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福岡6区補選、鳩山二郎氏当選…自民が追加公認

2016-10-24 08:03:35 | Weblog
福岡6区補選、鳩山二郎氏当選…自民が追加公認 2016年10月24日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20161023-OYT1T50093.html
 新人4人が争った衆院福岡6区補欠選挙は23日、投開票が行われ、鳩山二郎氏(37)が当選した。
 自民党は無所属で立候補していた鳩山氏を追加公認した。
 同補選は鳩山邦夫・元総務相の死去に伴って実施され、自民党系無所属の2人と民進党候補らが争う構図となった。
 邦夫氏の次男の鳩山二郎氏は、「弔い合戦」と位置づけ、「父の遺志を引き継ぎ、ぬくもりのある政治を届けたい」と強調。福岡県大川市長を約3年務めた経験もアピールした。邦夫氏が主宰した自民党の議員グループ「きさらぎ会」のメンバーなどから支援を受けた。

自民県連、福岡6区補選惨敗に衝撃 「非公認、最大の敗因」 2016年10月24日 西日本
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/article/284026
 「弔い合戦」が無類の強さを発揮した。23日投開票された衆院福岡6区補欠選挙で初当選した鳩山二郎氏(37)は、父邦夫氏が残した支持基盤を最大限に生かし、自民党分裂選挙の逆境をはね返した。一方、鳩山氏と党公認を争った蔵内謙氏(35)は思わぬ大敗となり、推薦した党福岡県連は衝撃を隠せない。野党共闘で2人に対抗した民進党の新井富美子氏(49)も鳩山氏に迫れず、安倍政権批判の受け皿になりきれない厳しい現実を突き付けられた。
 午後8時、早々に当選確実が伝えられ、福岡県久留米市の久留米商工会館は歓声に沸いた。「私に頂いた期待は、いかに父がみなさんに愛されてきたかの証しだ」。鳩山氏は家族が掲げた父の遺影を前に、目を潤ませた。
 父が歩んできた11年間の足跡を実感する戦いだった。2005年衆院選で東京から移った邦夫氏は、地域の行事に顔を出しては気さくに市民に声を掛けた。「お父さんがやりたかったことをあなたがやるのよ」。鳩山氏は選挙中、行く先々で市民から声を掛けられた。邦夫氏に恩義を感じていた多くの団体も支持に回り、「弔い合戦」の輪が広がった。
 父は東京でも「遺産」を残していた。小池百合子東京都知事は「(邦夫氏と)付き合いがあったから」と鳩山氏の応援に駆け付けた。都知事選で党公認を得られなかった小池氏の境遇は鳩山氏と重なり、有権者に「戦う政治家」を印象付けた。選挙戦は地元出身の妻と回り、福岡県大川市長としての経験もアピール。世襲批判を吹き飛ばした。
 「私の力不足であり、全て私の責任です」。蔵内氏は久留米市の事務所で頭を下げた。「公認が出なかったのが最大の敗因だ」。陣営幹部からは党本部への恨み節が止まらない。
 麻生太郎副総理兼財務相ら県選出国会議員と県議がこぞって支援したが、組織力で巻き返せると踏んだのが誤算だった。後援会を動かそうとした地元県議らは「今回は…」と支持者に渋られた。焦りを募らせた党重鎮は、地元建設業者の会合で「腹をくくろうよ」と強い口調でいらだちをぶつけた。
 惨敗に沈む蔵内氏の事務所。年明け衆院解散の臆測も飛び交う中、自民公認となった鳩山氏を次期衆院選で支援するのか。記者からの問いに「なかなか難しいかもしれない」と県連幹部は低くうめいた。

●共闘ぎくしゃく、民進新井氏敗北
 「力不足を申し訳なく思うが、また新たな前進をしたい」。民進党新人の新井富美子氏(49)は落選が決まると、福岡県久留米市の事務所で支持者と一緒に、あえて次期衆院選に向けた「頑張ろう」を三唱した。
 告示前に共産党が候補者擁立を取り下げ、野党4党の共闘が実現した。自民党の“お家騒動”の隙を突き、格差問題を訴えて安倍政権に不満を持つ無党派層の共感を集める-。陣営はそんな戦略を描いたが、政策論争に持ち込めず鳩山氏に水をあけられた。
 民進と共産の連携もぎくしゃくし続けた。民進支持団体の連合福岡幹部は、19日の4党幹部の合同演説会で新井氏と共産幹部が並び立ったことに反発。最終盤には新井氏の応援演説を見送った。
 蓮舫代表が3度も選挙区入りするなど総力戦を繰り広げた末の大敗。「逆風は受け止めたい」。陣営幹部は厳しい表情で語った。

★福岡6区 補欠選挙結果
当 106531票 鳩山二郎 37 男 無所属 新 前大川市長
  40020票 新井富美子 49 女 民進党公認、社会民主党推薦 新 元日本総領事館職員
  22253票 蔵内謙 35 男 無所属 新 参院議員元秘書
  2359票 西原忠弘 61 男 幸福実現党公認 新 党福岡県本部総務会長


