8月末から、9月始めに夢中で読んだ二冊
吉田修一著「森は知っている」幻冬社文庫

吉田修一「悪人」「パレード」「さよなら渓谷」を読んでいたので
若者の心模様をメインとした一冊と思っていたが、違っていた。
中学三年生は南の島でおばあさんと暮らしている
おばあさんと血の繋がりは無く、近所に住む男の人の指示を受けている。
一つ年上の親友が中学を卒業し島を出て行くが
直ぐに行方不明となる。
どうやら並の中学生でなく、特殊な訓練と任務を負っている。
中学生と言うのに並の戸籍は無く、親兄弟も無い天涯孤独
なのに英語は元よりフランス語まで理解出来る。
奇想天外な中学生だが知能的犯行と、肉体的格闘をものとしない。
引込まれて一気呵成に読んでしまった。
伊岡瞬著「瑠璃の雫」角川文庫

こちらはすねて暮らす中学生の女の子
母親はアル中で病院を出たり入ったり
母親の従兄弟が献身的に面倒を見てくれて
元検事のお爺さんが心の支えになる。
心に影を持つ中学生と元検事は仲良く過ごすが
どちらも心の傷を隠していた。
ミステリー仕立てで、中学生の謎と元検事の謎を追いかける。
2冊ともダメ親に見捨てられて、特別な中学生になっていた。
読み終わって、普通の親で良かったとホッとしてしまった。
感想文とは言えなくなってしまっているが
2冊とも秋の夜長にピッタリ、お勧めです。
吉田修一著「森は知っている」幻冬社文庫

吉田修一「悪人」「パレード」「さよなら渓谷」を読んでいたので
若者の心模様をメインとした一冊と思っていたが、違っていた。
中学三年生は南の島でおばあさんと暮らしている
おばあさんと血の繋がりは無く、近所に住む男の人の指示を受けている。
一つ年上の親友が中学を卒業し島を出て行くが
直ぐに行方不明となる。
どうやら並の中学生でなく、特殊な訓練と任務を負っている。
中学生と言うのに並の戸籍は無く、親兄弟も無い天涯孤独
なのに英語は元よりフランス語まで理解出来る。
奇想天外な中学生だが知能的犯行と、肉体的格闘をものとしない。
引込まれて一気呵成に読んでしまった。
伊岡瞬著「瑠璃の雫」角川文庫

こちらはすねて暮らす中学生の女の子
母親はアル中で病院を出たり入ったり
母親の従兄弟が献身的に面倒を見てくれて
元検事のお爺さんが心の支えになる。
心に影を持つ中学生と元検事は仲良く過ごすが
どちらも心の傷を隠していた。
ミステリー仕立てで、中学生の謎と元検事の謎を追いかける。
2冊ともダメ親に見捨てられて、特別な中学生になっていた。
読み終わって、普通の親で良かったとホッとしてしまった。
感想文とは言えなくなってしまっているが
2冊とも秋の夜長にピッタリ、お勧めです。