と話す。
農林水産省の小林芳雄事務次官は18日の会見で「生産者も自主検査などで努力している。カキが危ないという過剰な反応がないよう、消費者に理解してほしい」と述べた。
先日のノロウイルスの特集記事でも書きましたが、今の時期のノロウイルスはカキやあさり・しじみを摂取することによる直接感染というよりは、調理側の洗浄不足による集団感染や、一旦感染した人が人の出入りの多い場所(学校、職場)のドアに触ることで他の人にも感染してしまうケースの方が圧倒的に多いようです。
『ウチはまな板を使うような料理は出さないから大丈夫』『ウチは貝類は食べないから大丈夫』ではなく、日頃からこまめな手洗い敢行+食器を常に清潔に保つことで、大切な家族をこの恐怖のノロウイルスから守ってあげて欲しいと思います。
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061219k0000m040067000c.html
ノロウイルスによる感染性胃腸炎の大流行で、需要期のカキが大幅に値下がりしている。今年の流行は今のところ人から人への感染が主とされているが、「カキが原因」という印象が広がっているためで、生産者からは「風評被害だ」と悲鳴が上がっている。
水産庁によると、生食用の主産地である宮城県での出荷価格は11月の平均が前年同月比4割高だったが、今月になってノロウイルス流行の報道が増えたのに合わせて急落。9日には殻付きで10キロ当たり1万3683円と、前年同期比4割安にまで落ち込んだ。その後、やや持ち直したが、14日現在でも同2割安の水準だ。
消費地からの注文が減ったことから、宮城県漁業協同組合連合会は生産量を調整せざるを得なくなり、21日に県内の水揚げを一斉に休止し、それ以後も地区ごとに順番に水揚げする方式で出荷を抑制する。同漁連の木村稔会長は「今年はカキによる集団感染は起きていない。原因でないことを分かってもらいたい」と話す。
農林水産省の小林芳雄事務次官は18日の会見で「生産者も自主検査などで努力している。カキが危ないという過剰な反応がないよう、消費者に理解してほしい」と述べた。
先日のノロウイルスの特集記事でも書きましたが、今の時期のノロウイルスはカキやあさり・しじみを摂取することによる直接感染というよりは、調理側の洗浄不足による集団感染や、一旦感染した人が人の出入りの多い場所(学校、職場)のドアに触ることで他の人にも感染してしまうケースの方が圧倒的に多いようです。
『ウチはまな板を使うような料理は出さないから大丈夫』『ウチは貝類は食べないから大丈夫』ではなく、日頃からこまめな手洗い敢行+食器を常に清潔に保つことで、大切な家族をこの恐怖のノロウイルスから守ってあげて欲しいと思います。
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