 鳩山邦夫元総務相の死去に伴い行われた衆院福岡6区補欠選挙ですが、自民党の福岡県連が推す35歳の蔵内謙氏、蔵内氏と保守分裂で争う37歳の鳩山二郎氏、野党共闘で合意した民進党員で49歳の新井富美子氏、幸福実現党員で61歳の西原忠弘氏の4新人による保守分裂選挙となりましたが、
 「農業は絶対守らなければいけない基幹産業だ」と語った鳩山二郎氏が10万6531票を獲得して
 TPPについて「反対だ。日本が経済力をもっとつけるべきだ」と指摘。「格差社会是正に向けて教育に力を入れる」と強調して40020票を獲得した新井富美子氏
 TPPについて「重要5品目が守られておらず反対だ」と明言。「奨学金、就職、年金など若者と対話を重ねたい」と語り22253票を獲得した福岡県連が推す蔵内謙氏
 TPPについて「日本の農業に競争力がつく」と語るとともに、「国防だ。自分の国は自分で守る」と訴え2359票を獲得した西原忠弘氏 を制して新人同士の争いを制しました。
 事実上の弔い選挙になったわけで保守分裂選挙で野党共闘候補が漁夫の利を得られるか…が争点だったかと思いますが、自民支持層のほとんどが鳩山二郎氏の支援に回り蔵内謙氏は野党共闘候補の半分強しか獲得できない屈辱的大敗。
 まあ、自民党としてはすかさず追加公認したわけで、補選2勝という大手誌の報道もまんざらずれているわけではありませんが、鳩山氏が有利かと思ってはいましたが、ここまで圧勝したのには吃驚です。

衆院東京10区補欠選挙、若狭勝氏が当選

2016-10-24 07:52:18 | Weblog
衆院東京10区補欠選挙、若狭勝氏が当選 2016年10月24日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20161023-OYT1T50094.html
 小池百合子氏の都知事転出に伴う衆院東京10区補欠選挙は23日投開票が行われ、自民党前議員の若狭勝氏(59)(公明党推薦)が当選した。
 事実上の与野党対決となった東京10区は、若狭氏のほか、民進党新人の鈴木庸介氏(40)、諸派新人の吉井利光氏(34)の3人が立候補した。

若狭氏「改革の流れ国政にも」 衆院東京10区補選  2016年10月24日 日経
 東京都の小池百合子知事の都政転出に伴う衆院東京10区(豊島区全域と練馬区の一部)の補欠選挙は23日、圧倒的な人気を誇る小池氏の支援を受けた自民党前職の若狭勝氏(59)が「後継者」を前面に押し出し、当選を決めた。敗れた民進党幹部は「小池都政の信任投票になってしまった」と嘆いた。
 若狭氏は午後8時すぎ、小池氏のイメージカラーと同じ緑色であふれた選挙事務所に姿を現し、待ち受けた小池氏とがっちり握手し、喜びを分かち合った。
 都知事選では自民党の方針に反して小池氏を支援した若狭氏は「小池知事の改革の流れを国政にも及ぼしてほしい、と有権者は感じたのではないか」と振り返った。
 12日間の選挙期間のうち7日間、応援に入った小池氏は「信頼できる人を勝たせるという地元に対する責任があった。しっかり連携することが東京大改革につながっていく」と強調した。
 知事選の小池氏支援で自民党東京都連から離党勧告処分を受けた地元区議7人も若狭氏の選挙戦を手伝った。若狭氏は「党本部は常識的に、適切に対応してくれると期待している」と語り、処分撤回を求める姿勢を示した。
 敗れた民進党新人の鈴木庸介氏(40)は選挙事務所で「私の経験不足と努力不足がこの結果を招いた」と述べ、支援者に深々と頭を下げた。
 選対本部長を務めた同党都連会長の松原仁衆院議員(60)は「『小池都政』の是非を問う選挙になってしまった。年金など国政の問題を訴えたが、有権者の意識を変えられず、そのギャップに戸惑った」と語った。

★衆院東京10区補欠選挙結果
当 75755票 若狭勝 59 男 自由民主党公認 新 衆院議員
  47141票 鈴木庸介 40 男 民進党公認 新 元NHK記者
  2824票 吉井利光 34 男 幸福実現党公認 新 党青年局部長

 小池百合子氏の東京都知事転出に伴う衆院東京10区補欠選挙ですが、自民前職(比例)で公明が推薦する弁護士で59歳の若狭勝氏、元NHK記者で民進が推薦、共産、生活社民が支援する40際の鈴木庸介氏、幸福実現党青年局部長で34歳の吉井利光氏による争いとなりましたが、
 「(小池百合子知事のおかげで)都民に都政が戻ってきた、流れを止めるわけにはいかない。小池さんを1番理解する私が、国政と都政のパイプ役になりたい」と訴えた若狭勝氏が75755票を獲得して
 「自分が政治家になれたら、誰にも居場所のある社会をつくりたい。税金の使い方をちょっと変えればそれができる。政治に大切なことは、社会に大勢いる、声の上げ方を知らない人の声なき声を知ることだ」とアピールして47141票票を獲得した鈴木庸介氏
「消費税を5%に戻し、積み立て方式の年金に移行するために戦いたい。子供たちに見せたい未来を実現する」と訴え2824票票を獲得した吉井利光氏 の両氏に大差をつけて新人同士の争いを制しました。
 前回の都知事選で自民党の方針に反して小池氏を支援した若狭氏に対して小池氏の側も12日間の選挙期間のうち7日間応援に入るなど小池氏の側の応援もかなり功を奏したようでライバル鈴木氏に1.6倍の差をつけ吉井氏は一蹴するなど圧倒的でしたね。

