日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

映画「わたしは ダニエル・ブレイク」

2017-04-17 | 趣味・遊び
木曜日、ヒューマントラストシネマ有楽町で見た映画
「わたしは ダニエル・ブレイク」イギリス ケン・ローチ監督作品

    

2月に見たエゴンシーレの際の予告編で是非みたいと、思い続けていた。
その後新聞などにしばしば取り上げられていたが
人気の程は疑問だった。

劇場には

    

私も50円の寄付が出来たし(何処に?)
何時もの映画作品と違うイケイケムード(?)

  

推奨のコヒー牛乳を持って劇場へ



午後4時過ぎの劇場は6割りがたの入りだった。

ストーリーは心臓発作で足場から転げ落ちた大工のダニエル
仕事ができないので補助金申請に行くが
母子三人連れが窓口から追い払われようとする
異議を訴えると、ダニエルも警備人に追い出される。

ダニエルは、医者から働く事を止められているにもかかわらず
求職活動をするよう命ぜられ
パソコンなどを使った事もなしに、
ネットで履歴書を作れなどと言われ困惑をする。

これなら、日本の方がまし、こんなひどい事は日本には無い
変に検証しながら見ていた。

役人の為の役人の福祉(?)
申請人には罰則がしっかりついて回り、緊急の役には立たない。

ダニエルはパソコンに四苦八苦しつつも
フードバンクに行ったり(フードバンクの豊富な品数!)
母子三人の世話をするが、どうにもならなくなる・・

映画評論では絶賛されたが
日本の福祉とくらべてしまい、
「まだまし」「もっとひどいかも」の気持ちが鑑賞の妨げになってしまう。

ロングヒットにならない理由もこれかも?

日本だって変なジャケットを着て仕事をしていた人もいて
私が知らないだけで、イギリスと大同小異かもしれない。

劇場のポスターと違って、かなり暗い気持ちで帰りました。
コメント
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