先週に読み終えた一冊
真山仁著「黙示」新潮社文庫
農薬散布のラジコンヘリが暴走し
事前にお知らせのないまま住宅街に農薬が散布された。
重い中毒にかかった小学生の子供
父親が散布された農薬の開発者だった。
こんな状況で始まる硬派の小説
日本の食の未来を占う
社会派メガ・エンタメ!
ー農薬か、遺伝子組み換え食品かー
農薬メーカーの開発者と養蜂家と農林水産省の役人達と
利にあざとい代議士の物語。
農薬研究員と養蜂家は農薬は必要悪と考え
代議士は利を狙って遺伝子組み換えの種子メーカーと結託する。
消費者目線では農薬は害と発信するも
農薬に頼らない農業は手間と暇をかけては
日本国民を養える収量は得られないし
農薬なしのものだけで暮らすとすると多くの食費がかかる。
そこまでを考えた養蜂家と農薬の研究員はお互いを認め合う。
ところがアメリカの繻子メーカーがジンワリと忍び寄り、、
日本の食料事情はどうなるのだろう・・
小説とは思えぬ展開に戸惑いつつも
日本の農業のこれからはどうなるのだろう、と不安になる。
水の豊富な日本と水が不足するこれからの世界
特にお隣の国は多くの国民を養わなくてはならず
耕作放棄値がグングン増える日本
そこに魔の手の中国にアメリカ・・
熱い人達の登場する黙示だが
読み終えた感想は「寒い!」
だけど、知らない面をかいま見せてくれる小説としては
面白い一冊です。
真山仁著「黙示」新潮社文庫
農薬散布のラジコンヘリが暴走し
事前にお知らせのないまま住宅街に農薬が散布された。
重い中毒にかかった小学生の子供
父親が散布された農薬の開発者だった。
こんな状況で始まる硬派の小説
日本の食の未来を占う
社会派メガ・エンタメ!
ー農薬か、遺伝子組み換え食品かー
農薬メーカーの開発者と養蜂家と農林水産省の役人達と
利にあざとい代議士の物語。
農薬研究員と養蜂家は農薬は必要悪と考え
代議士は利を狙って遺伝子組み換えの種子メーカーと結託する。
消費者目線では農薬は害と発信するも
農薬に頼らない農業は手間と暇をかけては
日本国民を養える収量は得られないし
農薬なしのものだけで暮らすとすると多くの食費がかかる。
そこまでを考えた養蜂家と農薬の研究員はお互いを認め合う。
ところがアメリカの繻子メーカーがジンワリと忍び寄り、、
日本の食料事情はどうなるのだろう・・
小説とは思えぬ展開に戸惑いつつも
日本の農業のこれからはどうなるのだろう、と不安になる。
水の豊富な日本と水が不足するこれからの世界
特にお隣の国は多くの国民を養わなくてはならず
耕作放棄値がグングン増える日本
そこに魔の手の中国にアメリカ・・
熱い人達の登場する黙示だが
読み終えた感想は「寒い!」
だけど、知らない面をかいま見せてくれる小説としては
面白い一冊です。