富山県知事選、現職の石井隆一氏が4選果たす

2016-10-24 07:16:47 | Weblog
富山県知事選、現職の石井隆一氏が4選果たす 2016年10月24日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/20161023-OYT1T50091.html
 富山県知事選は23日、投開票が行われ、現職の石井隆一氏(70)(無所属)が、新人の米谷寛治氏(69)(無所属=共産推薦)を破り、4選を果たした。
 3回連続で同じ候補者の一騎打ちとなり、石井氏は、北陸新幹線の開業を観光振興につなげるなどした3期12年の実績をアピール。自民、民進、公明各党の県組織や連合富山などの推薦を受け、安定した組織戦を展開して支持を集めた。
 投票率は35・34%(前回38・66%)だった。

富山県議補選、自民は議席増 政活費巡る不正問題で辞職 2016年10月24日 共同
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016102301001715.html 
 政務活動費の不正問題で3人が辞職した富山県議会の補欠選挙は23日投開票の結果、1人辞職の自民党が2議席を獲得し勢力が拡大した。不正防止や信頼回復の訴えが信任を得た形となった。残る1議席は、政活費不正を批判した社民党新人が獲得した。
 辞職した3人は立候補しておらず、2人が辞職した民進党は擁立を見送った。
 自民、民進両党の県議計2人が辞職した高岡市選挙区では、自民新人が当選を決め、政活費不正で失った議席を守った。自民候補は支援者らを前に「議会改革に取り組む」と強調した。2議席目は共産党新人との接戦を制した社民新人が獲得した。


★富山県知事選挙
当 266671票 石井 隆一 70 男 無所属(自民党県連推薦、民進党県連推薦、公明党県連推薦) 現 富山県知事
  46081票 米谷寛治 69 男 無所属(日本共産党推薦) 新元富山県労働組合総連合議長 「明るい富山県政をみんなでつくる会」代表委員

★富山県議会補欠選挙 富山市
当 32934票 藤田良久 68 男 自由民主党公認 新 たばた裕明事務所所長
  21716票 京谷公友 48 男 日本維新の会公認 新 自営業
  21191票 星野富一 68 男 怒る県民の会公認 新 無職


★富山県議会補欠選挙 高岡市
当 23172票 酒井立志 61 男 自由民主党公認 新 自営業
当 11289票 島村進 69 男 社会民主党公認 新 団体役員
  11210票 高瀬充子 54 女 日本共産党公認 新 政党役員


 富山県知事選は現職で4選を目指す70歳の石井隆一氏と共産が推薦する69歳の米谷寛治氏とこれで3回連続同じ顔ぶれの選挙戦になりましたが、
 財政再建を柱とする3期12年の実績をアピールするとともに、北陸新幹線大阪延伸の推進を訴えた石井隆一氏が26万6671票を獲得して
 富山県で問題になっている政務活動費を不正取得した元県議の刑事告発などを主張して46081票を獲得した米谷寛治氏に5.78倍の圧倒的大差をつけて難なく一蹴しました。

 4年前の前回選挙戦では一騎打ちながら、石井氏が得票率89.79%と9割近くの得票を得て、挑戦者の米谷寛治氏への得票率は10.21%と、危うく有効投票総数の10%を割り込みそうになる供託金が全額没収される一歩手前までいく屈辱的事態まで追い込まれましたが今回も85.27%対14.73%。
 県議会及び11月7日に行われる予定の富山市議会補欠選挙で政務活動費の不正問題に反発する方が一部流れたのかもしれませんが、3回連続同じ顔合わせで県民もいい加減この顔合わせ飽きたというのが本音だったかもしれません。

 県議会議員の補欠選挙の方は、富山市の方は3人とも2万票を獲得する中々面白い展開になりましたが、衆議院富山1区の田畑裕明氏の所長を務めていた藤田良久氏が他の2氏に1万票強の差をつけて勝利。
 高岡市の方は自民公認候補が他の2人にこちらも1万票以上の差をつけてまず1つ。2議席目は社民公認の島村進氏が共産公認の高瀬充子氏を大接戦で振り切って獲得したようです。

岡山県知事選、現職の伊原木隆太氏が再選決める

2016-10-24 07:07:22 | Weblog
岡山県知事選、現職の伊原木隆太氏が再選決める 2016年10月24日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/20161023-OYT1T50092.html
 岡山県知事選は23日投開票され、現職の伊原木隆太氏(50)(無=自民、民進、公明推薦)が、新人で共産党県委員会書記長の植本完治氏(57)(無=共産推薦)を破り、再選を果たした。
 前回は自主投票だった民進(当時は民主)や、日本維新の会の県組織の推薦も受けた伊原木氏は、教育改革や企業誘致など1期目の実績を強調し、支持を広げた。投票率は33・91%(前回38・64%)で過去最低となった。
★岡山県知事選挙結果
当 471906票 伊原木隆太 50 男 無所属(自由民主党推薦、民進党推薦、公明党推薦) 現 岡山県知事
  60692票 植本完治 57 男 無所属(日本共産党推薦) 新党県委員会書記長


 岡山県知事選は、現職で再選を目指す50歳で自民・民進・公明が推薦する50歳の伊原木隆太氏に、共産党県委員会書記長で57歳の植本完治氏が挑みましたが、
 「頑張っているそれぞれの地域を応援するためにも、教育と産業を起点とした好循環を盛り上げていきたい」と主張した伊原木隆太氏が47万1906票票を獲得して
 「貧困と格差をなくし、県政に福祉の心を取り戻す。県民の願いが届く県政の実現へ、全力で戦い抜きたい」と訴え6万692票を獲得した植本完治氏 に実に7.75倍の圧倒的大差をつけて難なく一蹴。
 再選を決めています。

