1週間の間に3本も映画を見てしまった。
2本目は新宿シネマカリテで上映中のチリの映画
「ネルーダ」 大いなる愛の逃亡者
(シルエットがネルーダ、手前が刑事)
きっかけは2015年のコーラル大会で合唱した曲目
パブロ・ネルーダ作詞「おいで一緒に」(抜粋)
私の国には山がある おいで一緒に私たちと
私の国には河がある おいで一緒に私たちと
この闘いはきびしいだろう けれどあなたは行くだろう
この生き方はきびしいだろう けれどあなたは行くだろう
とても意味深な詩に、楽しそうな曲
ネルーダは、
チリの詩人で政治家でノーベル文学賞受賞者にして、反骨精神の持ち主
軍事政権下で、虫の息で車から引きづりおろされて死亡した
何とも壮絶な人物で、チリ国民に敬愛され続けている人。
映画は太って陽気なネルーダが自由気ままに暮らし
ハンサムで執拗な刑事に追いかけ回される話し
この映画のネルーダは殺されたピノチェト政権下ではなかったが
追われる事を楽しみ、刑事を引き寄せる声をあげる。
追われる自分を楽しみ、追う刑事をからかう。
結末はネルーダの終焉時ではなかったが
虫の息で引きずりおろされた事は悲劇ではなく
ネルーダは喜劇と捉えていただろう・・想像してしまった。
映画を見てから合唱曲「おいで一緒に」の意味合いが違って来た。
映画館はガラガラ、今月で終わりになりそうだ。
2本目は新宿シネマカリテで上映中のチリの映画
「ネルーダ」 大いなる愛の逃亡者
(シルエットがネルーダ、手前が刑事)
きっかけは2015年のコーラル大会で合唱した曲目
パブロ・ネルーダ作詞「おいで一緒に」(抜粋)
私の国には山がある おいで一緒に私たちと
私の国には河がある おいで一緒に私たちと
この闘いはきびしいだろう けれどあなたは行くだろう
この生き方はきびしいだろう けれどあなたは行くだろう
とても意味深な詩に、楽しそうな曲
ネルーダは、
チリの詩人で政治家でノーベル文学賞受賞者にして、反骨精神の持ち主
軍事政権下で、虫の息で車から引きづりおろされて死亡した
何とも壮絶な人物で、チリ国民に敬愛され続けている人。
映画は太って陽気なネルーダが自由気ままに暮らし
ハンサムで執拗な刑事に追いかけ回される話し
この映画のネルーダは殺されたピノチェト政権下ではなかったが
追われる事を楽しみ、刑事を引き寄せる声をあげる。
追われる自分を楽しみ、追う刑事をからかう。
結末はネルーダの終焉時ではなかったが
虫の息で引きずりおろされた事は悲劇ではなく
ネルーダは喜劇と捉えていただろう・・想像してしまった。
映画を見てから合唱曲「おいで一緒に」の意味合いが違って来た。
映画館はガラガラ、今月で終わりになりそうだ。
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