「ネットでニュース」が過去最高…朝刊派と並び7割

2016-10-23 10:15:00 | Weblog
「ネットでニュース」が過去最高…朝刊派と並び7割 2016年10月23日 産経
http://www.sankei.com/life/news/161023/lif1610230020-n1.html

 情報が伝わる迅速性という意味では、朝刊よりもネットの方が圧倒的に早いですし、地元の政治家のスキャンダル系の話題では県内で大きなシェアを有する大衆誌は踏み込みが甘くなりがちという意味では誌面はネットより不利だと思いますが、その一方で情報の深堀り面や、自分の関心があること以外の話題にもふと目が向きやすい視認性、歳をとれば知り合いへの(義理を欠かさない意味で)訃報も気になるわけで…。
 ただ事実だけを知りたいという意味でば追加でお金を払わずに済むことからネットでニュースを読むという方が増えるのも致し方ないと思います。
 もっとも情報の信ぴょう性という意味ではニュースソースがトレースできる方が信頼できるわけで、今は新聞やテレビニュースとネットを上手に使い分けて情報収集する時代にきているのではないでしょうか。
 人によってはツイッターやSNSが情報源という方も多く、ネットに情報収集を依存している方程、何が真実で何がそうでないかの情報の信憑性を見極める能力もまた、その個々人に委ねられる時代になったのだと思います。

東京昭島市長選は現職継承路線の臼井伸介氏 初当選

2016-10-17 19:47:33 | Weblog
昭島市長選で臼井さん初当選 問われる若者定住策 2016年10月17日 東京
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201610/CK2016101702000159.html
 多摩地域の現職で最長の五期二十年を務めた北川穣一市長(73)の引退表明を受け、十六日投開票された昭島市長選は、無所属新人で元市議長の臼井伸介さん(61)=自民、民進、公明推薦=が、無所属新人で医療事務員の小玉博美さん(52)=共産推薦=を破って初当選を果たした。当日有権者数は九万二千四百五十五人。投票率は32・14%で、過去最低だった前回(32・76%)を下回った。 
 一九九六年以来の新人対決となった市長選は、北川市政の継承か刷新かが争点となり、継承を訴えた臼井さんが推薦の各党市議らの応援を受けて手堅く票をまとめた。
 臼井さんは北川市長が進めたJR拝島駅の周辺整備を評価し、選挙戦で「引き続き、住みやすく災害に強い街づくりを進める」と強調。国や都との強い関係をアピールし「都市基盤整備のお金をしっかりともらってくる」と宣言した。
 市内ではほかにもJR東中神駅の自由通路、新たな交流拠点として二〇一九年度開館を目指す教育福祉総合センター(仮称)などの大規模建設事業が進む。
 市の財政計画では、これらが本格化する二〇年度までの六年間で、関連の建設事業費が二百七十億円程度に膨らむと試算。確実に財源を確保していかなければならない中で、生活保護費の増加や地元商店の振興といった課題にも向き合っていくことになる。
 臼井さんは「住んでみたい、住み続けたい昭島へ」をスローガンに掲げ、街頭では「若者たちが『昭島ってちょっといいじゃん』と思えるような街に変えていく」と語った。
 だが、教育福祉総合センター内に開設する図書館を目玉施設として発信していく、と打ち出した以外、若者の定住を促すような政策はあまり語られなかった。市職員十六年半、市議二十一年間の経験を持ち、市政を熟知するだけに、当選後は「住んでみたい昭島」をどう実現するか、早急に具体策を示す必要がある。
 選挙戦で小玉さん陣営は「国民健康保険税が二年ごとに値上げされるなど、この五年間で市民の負担は九億円も増えた」と現市政を批判した。新たな将来像を示さないまま、市政を継続するだけなら、こうした不満も顕在化する可能性がある。
 小玉さんは、市長給与を半減し福祉や子育てを手厚くすることなどを公約し、市域の一部を占める在日米軍横田基地への新型輸送機オスプレイの配備反対も主張したが、出馬表明が告示九日前と出遅れたことも響き、浸透できなかった。
 臼井さんの辞職に伴う市議補選(被選挙数一)も同日投開票され、新しい議員が決まった。
★東京都昭島市 市長選挙結果(投票率32.14%)
当 20271 臼井伸介 無新
   8648 小玉博美 無新



 東京都昭島市は多摩地区にある人口約11.1万人の市で、市長選は1996年から5期20年現職を務めた北川穰一氏が引退を表明したことから元市議長で自民・民進・公明が推薦する61歳の臼井伸介氏と医療事務員で共産が推薦する52歳の小玉博美氏の新人同士の争いとなりましたが、
 北川市政の継承を訴えた臼井伸介氏が20271票を獲得して
 「国民健康保険税が二年ごとに値上げされるなど、この五年間で市民の負担は九億円も増えた」と現市政を批判して8648票を獲得した小玉博美氏に2.34倍の大差をつけて新人同士の争いを危なげなく制しました。

島根 安来市長に近藤氏3選

2016-10-17 19:45:15 | Weblog
安来市長に近藤氏3選 2016年10月17日 山陰合同
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=561783004
 任期満了に伴う安来市長選が16日、投開票され、無所属現職の近藤宏樹氏(71)が、無所属新人で前市議の葉田茂美氏(65)を破り、3選を果たした。投票率は57・35%で、前回選(71・29%)を13・94ポイント下回り、合併後で最低だった。
★島根県安来市 市長選挙結果(投票率57.35%)
当 12562 近藤宏樹 無現
   6586 葉田茂美 無新

 島根県安来(やすぎ)市は、鳥取県と県境を接する人口約3.9万人の市で、市長選は現職を2期8年務め3期目を目指す71歳の近藤宏樹氏に、前市議で65歳の葉田茂美氏が挑みましたが、
 現職の近藤宏樹氏が12562票を獲得して6586票を獲得した葉田茂美氏にダブルスコア近い大差をつけて危なげなく3選を決めています。

愛知 岡崎市長に内田氏が再選

2016-10-17 19:43:04 | Weblog
愛知 岡崎市長に内田氏が再選 2016年10月17日 中日
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2016101702000091.html
 愛知県岡崎市長選は十六日投開票され、無所属現職の内田康宏氏(63)=自民、民進、公明推薦=が、元市職員で無所属新人の横山浩一氏(58)を破り、再選を果たした。投票率は54・7%で、前回より3・11ポイント下がった。
 内田氏は自民党県議時代からの強固な組織力を生かして選挙戦を有利に進めて、厚い保守層をはじめ各政党や経済団体などから幅広い支持を集めた。約百億円かけて市中心部を再開発する「乙川リバーフロント計画」は推進される。
 横山氏は計画に反対し、批判票の取り込みを図ったが及ばなかった。

★愛知県岡崎市 市長選挙結果(投票率54.70%)
当 115215 内田康宏 無現
  46446 横山浩一 無新


 愛知県岡崎市は、豊田市同様西三河を代表する人口約38.2万人の市で、市長選は現職で再選を目指す63歳で自民・民進・公明が推薦する内田康宏氏に、元市職員で58歳の横山浩一氏が挑むも
 現職の内田康宏氏が11万5215票を獲得して46446票を獲得した横山浩一氏に2倍半近い大差をつけて危なげなく再選を決めています。

岩永氏が現職破り初当選 滋賀・甲賀市長選

2016-10-17 19:36:00 | Weblog
岩永氏が現職破り初当選 滋賀・甲賀市長選 2016年10月17日 京都
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20161016000124
 任期満了に伴う甲賀市長選は16日投開票され、新人で元衆院議員の岩永裕貴氏(43)が、4選を目指した現職の中嶋武嗣氏(68)を約1700票差で破り、初当選を果たした。
 旧5町の合併による2004年10月の市制施行から3期12年続く中嶋市政の継続か刷新かを問い、無所属2人が対決した。
 岩永氏は、強固な支持基盤はなかったが、元衆院議員としての知名度に加え、一部の市議の支持を得た。新体育館建設を求める市体育協会の支持も取り付けたほか、前副市長も支援に回った。同世代を中心に「夢が描けるまちづくりを」との政策に共感した支持者らが活発な選挙運動を展開し、世代交代を求める有権者に支持を広げた。
 中嶋氏は、自民党の地元県議や大半の市議の支持を受け、「市の発展のためにベテランに託してほしい」と実績と経験をアピールしたが、支持を固め切れなかった。
 甲賀市の当日有権者数は7万3855人、投票率は前回を0・69ポイント上回る55・06%だった。
★滋賀県甲賀市 市長選挙結果長
に岩永氏初当選(投票率55.06%)
当 20783 岩永裕貴 無新
  19085 中嶋武嗣 無現


 滋賀県甲賀市は、2004年10月に水口町・土山町・甲賀町・甲南町・信楽町が合併して発足した人口約9万弱の三重県境の市で、市長選は3期現職を務めて4期目を目指す68歳の中嶋武嗣氏に元衆院議員で43歳の岩永裕貴氏が挑みましたが、
 岩永裕貴氏が20783票を獲得して、「市の発展のためにベテランに託してほしい」と実績と経験をアピールして19085票を獲得した現職の中嶋武嗣氏を破り初当選を決めました。
 挑戦者の岩永裕貴氏の経歴を見ると2012年12月の第46回衆議院議員総選挙に日本維新の会公認で滋賀4区から出馬して自民公認の武藤氏に敗れるも比例近畿ブロックで復活当選。
 2014年に分党後の日本維新の会を経て維新の党結党に参加して滋賀4区に出馬するも自民公認の武藤氏に破れ比例復活もできずに落選した経歴の持ち主で、父親は農林水産大臣を務めたこともある元衆議院議員の岩永峯一氏。
 維新に合流しているということは改革や刷新志向なのだと思いますが、議会とどう向き合い最初の4年間でどれだけの実績を打ち出せるのか…でしょうね。


前副市長の磯田達伸氏が初当選 長岡市長選

2016-10-17 08:57:06 | Weblog
前副市長の磯田達伸氏が初当選 長岡市長選  2016年10月17日 新潟日報
 森民夫前市長の辞職に伴う長岡市長選は16日に投開票が行われ、即日開票の結果、前副市長の磯田達伸氏(65)=無所属=が、元市議会議長の小熊正志氏(66)=同=と、元市議の藤井盛光氏(38)=同=との三つどもえの戦いを制し、初当選した。投票率は59・38%。
 森前市長の知事選立候補により、昨年11月に続く市長選となった。人口減少が進む中での産業振興策や合併地域を含めた市全域の活性化、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働への姿勢などが焦点となった。投票率は、過去3番目に低かった前回選(45・20%)を約14ポイント上回った。
 磯田氏は「市民党」を掲げ、民進党や社民党県連からの推薦を得たほか、保守系や公明党、共産党の市議や、経済界などから幅広く支援を受けた。
 副市長時代の経験と実績をアピールし、「市政をさらに発展させ、新しい長岡をつくる」と主張。人口減少対策として流通系企業の誘致による雇用創出や子育て支援の拡充などを訴えた。原発については「市民の不安が解消されない限り、再稼働すべきではない」とした。
 小熊氏は1次産業の振興や市内各地域への分権を訴えたが敗れた。藤井氏は原発再稼働反対や合併地域振興を打ち出したが及ばなかった。
▽当日有権者数 23万302▽投票者数 13万6742▽投票率 59・38%▽無効 3364▽持ち帰り 1
★新潟県長岡市 市長選挙結果(投票率59.38%)
当 63969 磯田達伸 無新
  37879 小熊正志 無新
  31529 藤井盛光 無新

 
 新潟県長岡市は、人口約27.3万人の県中部の市で、市長選は1999年11月から4期16年+昨年11月21日から今年の9月6日まで現職を務めた森民夫氏が県知事選に出馬するために辞意を表明したことから、前副市長で65歳の磯田達伸氏、元市議会議長で65歳の小熊正志氏、元市議で38歳の藤井盛光氏の三つ巴の争いとなりましたが、
 副市長時代の経験と実績をアピールし、「市政をさらに発展させ、新しい長岡をつくる」と主張。人口減少対策として流通系企業の誘致による雇用創出や子育て支援の拡充などを訴えるとともに、原発については「市民の不安が解消されない限り、再稼働すべきではない」とした磯田達伸氏が63969票を獲得して、
 1次産業の振興や市内各地域への分権を訴え37879票を獲得した小熊正志氏、
 原発再稼働反対や合併地域振興を打ち出して31529票を獲得した藤井盛光氏の両氏を退けて新人同士の争いを制しました。

 小熊氏と藤井氏の獲得票数を合わせると磯田氏の獲得票数を上回るなど副市長としての知名度はあったものの、半数弱程度の支持率で初当選を決めた磯田達伸氏としては、まずは最初の4年間でどれだけの実績を上げることができるかが勝負でしょうね。
 前市長の辞任理由が理由だけに原発の早期稼働に慎重論を唱えてもあまり信用されなかったハンディはあったと思いますし、本人も十分に心の準備ができないままの出馬を余儀なくされたと思いますが、長岡市のトップとしてどう軟着陸させ市民と議会をまとめるか。正に最初から全力を出していく必要があるのではないかと思います。

新潟県知事選 共産推薦の米山隆一氏が前長岡市長の森民夫氏ら破り初当選

2016-10-17 08:24:34 | Weblog
新知事に米山氏 柏崎再稼働に「反対」投票率53% 野党系は本県初  2016年10月17日 新潟日報
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20161017285555.html
 任期満了に伴う第20回県知事選は16日投開票され、無所属新人で医師の米山隆一氏(49)=共産、自由(旧生活)、社民推薦=が、無所属新人で前長岡市長の森民夫氏(67)=自民、公明推薦=に約6万3千票差で勝ち、初当選した。米山氏は東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に否定的な考えを前面に打ち出しており、再稼働反対の民意が示された形。国が進める再稼働が困難になる可能性がある。
 新知事の誕生は12年ぶりで、本県初の野党系となった。共産党の推薦を受けた知事も初。森氏を推した自民党は県議会の約3分の2を占めており、原発再稼働問題をはじめ、人口減少、経済活性化といった課題が山積する中、米山氏がどう円滑に県政運営を進められるかが今後の焦点となる。
 泉田裕彦知事が4選出馬を突如取りやめ、新人4人の争いとなった今知事選。米山氏は野党3党のほか市民団体などが支援した。
 米山氏は再稼働問題を最大の争点と位置付けた。「福島事故の検証なくして再稼働の議論はできない」と、泉田知事の路線継承を強調。選挙戦中盤からは「現状では再稼働は認められない」と主張を強めた。
 自主投票の民進党の一部が終盤、米山氏の支援に回った。野党統一候補が自民党候補を破った7月の参院選新潟選挙区に続き、野党が連勝する形となった。
 米山氏は16日夜、新潟市中央区の選挙事務所で「原発再稼働の話がきっとすぐ来る。約束した通り、現状では認められないとはっきり言う」と述べた。
 自民、公明両党から推された森氏は県市長会や町村会、建設業界などの推薦のほか、民進党の支持団体・連合新潟の支援を得て組織戦を展開。自民党が党本部直轄で支持団体を引き締めたが、及ばなかった。
 ともに無所属新人で行政書士の後藤浩昌氏(55)と元団体職員の三村誉一氏(70)は浸透しなかった。投票率は53・05%で、前回2012年よりも9・10ポイント上昇した。

新潟知事に野党系米山氏 与党敗北、政権打撃 2016年10月17日 新潟日報
 任期満了に伴う新潟県知事選は16日投開票され、無所属新人で共産、自由、社民3党推薦の医師米山隆一氏(49)が自民、公明両党推薦の前長岡市長森民夫氏(67)ら無所属3新人を破り初当選した。米山氏は主要な争点だった東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に慎重な立場を鮮明にしている。再稼働には知事の同意が必要で、政府や東電が推進する再稼働の難航は必至だ。
 九州電力川内原発の一時停止を公約とした新人が現職を破った7月の鹿児島県知事選に続く選挙結果で国の原発政策や安倍晋三首相の政権運営に打撃となる。東電への根強い不信感も示された形だ。米山氏は森氏に6万票余りの差をつけた。


与党痛恨、野党共闘に“成功体験”与えてしまい…解散戦略に影響、TPP審議にも暗雲 2016年10月17日 新潟日報
http://www.sankei.com/politics/news/161017/plt1610170002-n1.html
安倍晋三首相のテコ入れ通じず
 与野党の全面対決となった新潟県知事選は、安倍晋三首相(自民党総裁)と二階俊博幹事長が直々のテコ入れを図ったにもかかわらず、与党が手痛い敗北を喫した。共産党も推薦した野党共闘の候補勝利で“成功体験”も与えた形で、首相の衆院解散戦略にも影響しかねない。
 自民党の古屋圭司選対委員長は16日夜、「誠に残念だ。県民の審判を厳粛に受け止める」との談話を発表したが、与党にとっては「残念」では済まされない痛恨の敗北だ。7月の参院選新潟選挙区でも自民党候補が野党統一候補に敗北。“連敗”を回避しようとしたが、県連や党幹部はことごとく状況を読み誤った。
 自民党では、3期12年務めた現職の泉田裕彦知事が出馬を撤回した8月末の時点で、全国市長会会長も務めた与党候補、森民夫氏の楽勝ムードが漂っていた。その慢心が悪夢を招いた。
 告示直前に出馬表明した米山隆一氏に想定外の接戦に持ち込まれると、二階氏ら党幹部が入れ替わりで新潟入り。首相自らも泉田氏と官邸で面会して“懐柔”に乗り出したが、流れは変わらなかった。党幹部は「準備が全然できておらず、現場がフル回転しなかった」と振り返った。

「負ける理由ないのに負けた」
 公明党の斉藤鉄夫選対委員長は16日夜、「国政への影響はない」とコメントしたが、額面通り受け止める向きは少ない。
 与党幹部は、高い内閣支持率を背景に首相が来年1月にも衆院解散を断行するとの「解散風」を盛んに吹かす。だが、自民党幹部は「与党系候補が連合新潟の支援も得て、相手は共産党が主体。あらゆる手を打ち、負ける理由がないのに負けた」と分析。23日投開票の衆院東京10区、福岡6区のダブル補選で勝利したとしても、「選挙基盤が弱い若手を中心に態勢を立て直す必要がある。解散風は弱まるのでは」と語る。
 新潟県は全国1位のコメ産地で、知事選では環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)も争点となった。それだけに17日から首相が出席して衆院特別委員会で行われる審議にも暗雲が立ちこめてきた。

★新潟県知事選挙結果
当 52万8455票 米山隆一 49 無所属(日本共産党推薦、自由党推薦、社会民主党推薦)新 医師
  46万5044票 森民夫 67 男 無所属(自由民主党推薦、公明党推薦)新 前長岡市長
  1万1086票 後藤浩昌 55 男 無所属 新 海事代理士
  8704票 三村誉一 70 男 無所属 新 無職


 新潟県知事選は、当初4選を目指して出馬する意向を示していた現職で53歳の泉田裕彦知事が知事選からの撤退を表明したことから、長岡市の前市長で67歳の自民・公明が推薦・連合も支持に回った森民夫氏と、医師で共産・生活・社民が推薦する49歳の米山隆一氏、海事代理士で55歳の後藤浩昌氏、元団体職員で70歳の三村誉一氏 の4新人による争いとなりましたが、
 「福島事故の検証なくして再稼働の議論はできない」と、泉田知事の路線継承を強調した、しかも共産党が推薦している米山隆一氏が52万8455票を獲得して
 与党が推薦して46万5044票を獲得した森民夫氏らを破り新人同士の争いを制しました。
 後藤浩昌氏は1万1086票の獲得、三村誉一氏は8704票氏を獲得しました。

 共産党が推薦する候補が都道府県知事レベルで当選するのも異例なら、自主投票となった民進党も支持団体の連合新潟は与党推薦に回るも民進党の一部が米山氏の支援に回ったようで、そもそも当初4選を目指していた泉田裕彦知事が地元のシェアの高い新潟日報誌を使って与党が原発問題とは関係のない県の第三セクターが絡む中古フェリーの購入契約をめぐるトラブルをめぐり介入したことに嫌気を差し出馬を撤回したことから問題は始まるのですが、これで柏崎原発の再稼働問題は確実に暗礁に乗り上げることになるでしょうし、農業が盛んな県だけに、TPP問題もこじれることになりそう。 
 県民からすれば米山氏を積極的に支持したというよりも、何故泉田氏が降ろされなければならないんだという国への反発の方が強かったでしょうし、自民党は功を焦って勝てる星を自ら手放した感が強いです。

和歌山 岩出市長選・現職中芝氏が5選

2016-10-03 11:41:42 | Weblog
和歌山 岩出市長選・現職中芝氏が5選 2012年10月01日 ニュース和歌山
 現職と新人の一騎打ちとなった任期満了に伴う岩出(いわで)市長選挙の投票がきょう(30日)行われ、即日開票の結果、無所属の現職、中芝正幸(なかしば・まさゆき)氏69歳が旧・岩出町長時代を含めて5回目の当選を決めました。
 当選した中芝氏は、京奈和(けいなわ)自動車道や第3次下水道事業などが完成する見込みの平成27年度(2015年度)を市の節目ととらえ、引き続き、市の発展のために働く責務があるとこれまでの実績を強調し、自民党や公明党の推薦を得るなど有利な選挙戦を展開しました。
 当選後、中芝氏は岩出市内のホテルで支持者らを前に万歳三唱と鏡開きで当選を祝いました。
 中芝市長は「バランスの取れた、次の世代の子どもたちに負担を残さないこれまでのモットーを継続し、長期総合計画に沿った市政運営につとめたい」と抱負を述べました。
 新人の尾和氏は、ゴミ袋有料化の廃止や、マンモス中学校解消のための中学校新設、高齢者・障がい者福祉の充実などを柱とする市政の刷新を訴えましたが、及びませんでした。
 投票率は4年前の前回より11・94ポイント低い35・04%、岩出市の当日有権者数は4万787人でした。

★和歌山県岩出市 市長選挙結果長に中芝氏4選(投票率36.41%)
当 10116 中芝正幸 無現
   5192 尾和弘一 無新

 和歌山県岩出市は大阪府に隣接する岩出町が2006年4月に市制施行した人口約5.3万人の市で、市長選は岩出町長時代から首長を務めていて、市長としては3期12年現職を務めて4期目を目指す中芝正幸氏に尾和弘一氏が挑みましたが、
 現職の中芝正幸氏が10116票を獲得して市政の刷新を訴え5192票を獲得した尾和弘一氏にダブルスコアの大差をつけて危なげなく4選を決めています。

千葉・富津市長に高橋氏初当選

2016-10-03 11:39:33 | Weblog
千葉・富津市長に高橋氏初当選 2016年10月03日 産経
http://www.sankei.com/region/news/161003/rgn1610030002-n1.html
 任期満了に伴う富津市長選は2日、投開票が行われた。元同市副市長の高橋恭市氏(46)=自民、公明推薦=が、公認会計士の地引直輝氏(36)との無所属新人同士の一騎打ちを制し、初当選を果たした。投票率は59・50%で、前回選(57・01%)を2・49ポイント上回った。当日有権者数は4万61人。
 3期務めた佐久間清治市長が引退を表明。今年3月まで副市長を3年間務めた高橋氏は、同市が財政破綻寸前であることを発表した平成26年8月以降、取り組んできた経営改革は「正しい道を歩んでいる」と訴え、佐久間市政を継承する考えを示した。自民党や公明党の推薦を受けて組織戦を展開し、子育て施策の充実や健康都市づくりを進めるなどと主張して幅広い支持を集めた。
 2日午後10時半すぎ、同市内のホテルに集まった高橋陣営関係者らの元に当選確実の一報が入ると、大きな拍手や歓声が上がった。まもなくして会場に姿を見せた高橋氏は、支持者らと固い握手を交わして喜びを分かち合った。高橋氏は「次世代に自信を持ってバトンを渡せるように全力で頑張ります」と抱負を述べた。
 地引氏は「財政破綻の責任を問う選挙だ」「しがらみ政治を壊す」などと市政の刷新をアピールしたが、あと一歩及ばなかった。

★千葉県富津市 市長選挙結果(投票率59.50%)
当 12124 高橋恭市 無新
  11530 地引直輝 無新

 千葉県富津市(ふっつし)は鴨川市の西に位置する人口約4.5万人の市で、市長選は2004年10月から3期12年現職を務めた佐久間清治氏が出馬を見送ったことから
 自民・公明が推薦する46歳の高橋恭市氏と公認会計士で36歳の地引直輝氏の新人同士の争いとなりましたが、
 佐久間市政を継承する考えを示した高橋恭市氏が12124票を獲得して
 「財政破綻の責任を問う選挙だ」「しがらみ政治を壊す」などと市政の刷新をアピールして11530票を獲得した地引直輝氏を振り切って新人同士の争いを制しました。
 新人同士の争いは元副市長の高橋恭市氏が勝利しましたが、まずは最初の4年間でどれだけの実績を打ち出すことができるかでしょうね。

石川 羽咋市長に山辺氏3選 新人岸氏に511票差

2016-10-03 11:35:06 | Weblog
石川 羽咋市長に山辺氏3選 新人岸氏に511票差  2016年10月03日 北國
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20161003101.htm
 31日の任期満了に伴う羽咋市長選は2日、投票が行われ、即日開票の結果、現職の山辺芳宣氏(75)=無所属、連合石川推薦、本江町=が7528票を獲得し、新人の岸博一氏(61)=無所属、自民党石川県連支持、旭町=に511票の差をつけて3選を果たした。投票率は75・81%で、前回(2012年10月)の80・51%を下回った。
★石川県羽咋市 市長選挙結果 (投票率75.81%)
当 7528 山辺芳宣 無現
  7017 岸博一 無新


 石川県羽咋市は富山県氷見市などに隣接する人口2.1万人程の市で、市長選は市長選は2期8年現職を務めて3期目を目指す75歳の山辺芳宣氏に61歳の岸博一氏が挑みましたが、現職の山辺芳宣氏が7528票を獲得して7017票を獲得した岸博一氏を511票の僅差で振り切って3選を決めています。